コナミ・SF Movie Selection PREMIUM PACK
・・・よくわかんないオチですみません。 それでは本題に入ろうかな。 今回は、サンダーバード、謎の円盤UFO、キャプテンスカーレット などを題材にした極上の食玩を送り出してきた KONAMIのSFビークルコレクションのプレミアムパックのご紹介です。 これは先日のワンダーフェスティバルで先行発売されたもので、 これが今市販されております。 ・・・市販されているとはいっても、秋葉原のプライズショップ以外で見かけたことないんですけどね。 デパートの食玩売り場やコンビニなどで販売されるための商品、のはずなんですけど。 コナミがどういう営業をしているのか、謎な食玩であります。 |
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スペース1999:レスキューイーグル サンダーバードのジェリー・アンダーソン制作のSFドラマ 「スペース1999」にでてきた量産型の宇宙船です。 この番組、地元の新潟では平日の深夜に放送されていました。 あれはスターウォーズブームの真っ只中でしたので、第2シーズンだったのかな。 ところでこのお話、月面基地ムーンベースアルファで突如大爆発がおこり、 月が地球の周回軌道を離れて宇宙のかなたに吹き飛ばされてしまうという、 けっこう無茶な始まり方をします。 月の大質量を、地球の重力圏から離すほどの爆発って・・・。 巨大な衛星、月を失った地球もバランスが崩れてただではすまないんじゃあ・・・ つーか、爆発で月はバラバラになるとおもうけど・・・・ どうなんでしょう。 本物はトラス構造、つまりパイプとパイプを組み合わせたような船体です。 フィギュアでの再現はさすがにムリだったようですが、 深いモールドでパイプの隙間をうまく表現しています。 後ろはごついノズルでしめられています。 この飾り気のなさ、実務一直線な感じが魅力の宇宙船ですね。 中央コンテナは着脱可能です。 これが隙間なくぴたりと格納され、たいしたでっぱりもないのに ちゃんとイーグル号に固定されるこのフィギュアの精密さには、 いつものことながら驚かされます。 |
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宇宙船XL−5:ファイヤーボールXL5号 宇宙空間の合成は「光の方向」「光の色」「照り返しの有無」など、 まったく全然考えずに適当に合成してもOKなのでめっちゃ楽です。 あまりに楽すぎなので、余力でキャノピーを光らせてみたり・・・ サンダーバード以前に作られた、ジェリー・アンダーソン製作の人形劇、 宇宙船XL5です。 それは宇宙をパトロールするXL5号の乗組員の物語です。 私、見てませんけど。 放送当時の1962年にはまだ生まれてないし。 なんか、11話から「谷啓の宇宙旅行」というタイトルに改題して、 谷啓のナレーションがはいるようになったらしいです。 「今日はどんな星に行くのかな?がちょ〜ん」とか言われてたんだろうか。不憫なり。 このレトロな外観、私は嫌いじゃないです。 フィギュアは、先端の円錐状の部分が着陸船になるという設定どおりに、 本体から着脱できます。 モノクロ作品だったらしいので、 当時見ていたかたは「XL5号はこんな色だったのか」と思うのかもしれません。 もっとも、おそらくあったであろう”プラモデルの箱絵”などで配色は知ってたかもしれませんけどね。 で、このデザイン、配色を見て私が思ったことはただひとつ ・・・るくしおん号? GAINAX「トップをねらえ!」の主人公ノリコの父親が艦長を勤める宇宙戦艦るくしおん号。 デザインはかなり違うのですが、円筒形のボディ、グレーを基調にオレンジと黄色のカラーリング、 先端のにあるキャノピーとその形状など、類似点が多いです。 おそらくこれが元ネタなんだと思います。 並べても違和感ないし。 |
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謎の円盤UFO:SID 3枚の高高度の航空写真をゆがめて重ねて、地球を表現してみました。 なかなか「軌道上から見た地球」て素材がないもので。 今回はこれが欲しかったんですよ。 子供のころ「SF怪獣と宇宙船」という本で初めて知ったやたらとかっこいい物体。 それがSID(Space Intruder Detectoer)でした。 いかにも実際にありそうで、機械として説得力があって、オリジナリティがあって、美しい。 これと要撃機インターセプターの存在が、 見たこともない番組「謎の円盤UFO」への興味をかきたてました。 SIDは無人の人工衛星で、UFOの進入の察知して「来たよ〜」と教えてくれる役です。 今見ると、先端の球状の部分はフェイズドアレイレーダーが収まっているみたいで 対UFO監視衛星という設定にさらに説得力が増すわけですが、 それはさすがに暴走した妄想の産物ですよね。(笑) ちなみに、一番上の墜落したSIDですが、これだと全長30mはありそうです。 ・・・デタラメですよ。 多分そんなに大きくないと思います。 いろいろ調べたんですが結局これの大きさがわからなかったので、 なんとなくフィーリングで合成してみました。 リアビュー。 このささってる棒はなんに使うんでしょう。 コナミの食玩で「サンダーバード」に続いて「謎の円盤UFO」のメカが フィギュア化されると聞いて喜んだのもつかの間、 このSIDがラインナップに入ってないというのには、正直ガッカリしました。 後にこういう展開で発売されるのが決まっていたからなのかどうなのか、 わかりませんが、なんにせよ手に入れることができて嬉しいです。 さて このプレミアムパックは「SID+XL5」または「SID+イーグル号」という組み合わせで、 箱の外観からは、XL5とイーグル号のどちらが入っているのかわからないようになっています。 とりあえず必ずSIDがダブる仕掛けです。 SIDがダブること自体は問題ないけど、 このどっちを買っても入っていますという「ラムネと同じ扱い」はなんか納得いきませんな。 SIDラーとして。(笑) |
2003年3月12日 0:09:12