仮面ライダーワールド2
後楽園プリズムホールで催された、
2002年夏の仮面ライダーワールド2のご紹介です。


マシントルネイダーと
                          (※展示物に手を触れないでください)

去年より、ここプリズムホールを「ウルトラマンフェスティバル」から
奪い取って開催されている「仮面ライダーワールド」です。

スーツや撮影用の道具の展示とアトラクションショーがおもな内容で、
ウルトラマンフェスティバルとだいたい同じような催し物です。
もっともスーツを着せたマネキンをただ並べている仮面ライダーワールドに比べて、
ウルフェスのほうがディオラマに凝ったり、
番組の名シーンを再現したりと、
もうちょっと展示方法を工夫してはいましたが。

しかしそれを補って余りあるのがヒーローである仮面ライダーの分身(龍騎除く)、
彼ら(タックル含む)の駆るスーパーバイク達の展示でしょう。
彼ら(タックル含む・龍騎除く)がバイクにまたがり疾走する姿は、
憧れの姿として私の胸に残っています。(龍騎・がんがんじい除く(笑))



ウルトラマンフェスティバルが放映中のウルトラマンをメインに持ってくるのに対して、
仮面ライダーワールドはどちからというと去年放映していたライダーに関するものが、
メインとはいわないまでも、割と多めに展示される傾向にあります。

これは、平成に入ってのウルトラマンが夏の映画や秋の新番組だからでしょう。
ウルトラマンフェスティバルが開催される夏のころには撮影がほぼ終了していて、
撮影に使われた小道具、ブロップ、特捜チームの車などの展示ができるのです。

それに対して仮面ライダーは2月スタートの番組であるため、
夏はまだ撮影の真っ最中で、しかも全体の半分しか放映されていない関係で
どうしても展示できるものが少くなってしまうというわけです。

今回の龍騎の展示は、上の龍騎・ナイト・ゾルダの
アトラクション用スーツの展示のみでした。
他の人たちは等身大パネルのみ。
う〜〜ん。
事情はわかりますが、もうちょっとなんかサービスを・・・


龍騎
ごく一部で「メダマン」とか呼ばれてます。(笑)
あびらうんけんそわか〜。
目と目の間が横のラインなので(○≡○)、
イマイチライダーっぽくないマスクです。
縦のライン(○II○)があるとよかったのに。
まあ龍騎の他のライダーのデザインを見てもわかるように、
故意に今までの仮面ライダーから外れたデザインにしているようですけど。


ナイト
ナイトっていうくらいだし中世の騎士のイメージでしょう。
ヒーローとしてのかっこよさは龍騎よりも濃い目に演出されています。
今気がついたんですが、彼の顔ってこうもりが翼を広げたデザインなんですね。


ゾルダ
マグナギガがいれば最強っぽいですが、いないと一番弱い気がします。
その気になればファイナルベントで他のライダーを倒せそうですが、
北岡先生はやる気あるんだかないんだか。

続いて「仮面ライダーアギト」コーナーです。
今年の龍騎と同様に、アギトは去年はアトラクション用スーツのみの展示でしたが、
今年はけっこう豪華でした。


G3−X・ガードチェイサー
91−27は番組で使用されたガードチェイサーと
同じナンバープレートですから、撮影に使われた実車でしょう。
ナンバープレート、バックミラー、ウインカー、ライトなどがきちんとついた
そのまま公道を走れるバイクです。
てか、タイヤがけっこう汚れてるんですけど、
まさかここまで走ってきました?(笑)


なんというか、ガードチェイサーのナンバー調べるのに、
ひさしぶりに何話かアギトを見たんですが、
龍騎と違ってライダーらしいライダーが出ていてホッとします。マジで。
アギトもギルスもG3−Xもアナザーも、素でかっこいいしね。
後の展開がわかった上でみると、アギトはとても面白いです。


マスィーントルネイダー
これって正面がかっこいいバイクなのに、ギルスがじゃまで撮れませんでした。
それにやっぱりお子様に一番人気があったのでなかなか近寄れず、
ゆえにこんなアングルばかりです。


こちらはまったくお子様が寄り付かない(笑)
アナザーアギトです。悠々と撮影。
子供に人気がないって言うのは本当だったんですね。
こんなにかっこいいのに!
私はといえばアギトの写真一枚も撮らなかったのに(おい)、
アナザーとG3−Xはやたらと撮影してました。


木野さんご尊顔。
ボディーカラーも、以前紹介したソフビよりもどぎつい感じ。
特に赤のラインがはっきりしてて迫力があります。


ソフビアナザー
やっぱり本物と見比べると見劣りするなぁ・・・。



G4
結局、劇場用に新ライダーを出すというのが重要だったのかなぁ。
こいつと今現在出現中のアンノウンが
ストーリー的にあまり絡んでなかったのが残念でした。
入ってる人も佐藤蛾次郎みたいでかっこ悪かったし。(←えらい言われようやな)
すまん、ガジさん。

お次はクウガです。
先回はビートゴウラムの豪華な展示がありましたが、今回はナシ。
あんなでかいもの、今はどこに置いてあるんでしょうね。
そういえばアギトのGトレーラーとかもどうなってるんでしょう。
あれ2台あるんだし。


仮面ラーダークウガ
ああ、やっぱり一番好きです、クウガ。
はっきりしたテーマと作品全体のカラーがマッチしてて、
なんとも強い優しさにあふれたお話でした。

それはともかく、このポーズってなんでしょう。
出来損ないな変身ポーズですが・・・。
マネキンでは間接に制限があって、
左腕の直角以上の曲げや、上を向けた右手首はできないのかな。


去年展示されていたトライチェイサーは
エンジンにSUZUKIエンブレムが入った展示用のレプリカでした。
これがその去年のトライチェイサー。



そして今年のは↓これだぁ!



・・・マフラーの回り込み方を見る限りGASGAS社のバイクなんですが、
劇中と違って前輪を支えるフロントフォークが、
劇中のトライチェイサーと違って倒立型なんですよね。
翌年の2001年モデルの同社EC250のフロントフォークがそうなので、
このトライチェイサーは撮影終了後にニューモデルを使って作られた
レプリカのようです。
もしかしたら撮影用のはもうボロボロで展示できないのかなぁ。

ちなみにこれがトライチェイサーの元となったバイク、
GASGAS PAMPEPAです。ページの一番下のね。


ビートチェイサー
こっちはもう、ばっちりてっちリ劇中と同じものです。
あんまり荒っぽい扱いされなかったからかなぁ、美品ですよ。



これがビートチェイサーのおなかに輝く
GASGAS社のエンブレムです。


去年は展示がなかったアルティメットタイプです。
実物を見ると素材の違いやパーツの繋がりがよくわかります。
なんか質感がとってもきれいでした。

アメイジングマイティはいまだ展示されてませんね。
来年に期待します。


4本角の戦士

口の形も他の普通のタイプとは全然違うんですね。
ところで実を言うと、昔から私にはアルティメットは5本角に見えるんですけど、
私はどこかおかしいんでしょうか。(笑)



歴代ライダーの展示です。
これは旧1号と旧サイクロン。
この展示も去年はなかったなぁ。
素晴らしいサービス精神でございます。


こちらは新1号2号とV3とライダーマン。
ハリケーンも去年は一瞬しか見えない演出の展示だったけど、
今年はこのように、もう見えすぎちゃって困るくらいです。


キングダーク様
江戸っ子の頑固おやじだけど聞き上手(見た感じのイメージ(笑))
「マジンガーZ」の後番組が「グレートマジンガー」だったってのはご存知かと思いますが、
実は当初は「グレートマジンガー」ではなく「ゴッドマジンガー」という名前の企画でした。
しかしある理由で「グレート」に変更に。
「仮面ライダーV3」と「マジンガーZ」は同時期に放映されていたんですが、
後番組の企画の発表は「仮面ライダーV3」のほうが早かったのです。
それは「仮面ライダーX」
敵組織の名前はガバメントオブダークネス、
通称「G.O.D」でした。

「ライダーの敵の名前は使えんわなぁ」ということで
「ゴッドマジンガー」から「グレートマジンガー」に変わったんだそうです。



後ろが寂しい新サイクロン。
去年は暗くてわかんなかったけど、どうやら去年もマフラーはなかったみたいです。
どこに落としてきたんでしょうか。

**追記**
なくていいんだね、新サイクロン後期Ver.にマフラーって。
今日オモチャを見て気がつきました。
でも、ないとやっぱり寂しいなぁ。


ショーケース内のアギト、クウガ関係の撮影用小道具の実物群。
GX−05なんかスイッチとかはげてボロボロ。
しかし大きくて迫力ある得物でした。
G3は全装備、G4もミサイルユニット「ギガント」もありました。
映画では一瞬しか写らなかったのに、奥まで細かくできてました。



劇場版仮面ライダー龍騎に新ライダー、
ファムたんとリュウガです。
ファムは加藤夏希が変身する以外の予備知識がないので
この黒い龍騎がナニモノか知りません。
っていうか、映画は初日の今日、見に行きます。

マジで最終回やるらしいです。
最初は「だったらテレビを楽しみたいし、見に行かないほうがいいかな」
って思ったんですが、東映のサイトには

ビデオでいずれ…ではなく、今、劇場で観て下さいね。
テレビもちゃんとその上での展開をしていきますので、
今、この「最終回」を観ていただくのが一番、
龍騎を楽しんでいただける方法です。


とか書いてあるし、
それに見ないでいても、
ネットをさまよってるうちにうっかりラストを知ってしまう
ってことも考えられます。ありそうです。
それって最悪ですよね。

というわけで、そんな目にあう前に見に行きます、龍騎。

すっ飛ばしましたが、当然アギト各フォーム、ギルス、クウガの各フォーム、
そのほか全ライダー(がんがんじい以外)の展示があります。
全部紹介したら見に行く楽しみがなくなっちゃうでしょ?
それにライダーワールドのもうひとつの売りである、
アトラクションショーも見逃せません。
私は見逃しましたが。(オイ)
仮面ライダーワールド2は2002年8月28日(水)まで開催です。

プリズムホールでボクと握手!(←お約束)

2002年8月17日 1:43:51
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