・・・数年前のある日

たまき:3年2組の・・・・ここだ。
    あっ、いた。
    あのぅ、先輩・・・
 先輩:ん?なに?
    ・・・ああ、
    お前、昨日の。



たまき:あっ、はいっ!
    1年の寺月たまきです。
    先輩。
    昨日はほんと〜うに、ありがとうございました。
    あの男の人たち、しつこくって困ってたんです。
    ちょうど先輩が通りかかってくださらなかったら、どうなっていたか・・・
 先輩:ははは。
    いいって、いいって。
    ま、何事も無くって良かったな。
    んじゃ、オレ部活あるから。
たまき:部活ですか?
    なにをやってらっしゃるんですか?
 先輩:バスケだけど?
たまき:バスケですか〜。すごいですね!
 先輩:・・・な、なにが?
たまき:いや、あの・・・・
    よかったら、その、部活が終わったあとにでも、
    わたしの入っている部に寄っていただけませんか?
    お料理クラブなんですけど・・・・。
    3階の調理実習室を借りてます。
 先輩:お料理クラブねぇ。
    んまぁ、いいけど。
    でもさ、部活が終わったあとだと遅くなるぜ?
たまき:かまいません!
    じゃあ待ってますから!
 先輩:わかったよ。
たまき:キャーーーー、やったーーーー!
  (ダダダダダダダダ・・・・)
 先輩:「きゃー」って・・・・
    つーか、脚速ェなぁ。
    あの子、なんで料理クラブになんか入ってんだ?


 先輩:あ、ま〜だいたのかよ。
    もう外暗いぜ。
たまき:よかったぁ、本当に来てくれたんですね。
    ありがとうございます。
 先輩:オレは約束は守るよ。
    用って、何?
たまき:まあまあ、そこに座ってください。
 先輩:ああ。
たまき:昨日助けていただいたお礼に、
    先輩のために、たまきが腕によりをかけてお料理を作ったんです。
    なので、食べていただけると嬉しいんですけど・・・・
 先輩:食べるって、カレーライスを?
たまき:えっ?
    まだなにも出してもいないのに、
    なんでお料理がカレーだってわかったんですか?
    もも、もしかして、
    たまきの心の声は先輩に筒抜けですか?
    ・・・やだ、どうしよぉ〜。
 先輩:そこの廊下まで、カレーの匂いが溢れてるって。
    誰だってわかるつーの。
たまき:そっ、そうですよねっ。
    あーよかった。



 先輩:ちょうど腹減ってたんだ。
    そのカレーもらうよ。
たまき:ありがとうございます!

以前、リーメント社の「和食処」という、
食品サンプルのミニチュアフィギュアを紹介しましたが、
今回はその新シリーズ、「ファミレス」のご紹介です。
今回のメニューは洋食を中心に、ファミリーレストランによくある食品サンプルを
ミニチュア化しています。
先回よりもより精巧に、また小物も多く、満足度の高いフィギュアが入っています。

ただ、前の「和食処」は箱の外から中身がわかったのに、
「ファミレス」は中がわからず、5種類ランダムになったので、
ダブり覚悟で余計に買わないとコンプできません。
くそう、知恵をつけましたな〜。


カレーライス

スプーン、お冷や、ルーを入れるやつ(名前わからん)付き
前シリーズに比べてご飯粒が細かく、色具合もリアルになりました。
まるきりドールサイズなので、使いまわし出来そうな小物の多さがうれしいです。
福神漬けがないのは、わずかにマイナスポイント。
たまき:せ〜んぱいっ!
 先輩:おぅ、寺月。
たまき:今日はクラブでオムライスを作る予定なんですよう。
    良かったらまた放課後、部室に寄ってくださいね。



 先輩:ああ、行くよ。
    ところでさぁ、ちょっと聞いたんだけど、
    お前、中学のときに陸上部に入ってて、
    中距離の部で県大会まで行ったんだって?
    すげぇじゃん。
    なんで高校に入って陸上やめたんだよ。
    別に怪我とかしたわけじゃないんだろ?
    もったいないぜ。
たまき:それは・・・・
 先輩:いや、じつはさ、
    オレと同じクラスに陸上部のやつがいて、
    そいつから頼まれちゃってさ。
    陸上部に入部するようにお前を説得してくれって。
たまき:・・・・・・・・・・・・困ったな。
 先輩:ああ、わりぃ。嫌ならいいんだ。
    何か事情があるんだろう。
    オレから断っておくよ。
たまき:・・・すみません。
 先輩:じゃあ、あとでな。


 先輩:ふェ〜、疲れた〜。
    てらつきぃ〜。練習、終わったぜ〜。
たまき:あっ、先輩。もう来ちゃったんですか?
    今から作りますから、ちょっと待っててくださいね。
 先輩:ああ、まだだったか。
たまき:もうすぐ出来ますよ。
    あとは卵でくるむだけですから。
 先輩:ああ、オムライスだもんな。
    へえ、どれどれ。
 (ジューーーー)
たまき:あ・・・あのぉ、先輩?
    そんな、見ていられるとちょっと・・・・
 先輩:見てたっていいじゃん。
    あのクルッて包むところ、おもしろいんだからさ。
たまき:ぁんん・・・・・・そ、そうですか?
 先輩:いいだろ?
たまき:こまったナ・・・・じゃあ行きますよう。
    ・・・ぅえいっ!
 先輩:うあちゃちゃちゃちゃちゃちゃっ!
たまき:うきゃーーーー!すみませ〜ん!
    火傷しましたか?
    いま塗れタオル持ってきます〜!
 先輩:いい!いい!大丈夫!
    ちょっと油が飛んだだけだから。
    あー、びっくりしたー。
たまき:すみません、先輩。
 先輩:それよりも、・・・あ〜あ。
    これじゃあオムライスじゃなくて、卵チャーハンだな。
    しかも皿じゃなくて床に盛り付けちゃって。
    ・・・どうしたんだよ。
    オムライス作るの、苦手だったのか?
たまき:・・・・・・・いつもは出来るんです。
    でも、わたし、
    人に見られてるとダメなんですよ。
    なんかもうドキドキしちゃって、体がうまく動かなくなるっていうか。
    うまくやらなくちゃって思うと余計に・・・・
    本当にすみません!
 先輩:・・・なるほど、あがり症ってわけか。
たまき:はいぃ〜。
 先輩:・・・え?
    じゃあ、中学の陸上の大会のときなんかはどうしたんだ?
    あれは観客がたくさんいる陸上競技場でやるだろ。
たまき:わたし、走るのはとっても好きで、
    今だって朝早く起きて何キロか走ってたりしてるんです。
    けど、陸上でもなんでも、
    運動部に入るとやっぱり大会で結果を出さないといけないじゃないですか。
    わたし、ああいう大きな大会とかは、あがっちゃってダメなんです。
    肝心なときに練習のときみたいないい記録が出せないし。
    中学のときも県大会優勝候補とか言われてたのに、
    いざとなったら満足に走れなくて、予選落ちで・・・・
 先輩:まあ、そういうことだってあるさ。
たまき:みんなの期待を裏切っちゃって、わたしつらくて・・・・。
    だからもう陸上部には入らないんです。
    あんな思いはしたくないから。
 先輩:そうだったのか。
    なるほどな。
    ・・・じゃあオレは、あっちでオムライスが出来るのを待ってるから。
たまき:えっ?
    でも落としちゃったし、また最初から作り直さないと・・・・
    時間がかかっちゃいますよ?
 先輩:約束しただろ、オレにオムライス食べさせてくれるって。
    いいさ、ゆっくり待ってるよ。
たまき:・・・はいっ!
    

たまき:すみません、お待たせしちゃって。
 先輩:おっ!
    やれば出来るんじゃん。
    これが寺月の実力ってやつだな。
たまき:そんな・・・。
    先輩に褒めてもらえると、とっても嬉しいです。
    あ、どうぞ冷めないうちにめしあがってくださいね。



 先輩:ところで、
    さっきの、陸上部の話だけどさ。
たまき:ですからそれは・・・・・・
 先輩:なあ・・・本当にそれでいいのか?
    さっき床に落ちたオムライス・・・いや、オムライスのなり損ないを思い出してみろよ。
    本当の力を見せないまま陸上界から消えたお前って、
    周りから、あの程度のものしか出来ない実力のやつって思われたままなんだぜ?
    本当はこんなにきれいでうまいオムライスが作れるってのにさ。
たまき:・・・・・・・・・
 先輩:このままだとさ、
    きっと、あとで後悔するんじゃないかなぁ。
    そうだろう、寺月。
たまき:・・・・・・・・・


オムライス

スプーン、フフォーク、サラダ(B)、スープ付き
ヤマザキの食パンを買って、
ためたポイントでもらえるような感じのお皿に盛り付けられています。
パセリ着脱式。
スープのボウルも、ソーサーと別パーツです。

たまき:だ〜れだっ!
 先輩:寺月だろ?
    お前な、目隠ししたってわかるって。
たまき:えへへ〜。



 先輩:寺月、聞いたぞ〜。
    陸上部に入って、いきなり800m走で2年生のエースを抜いたそうじゃないか。
    すげーじゃん。
たまき:あれは〜・・・、
    きっと、手加減してくれたんですよう。
 先輩:んなわけあるかって。
    これで今度の大会の代表メンバーに選ばれるのは確実だな。 
たまき:・・・そう、かもしれませんね。
 先輩:間違いないって。
    頑張れよ〜。
    こんどこそ、自分の実力をみんなに見せつけてこい。
たまき:・・・ところで先輩、
     今日のお昼って・・・
 先輩:ああ、土曜だしな。
    弁当持ってこなかったんで、売店でなにか買おうと思ってるけど。
たまき:そうなんですか?
    あの、うちのクラス、さっき調理実習でパスタ作ったんです。
    よかったら食べに来ませんか?
    作りすぎちゃって。
 先輩:マジ?
    もちろん行く行く。
    昼飯代浮いたぜ。

たまき:ミートソースとタラコがあるんですけど。
    それと、サラダもどうぞ。
 先輩:じゃあミートソースのほうをもらおうかな。
たまき:はい。
    わたしはタラコスパゲティをいただきますね。
 先輩:これって、フォークで巻き取って食べるんだろ?
    どうもこれうまく出来なくてな〜。(だらん)
たまき:欲張りすぎですよう。
    これくらいの量なら難しくないですよ。
 先輩:んん〜〜〜〜・・・・・(だらん)



たまき:先輩、こうですよ、こう。
    (くるくるくる)
    はい、ア〜ンしてください。
 先輩:バ、バカ、恥ずかしいことすんなよ。
    自分で食えるって。
    え〜と・・・(だらん)
    っかしいなぁ。
たまき:どうせわたしと二人っきりなんですから、
    食べ方なんか気にしないで・・・
 先輩:・・・それもそうだな。
    じゃあ(ずるずるずるずる〜)
    んん!んめぇ!
たまき:こっちのタラコもおいしいですよ。
    はい、あ〜〜ん。
 先輩:だから恥ずかしいことすんなつーの。
たまき:・・・恥ずかしくなんか、ないですよう。
    どうせ二人っきりなんですから。ね?
 先輩:ああ・・・・・
    あ〜〜〜〜、
    ・・・・・・・・うん。
たまき:うふふ、やった!
    はい、あ〜ん。



たらこスパゲティ+ミートスパゲティ

サラダ(A)、コーヒー入りカップ&ソーサー、スプーン付き
フォークがパスタを持ち上げているという、まさに食品サンプルという代物です。
はは〜ん、これがやりたかったんだな、リーメント?(笑)
上のたらこスパゲティはシークレットアイテムで、
カタログや箱絵には書かれていないものです。
たまき:先輩、今日は部活は?
 先輩:明日はバスケの大事な練習試合だから、
    今日は軽く調整程度で終わる予定だけど。
    そういや、陸上部もいよいよ明日は競技会だろ?
たまき:そうなんですよ。
    おかげで先輩の試合の応援にいけなくって残念です〜。
 先輩:余裕だなぁ。オレの心配してる場合じゃねぇだろ。
    自分の心配しろよ。
    寺月は1年生では唯一、こんどの代表に選ばれたんだろう?



たまき:明日のことなんかあまり考えたくないです。
    ・・・大会ヤダなぁ。
 先輩:はぁ?
    大丈夫なのかよ、それ。
    ・・・でお前、手になに持ってるの?
    なんかその袋、・・・匂うぞ。
たまき:え?
    ああ、これは餃子の具です。
    今日は陸上はお休みして、お料理クラブに出るつもりなんです。
    そうだ先輩。
    部活が早く終わるようなら、調理実習室に寄っていってください。
    久しぶりに先輩にご馳走しちゃいますよ。
 先輩:わかった。じゃあ1時間くらいで行くから。
たまき:待ってますね!

 先輩:いい匂いだな〜。急に腹がへってきた。
たまき:せんぱ〜い!
    ちょうどいいタイミングですよ。
    今ちょうど餃子が焼きあがったところです。
    おなかがすいてきたのなら、ラーメンも食べますか?
    あっちのチームはとんこつラーメンを作ってるんですよ。
 先輩:いいの?
    じゃあもらっちゃおうかな。
たまき:はい。
    ねぇねぇ、ラーメンちょっと分けて〜。
    うん、・・・これくらいでいいよ。
    さんきゅ〜。
    あい、先輩お待たせ。


 先輩:焼きたての餃子ってうまいな。
    ラーメンは・・・スープがちょっと辛いかな。
たまき:コンブやとんこつやカツオからだしを取った
    お料理クラブのオリジナルスープなんですけど、
    やっぱりラーメンのスープって難しいのかなぁ・・・。



 先輩:でもなかないかいけるよ。
    寺月は食べないのか?
たまき:ああ。
    ・・・はい。
    実は、ちょっと食欲がなくて。
 先輩:明日の大会が気になって、か?
たまき:練習では絶好調なんです。
    もうなんか1年のエースとか言われちゃって期待されちゃって。
    でも・・・・・・・
    あ〜あ、どうしよう。
    明日、全然走れなかったら・・・
 先輩:いいか、
    まわりの連中の期待とかはな、考えるな。
    つーか、何も考えるな。
    大事なのはお前が実力を出すこと、それだけ。
    まわりに期待されてようがなんだろうが、実力を出し切ってそれでも負けたんなら、
    もうそれはしょうがないじゃねぇか。
たまき:でも、大勢の人の前に立つと、心臓がドキドキしてきて、
    足がガクガクしてきて、
    それを抑えようと思うともっとガクガクしてきて・・・・
 先輩:誰だって最初はそうだよ。
    お前は中学のときにそこで逃げちまったから、
    いまもまだそのままなんだって。
たまき:・・・・・・・・・
 先輩:そうだ。
    いいか、寺月。
    そういうときに効くおまじないを教えてやるよ。
たまき:おまじない・・・ですか?
 先輩:いいか、心臓がドキドキしてきたらな、
    目を閉じて、自分が大好きな人を思いうかべる。
    そして、その人が後ろから力いっぱいギュッて抱きしめてくれてると思うんだ。
    その大好きな人は、お前の耳元に「オレがついてる。がんばれ」って囁いて、
    そして腕を解いてお前を解放してくれる。
    そういうイメージを思い浮かべると、心臓はドキドキしていても、
    体は軽くなって、力もみなぎってくるぞ。
たまき:・・・大好きな人が、後ろからぎゅっと・・・
    わかりました。やってみます。
    先輩、いつもありがとうございます。
    わたし・・・・・
 先輩:オレも明日はがんばるからさ、
    お前もがんばれよ。
たまき:はい。

 先輩:・・・寺月。
    お前が思い浮かべる人って・・・
たまき:えっ?
 先輩:・・・いや、何でもないよ。
    そうだ、餃子食う?
たまき:はいっ。
    いただきます。



とんこつラーメン

餃子、お冷や、割り箸付き
白濁したスープなので、麺は上の部分しか作らなくていいという、
合理的なチョイスです。・・・餃子うまそう。
たまき:せんぱ〜い!
    たまき、やりました!
 先輩:寺月、全国大会出場だってなぁ。
    お前すっげーよ、マジで。



たまき:先輩のおかげですよう!
    あのおまじない、とっても効きましたよ。
    自分の番が来て、トラックに向かう途中でもう
    観客席から「ワーーー」って歓声が聞こえてきて、
    足がガクガク、心臓バクバクだったんですけど、
    先輩が教えてくれた通りに、目を閉じて、
    あのおまじないをしたら急に体が熱くなって、何も怖くなくなっちゃって!
    心臓のドキドキも、なんだか気持ちいいくらいで・・・・
 先輩:よかったな。
    本当におめでとう。
    全国大会まであまり日がないんだろ。
    怪我しないように気をつけて練習しろよ。
たまき:はい。
    あの、それで、先輩にお礼の気持ちっていうか、
    つまんないものなんですけど、心をこめてお料理を、
    ハンバーグステーキを作ったんです。
    先輩に食べてもらえると、・・・嬉しいんですけど。
 先輩:気持ちは嬉しいけど、
    お前はお前の実力でいい記録を出したんだぞ。
    だからオレにお前が礼なんていう必要はないよ。
たまき:でもそれは先輩のおまじないのおかげです!
    それにあの時、おまじないの中で
    たまきを後ろから抱きしめてくれたのは・・・・
 先輩:・・・・・・・・・・・ 



 紅蘭:ははぁ〜ん。吊橋効果の応用やな。
    ドキドキの原因を危機感から恋愛感情に意識してすり替えるんや。
    そして、強く抱きしめられることをイメージさせて筋肉をあえて緊張させ、
    そののち解放のイメージで緊張を解き弛緩させる。
    好きな人に抱きしめられたあとやから、ドキドキしとってももう平気。
    かえって力が湧いてくるっちゅうわけで・・・・・

たまき:ハイハイ〜、解説しなくてもいいよ紅蘭君。
    んで、そのとき先輩に作ってあげたのが、
    こういうハンバーグステーキだったの。



 紅蘭:手ごねハンバーグって、手作り感があってええよな。
    肉汁が溢れてむっちゃうまそう・・・・
たまき:えへへ。先輩も喜んでくれたよ〜。
    はぁ〜あ。
    あの先輩、今なにやってるのかなぁ。
    元気かなぁ。
    先輩が卒業しちゃったら疎遠になっちゃって、
    もうそれきり会ってないんだぁ。
 紅蘭:その先輩ってどんな感じの人やったん?
たまき:曲がったことがキライで、凛々しくて、とってもかっこいい人だったよ。
    バスケやってるから背も高かったし。
    いい大学に入ったから、勉強も結構できたみたいだったよ。
 紅蘭:ふぅん。それはそれは。
    きっと、その先輩って学校中の女の子にモテてたやろなぁ。
たまき:うん、そうだったよ〜。
    モテモテさんだった。
    ファンクラブとかもあった!
 紅蘭:ファ、ファンクラブぅ?
    ・・・そらまたごっついなぁ。
たまき:すごいよねぇ〜〜。
 紅蘭:・・・・・・あれ?
    ちょっと待って?
    ちょ〜〜っと待って。
たまき:なあに?
 紅蘭:あんたって・・・、
    たしか女子高に行ってたんとちゃうかった?
たまき:へ?
    そうだけど?
 紅蘭:・・・ほな、
    その先輩って、オンナ?
たまき:なに言ってんの?紅蘭。
    女子高なんだもん、男の先輩がいるわけないでしょ?
 紅蘭:そらそうやけど・・・・。
    え〜、うっそぉ〜。
    イヤラしー。
たまき:いやらしくなんかないよ。
    先輩と後輩の、美しくて麗しいお話なの。
    ・・・いやらしいと思うアナタの心のほうが汚れているのではなくって?
紅蘭:んもう〜!
    キミとはやってられんわ〜〜〜!
たまき:ちょっと、遊んでないで早く食べてよ。
    冷めちゃうでしょ?
 紅蘭:あ、はい。
    すんません。


ハンバーグステーキ

ライス、ナイフ&フォーク付き
前シリーズのとんかつでは、トンカツのみでライスがついていませんでしたが、
今回はちゃんとライスが付き、定食のていをなしております。
こうでなくては。
ファミレス定番のメニューですね。



「ファミレス」の紹介は以上ですが、
それにしても、もっとあっさり紹介するつもりだったのに、
文章を書き始めたら、なんだかえらく長くなってしまいました。
合成も多かったし・・・・・
ネタはただの食品サンプルなのに、
マクロスプラスの更新並に大変だったですよぅ。(笑)

あ、一応書いておきますが、たま坊の髪の毛は伸びたり縮んだりしません。
非常に残念なことですけど。(笑)
高校時代に髪が短いのは合成時の処理です。

2002年11月28日 21:55:28

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