第5回
こんにちは、クリマールだよ。
「ウルトラマンネオス」の第1話「ネオス誕生」
みんなは見てくれた?

アクションがシンプルかつスピーディーで、
かっこよかったね!
・・・見てくれた、よね?
ボクが最初にこの「ネオス誕生」を見たときは、
何の予備知識もなかったから
まずHEARTの人たちがいきなり5人も出てきて、
誰が誰だかわかんなくなっちゃったよ。
みんなはどうだったかな。
今回は紹介編だから

怪獣出現→HEART出動→ピンチ→
ネオス登場→ネオスの勝利→おしまい

というとってもシンプルなお話になっていたね。
ボクみたいに誰が誰だか最初はわからなくても、
こういうシンプルなお話で各隊員それぞれの個性が描かれると、
自然とわかるようになるってわけ。
ただ、ちょ〜っとシンプルすぎて物足りない感じもしたけどね。
次回からは、もうちょっとひねったお話になるよ。
他の作品は1話から撮影をはじめるとは限らないんだけど、
「ネオス」の場合は1話から順に
放映順に撮影が行われたらしいんだ。
そんなわけで、今回みんなが見た各隊員は
まだ役に入りきってなくて、
特にカグラ隊員は力が入りすぎちゃって変な演技になっていたね。
まだ新人さんだし、大きな役も初めてみたいだし、
なにより
「ミラクルを超えた・・・そう、ウルトラマンとでも呼んで下さい!」
なんてセリフをアップで言うとき、
どんな表情と演技ならしっくりくるのか、
ボクにもよくわからないけどね。
演じていた高槻純さんも
メディアワークス社刊「電撃特撮通信Vol4」のインタビューで、
「(1・2話を見て)見ちゃいられない感じですね。(笑)」
「何もかもが初めての経験だったので、
 走り方とかが見てわかるくらいに決まってません。
 立ち方ひとつでもヘンに力が入ってたりとか。」
っていっていたよ。
でも、話数を重ねるごとに高槻さんの演技はよくなっていくから、
ちょっとの間だけ待っていてね。
ちなみに、「ミラクルマン」というのは
ウルトラセブンが姿を借りた勇気ある地球人・薩摩次郎が、
仲間から呼ばれているあだ名だよ。
アンバランスゾーンとならんで、伝統あるキーワードだね。
冬木透さんの音楽はどうだったかな?
ボクはHEARTが出動するときの、
ちょっと物悲しいメロディーからはいる
HEARTのテーマ(M12)が好きなんだ。
「ワンダバ」がメロディーに織り込まれているのも嬉しいよね。
サウンドトラックCDのライナーノートによると、
「(ワンダバコーラスには)練習時間が必要なんですよ。
 今回は練習する時間が取れないってわかってたから。」
というわけでメロディーだけなんだけど、
もし時間があればコーラスで
「ワンダバダバダバ」って入っていたかもしれないね。
ビデオ版といろいろ違うところがあったね。
まずは主題歌がはじまる前にナレーションが入らないこと、
そしてエンディングがないこと。
TVでは松本梨花さんの歌は聴けないんだね。

それにオープニングのナレーション、
あれがないのは寂しいなぁ。
ボクあれ大好きなのに〜。
あ、あと映画「ウルトラマンコスモス2」のCMやってたね!
スーパーGUTSのコウダ隊員が!
キャー♪
次回は「謎のダークマター」
ネオス誕生の秘密と
ダークマターの持つ力と謎の一部があかされるよ。
そして「ネオス」のシリーズを通してかかわってくる宇宙人、
”ザム星人”が初登場。(UFOはオープニングで出てたよね)
来週もおたのしみに。
それじゃあまたね!