KONAMIのキャンディトイ(食玩) SFムービーセレクションシリーズ第4弾 キャプテンスカーレット 「謎の円盤UFO」はコナミが思った以上に売れまくったそうなので、 今回のキャプスカは出荷量が多めかもしれません。(笑) |
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キャプテンスカーレットは、1967年にイギリスで放映され、 1968年1月2日から日本でもTBS系で放映された、人形劇の形をとったSFドラマです。 製作はサンダーバードのジュリー・アンダーソン。 サンダーバードの後を受けた番組で、以前紹介した「謎の円盤UFO」よりも前に作られた番組です。 その謎の「円盤UFO」と同様に、私はこれも一度も見たことはないのですが、 その手の本は幼少のころよりよく読んでいたので、 キャプテンスカーレットのストーリーは知らずとも、メカだけは知っていました。 このキャプテンスカーレットはリアルでハードな内容のため、今現在の評価は高いものの、 放映当時はあまり人気のでなかった番組だそうです。 そのためか思い入れの深い人が少ないようで、 各メカのスペックを調べようと検索してあちこちのサイトをめぐったのですが、 なにで駆動しているか、武装の詳細は、といったデータはおろか、 メカの大きさといった基本データすらわかりませんでした。はわ〜。 |
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エンゼル機(ANGEL AIRCRAFT) エンジェル隊の紋章機・・・・じゃなくて、エンゼル隊が乗る戦闘機です。 スペック不明なのでわからんけど、たぶんジェット機。 サンダーバードのころと比べるとデザインがぐっとリアルになってます。 リアルとはいえ、これがデザインされたのは1967年より以前。 当時の未来的なデザインが今リアルに感じられるのは、 優れた科学考証とずば抜けたデザインセンスによるものといっていいでしょう。 |
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ダブったので3機編隊で撮影してみました。 本当はエンゼル隊は5人いて、エンゼル機も1番機から5機番機まであります。 (・・・って、これもギャラクシーエンジェルと同じなのね) エンゼル隊のメンバーは シンフォニー・エンジェル、コンチェルト・エンジェル、 ファンタジー・エンジェル、キャロル・エンジェル、サリー・エンジェルの5人です。 これは実は日本版の名前で、もともとは
今回、このSFセレクションでレアアイテムになっているのはコンチェルトさん人形です。 リアビュー |
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スペクトラムヘリコプター(SPECTRUM HELICOPTER) 兵員輸送ヘリです。機首に機関砲一門。 キャプテンスカーレットの所属するスペクトラム基地は、 クラウドベースといって空中に浮かんでいるので、 基地から出るのには航空機を使う必要があります。 ウルトラマンガイアのXIGのエリアルベースみたいですね。 |
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形状からいってジェットヘリでしょう。 というか、ん〜、当時はジェットヘリってあったのかな・・・ デザインからいって水上にも着陸できそうです。 でも足が長いので昇降がちょっと不便そうです。荷物も積みにくそうだし・・・。 MATジャイロを連想させるリアビュー。 もちろんこっちのほうが先にデザインされていますけど。 どうにも親近感がわくので、テイルローターはどうなってるんだろうとか あまり気になりません。(笑) |
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超音連絡機(SPECTRUM PASSENGER JET) 直訳すると「スペクトラムジェット旅客機」です。 大きく合成しちゃったけど、本当はもっと小さいのかも・・・・ |
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食玩のBOXによると、要人を空中護送するためのジェット機らしいです。 連絡機というからクラウドベースとの連絡に使う飛行機かと思ってたのに。 この飛行機のすごいところは翼が全部前を向いているところです。 機動性が高くて安定性がわるそうですが、乗り心地はいかがなものか。 コンピュータ制御なら大丈夫なのかな。 それはそうとこれ、筆ムラがけっこうでてるんですよ。シルバーの塗装の部分。 ってことは一個一個、全部手で塗ってるんだ〜。 ムラが気になる以前に、そっちに感心しちゃいましたよ。 |
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スペクトラム パトロールカー(SPECTRUM SALOON CAR) 直訳するとスペクトラムセダン車。 デザインはすごいですが、スペクトラム的には普通の車のようです。 ポインターのようなポジションでしょうか。 |
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どうっすかこれ、私的にはすごくかっこいいんですけど。 いや、フロントグラスを二分する窓枠は邪魔というより、 もはや視界をさえぎって危険だと思うんですが、 でもなんかこれがかっこいいです!これがないと寂しい!ないとイヤ! 鋭角的なデザインを強調するこの真ん中のラインがイイ! ここにフレームが通ってるとなると車体の剛性も高そう! それはそうと、ペネロープ号と違ってこれ、左ハンドルなのね。 |
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サイドビュー&リアビュー 前から見たところとガラッと印象の違う後ろ部分です。 シルエットはライトバンのような・・・ 前の座席だけで4人のりですから、意外と大きな車ですね。 BOXの説明によるとガスタービンエンジンで走るのだそうです。 で、この後ろに見える筒状のモノがたぶんそのガスタービンエンジンでしょう。 ガスタービンエンジンとは、要するにジェットエンジンのパワーを 車軸の回転に使う強力なエンジンのことです。 身近なところでは自衛隊の護衛艦などに使われてます。 |
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強力装甲車(MAXMUM SECURITY VEHICLE) 要人の護送用に使われる車両だそうです。 オリジナルの名前もそんな感じです。 もっとも「強力装甲車」のほうがかっこいい名前ですが。 |
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これはフロントビューです。こっちが前よ。 こうなると視界はほとんどないので、 おそらくカメラなどで外の様子を見ながら運転するのでしょう。 曲面を多用して無骨なのって、なんかいいなぁ。 モノトーンのカラーリングも渋くていいですね。 サイドビュー。左が前。 ところでBOXの説明、間違ってます。 追跡戦闘車(後述)と強力装甲車の写真が入れ替わってるんです。 つまり、この強力装甲車に追跡戦闘車のキャプションがついているという。 名前の印象が似ているから間違いやすいんでしょうけど・・・・ 痛恨のミスですな〜。 ついでに敵に名前が「ミステロン」じゃなくて「ミスロン」になってるし。 修正液みたいな名前の敵ですね。 |
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追跡戦闘車(SPECTRUM PURSUIT VEHICLE) スペクトラムの戦闘車両です。 前面にロケット砲を装備している、とBOXにあります。 強力装甲車の説明として、ですが。(笑) 例によって大きさがわかりません。 トラックみたいな大きな車両なのか、意外と小さいのか。 これのおもちゃで、偽装トラックの中からでてくるものもあるので、小さい車両なのかも。 でもこの時代のって、番組内容と関係ないおもちゃも多いですし。 これはサンダーバードのおもちゃとしても売られていた歴史もあるらしいし。(笑) |
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これはなんとも不思議なデザインです。 曲線の構成が美しいです。 なんかこう、他のどれとも似ていない兵器というか。 カテゴリー的には戦闘用の装甲車みたいなんですが、 そういう兵器とは根本的に違いますよね。 キャプテンスカーレットのなかでは、このメカが1番人気らしいです。 きっとデザインだけじゃなくて番組内での活躍もかっこいいのでしょう。 リアビュー お尻のキャタピラはがくんと下りてきて接地し、後ろから押してくれるようです。 |
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今回のキャプテンスカ−レットのメカですが、前回の「謎の円盤UFO」とくらべると、 塗装がちょっと雑な印象を受けました。 超音連絡機の筆ムラのは仕方がないとして、問題は他のモノです。 線の太さが一定でなかったり、はみ出してたり・・・。 それに今まであった汚し塗装がないのも残念な限りです。 もっともTVのキャプチャを見る限りでは、 もともとキャプテンスカーレットのメカはあんまり汚れてないみたいなので、 そういった意味では汚し塗装を入れないほうが再現性が高いといえるのかもしれませんが、 しかし、このシリーズの売りとして、またクオリティーの高さのシンボルとして、 やはり汚しは入れて欲しかった気がします。 もしかしたら塗装をする工場が変わったのかもしれません。 または、ただ単に私の買ったのがハズレだったのか・・・(笑) 人が乗っていないのもちょっと寂しいです。 スペクトラムパトロールカーとヘリコプターはシートまでは作ってあるのに人が乗っていません。 エンゼル機はコクピットも作られていません。 キャノピーの大きさは「謎の円盤UFO」のスカイ1と同じくらいなので、 やってできないことはないと思うのですが。 それと、スペクトラムのマーク(丸に黄色い矢印みたいなの)、 印刷じゃなくてシールなんですよ。 全部貼らなくちゃいけなくて、しかも小さいのでピンセットで一個一個。 面倒だしなによりシールでは恒久性が低いから、印刷にして欲しかったです。 なんかこう、全体的にコストダウンをはかられているようで、 そのあたりがちょっと不満だったかな〜。 (いや、良くできてても1個400円とかになられたら困るけど。(笑)) もっともいろいろ不満があったとしても、これ単体で見れば、 その完成度は他のほとんどの食玩の追従を許さないできなんですが、 それだけにワガママいいたくなっちゃうわけです。 フォローとかじゃなくて、マジで。 |