今回は、6月3日に東京ビッグサイトにて行われた
ドールズパーティー5でのコンパクトドール関連の戦利品のご紹介です。
ボークス主催ということで、スーパードルフィー関連が
かなり目立っていました。
あの娘達は大きいですから、看板娘としても最適です。
それとともに、ちらほら扱われだしているのがタカラのコンパクトドールのドレスです。小さいもの特有の魅力といいますか、スーパードルフィーとはまた違った可愛らしさがあります。

これらは1/12の小さいサイズで、要するにドールハウスの規格サイズなんですね。
ドールハウスの起源は、アンティークと知られるものでは17世紀くらいらしいのですが、この1/12という規格は第一次世界大戦後のイギリスで、メアリー王女のために作られた巨大なドールハウスがもとになっているそうです。これはハウス(てか、マンションです(汗))の設計は建築家、家具は家具屋、刺繍は刺繍職人、絵は画家、ワインボトルはガラス職人と(そしてその中身は本物のワイン!)、当時の一級のあらゆる職人がそれぞれ分業して作ったものでした。分業なのでそのさいに大きさの規格が必要となり、1/12と決められたそうです。これは当時のイギリスではまだフィートとインチが使われていて、1フィートが12インチであることから、わかりやすい縮小単位として採用されたという説が有力だと思うのですが、面白い説ではあのガリバー旅行記に登場した小人の国が1/12だったので、それに合わせたってのもあるそうです。(子供向けでなく、オリジナルの小説には1/12の表記あり)

あと、ダイレクトな説では「このくらいの大きさが一番かわいいから」というのもあるそうで、これもなんか納得です。(笑)
ところで、今のドールハウスの歴史とは直接繋がらないんですが、紀元前のエジプトの遺跡からの出土品にも、ドールハウスがあるのだそうです。
これは当時の暮らしぶりをミニチュアで再現したと思われるもので、彩色された人形達が同スケールの家のなかで食料を調理したり牛などの世話をしたりしています。大英博物館だかどこだったかにあるそうです。見た人の話によると、博物館で作った、当時の暮らしぶりを”再現”したミニチュアだと思ったそうです。とても数千年前に作られたオリジナルの出土品とは思えないそうで。

しかも、同じ人が作ったと思われるミニチュアがほかの遺跡でもいくつか見つかっているそうで、そうなると、もうそのころからミニチュア造形作家という職業があったということになりますね。

あと、伝説では秦の始皇帝陵の地下に広大なミニチュアの都市が眠っているそうです。
水の流れを縮小して再現するために、水銀の川が流れているとかどうとか。
歴史にロマンありですね。




・・・さて、ここからが本題。(笑)

いらっしゃいませ〜〜♪
え〜、・・・いくらなんでも1着しか持ってません。合成でス。
これはおジャ魔女どれみ#の第26話「かなえちゃんのダイエット作戦」において、この日だけケーキ屋さんになったフラワーショップMAHO堂のシーンがモチーフです。制服のデザインはかなり違いますが、そこは融通を利かせてください。そもそも、当時まだももちゃんはいませんでした。(しかしあのシーン、ほとんど一瞬しかなくて悲しかったです。予告で見て、一週間前から楽しみにしてたのに〜(笑))
この中ではおんぷちゃんが一番似合ってますでしょうか。

そして、これ。→
ヘッドのみの販売で、ボディがコンパクちゃんです。 CLAMPの「ちょびっツ」の”ちぃ”さんですね。
売ってるのをみて可愛かったので購入しましたが、この時点では「ちょびっツ」がどんなマンガか知らなくて。
先日買って読んでみたんですが、そーかー、CLAMP先生はこんなエッチなのも書くんですね〜。コテコテの恋愛シミュレーションゲームみたいな設定やし・・・
そうと知らずに、これと一緒に扶桑社の教科書「新しい歴史」「新しい公民」を買いましたが、なんかすげー取り合わせでした。(笑)
さてのヘッドですが、小さいながらけっこうよくで来てると思います。かわいいですし、優しげな表情がよく出ていると思います。
問題はこのロングヘアでしょうか。ソフビではなく硬い素材でできているので、ポーズに制約が多く、とくに耳の前からたれている2本の細い髪のパーツが非常に邪魔です。
てか、ディスプレイするときに既に折れてます。(あう)
きちんと飾るとこのように存在感のある人形になるので、そのへんがちょっと惜しかったですね。

コンパクトドールが発売されてまだ半年もたっていませんが、ドレスはほかにもいくつもありましたし、それ以外にもこうしていろいろなものが出てきました。これからの展開が楽しみです。

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