明日のナージャ

4年間も続いた「おジャ魔女どれみ」の後を受け、
この2月から始まった新番組「明日のナージャ」のお人形が
BANDAIから発売されました!
ナージャは「おジャ魔女どれみ」と違い、商品化しやすいアイテムが番組内で少ないため、
きっとドールが出るに違いないと思って、ちょっと楽しみにしてたんですよ!
番組本編、結構萌えますし。


これがBANDAIナージャドールです!
ぐあっ!
・・・く、首の細いところが似てますね!
あと、設定どおりのプラチナブロンドが目を引きますね!
アニメでは普通のブロンドっぽいイエローだけど。
あと・・・・、あと・・・・、困ったな。
とりあえずこの普通のドールでも着られるドレスは貴重です。使いまわしができるからね・・・・

BANDAIのドールがそのキャラクターと似ても似つかないのはいつものことですが、
なんかセーラームーンのときよりのひどいですよこれ。
そもそも似せる気がないと聞きますが、
キャラクター商品でそれはやはり致命的だと思うんだけどなぁ。


よしわかった!
こうなったら私がナージャドールを作りましょう!

 目標

BADAIド−ルよりも似せる!



                 ・・・・・・ココロザシ低ぅ


まず最初に言っておきますが、ちょと失敗しました。
目が大きすぎました。
ナージャの目は印象的なのでつい大きめに書いちゃったんですが、実際は案外小さいんですね。
おまけに丸顔なボークスミニヘッドを使用したために実年齢よりちょっと幼くなってしまって
彼女、あごが尖がっている輪郭なので、
ボークスのノーマルヘッドかノアドのアニメヘッドを使ったほうがよかったかも。

と、事前にエクスキューズしたうえで、・・・そうですね、
もう一度上にスクロールして、BANDAIのナージャをご覧になった上で、
うちのナージャを見ていただけると、似ているように見えると思いますよぉ♪
そうだ、幼な顔だし、いっそ「ナージャ8歳」ということにしておきましょう。(笑)


ナージャ・アップルフィールド(8歳)

ボークスミニヘッド使用。削りやすいようにソフビが劣化してちょっと硬くなっているのを購入。
ヤスリ及びリューターであごを中心に削り、できるだけ細面にしています。
輪郭を整えたのちお湯パーマ。
目を描いて出来上がり。
ちなみに、パーマ中の時間を使って目を描く練習しました。
筆を握るのは半年ぶりですからね。



ボディーはボークスエクセレントミニ
ナージャさんは小麦ちゃんよりも貧乳なので、今回は男の子ボディを使用しました。(笑)
首を長く見せるため、ヘッドと首のあいだに輪ゴムをはさんでいます。
ボディはシームレスのエレガントコレクションミニを使いたかったんですが、
あれって割とムッチリ系のボディなので、細身のナージャにはあわないと思ってやめました。



でも、アニメのナージャに比べるとやっぱり太く見えますね。
ま、これはこれで!(笑)

ドレスはつくりはチャチですが、形はちゃんとしているので見栄えはいいです。
ただ、胸のペンダント兼指輪入れが、ただのハートの飾りなのはいただけません。
こういう細かいところをきちんとしておくとポイント高いんですけどね。


ナージャ(8歳)大地に立つ。
アップルフィールド孤児院近くにできたイギリス名物ミステリーサークルを眺めて。(嘘)

「明日のナージャ」、見ていると結構面白いんですが、何がやりたいんだかよくわからなくて、
こう、方向性のようなものが見えなくて困ってます。
ナージャには母親探しっていう目的はあるにはあるけど、それをベースに行動してはいなくて、
場当たり的に何かやっているお話ばかりだし。
目に付くテーマといえば、
「ナージャの出す怪しいフェロモンに引き寄せられてきた男(の子)達との交流」とか
「かわいい女の子はちやほやされて得だけど危険もいっぱい!」とか
「無口な女の子萌えってあるんだ〜(謎)」とか
いや、最後のは関係ないですが、ともかく「ナージャの男遍歴物語」的なお話にしか見えません。

たとえばここ最近のアニメだと、
ゲームからの影響か「いろんなタイプの女の子キャラを出しまくる」というのが多いのですが、
ナージャの場合は逆に「いろんなタイプの男キャラを出しまくる」という路線なのでしょうか。
・・・なんだかなぁ。

っていうか、男ばっかりじゃなくて、
もっといろんな女の子キャラを出してくださいよ!(笑)(でもちょっと本気)


ナージャ8歳外国のお店でお買い物。
ドイツ語が読めないイギリス育ちだけどフランスでは会話に困らないのよ♪

・・・そういえば黒バラさんの、「人間はみんな平等なんだ!」とかいうテーマめいたセリフがありましたね。
ナージャ本編でも結構丁寧に描かれていました。
白人社会は「上流階級」と「労働者階級」ではっきりと階層が分かれています。
子供が行く学校も、大人が読む新聞も行くバーも、上流階級と労働者階級では違います。
これは100年前に限らず今でもそうです。
最近ではイギリスの映画「リトルダンサー」なんか、この階級突破がテーマのひとつでしたね。
ナージャでもこれがテーマなのでしょうか。

しかし、100年前のイギリスはアジア・アフリカにある植民地(軍事力によって侵略した地域)の
経営で得たお金で潤っていたわけですし、人間が平等だというなら
まずこっちを何とかしないといけないと思ったりしますけど〜。
なんせ白人の植民地の原住民は「平等どうこう」以前に人間扱いされてなかったんだから。
黒バラ、アジア・アフリカに飛ぶのだ!

ナージャの物語が階級闘争のお話だったり植民地解放がテーマだったりしたら、
それはそれで面白いかもしれませんが、・・・日曜の朝からそれはないでしょうね。(笑)
とはいえ、子供向けアニメでああいう階級をしっかり描いているのはなかなか興味深いです。

余談になりますけど、
怪盗黒バラの話を聞いてケンノスケが日本のネズミ小僧を引き合いに出していましたが、
ネズミ小僧は実際にはいわれているような義賊ではなく、
貧乏人に盗んだお金を与えたりはしない普通の盗賊だったそうですね。



ここ数話を見ていて思ったことですが、
どんなテーマがあるにしても、ナージャのお話がたどる軌跡は「古き良きロマンチック」、
ぶっちゃけ、「お約束の展開」のようです。
今後の、全体を通したお話のなかで中盤くらいに大きな急展開がひとつふたつあるでしょうが、
(キャンディ・キャンディでいえばアンソニーの落馬、みたいな)
しかし1話2話といった細かいお話のスパンのなかでは、そのあとの展開が簡単に予想できるような、
ストレスの少ない安心して見ていられるパターンが続くと思います。
それはたしかに見ていて心地よいことはよいのですが、そこに物足りなさを感じてしまうのも事実です。
明日のナージャの明日に期待したいと思います。

今後出てくるであろう、
「星の瞳のナイト」や「薔薇の蕾ちゃん」を超える、ギャグ寸前の恥ずかしいニックネームにも期待です。(笑)


さらに余談ですが。
戦争、はじまっちゃいましたね。
もっとも戦争とはいっても、国連決議を受けて正式に手続きを受けていない攻撃だからか、
いまのところ「○○○戦争」という名称がメディアに出ていないわけなのですけど・・・。

今回アメリカが攻撃を急いだのは国連の査察が外見上で一定の成果を上げ始めてしまい、
このままでは打倒フセインの目的が果たせないと判断したからだと思います。
そしてアメリカの目的はフセインを倒して親米政権をイラクに築くことだとすれば、
一般市民への被害は最小限にとどめるべく作戦を組み立てているはずです。
そうすることで国際世論をバックにつけたいというもありますしね。
実際、先回のアフガニスタンでの対タリバン戦ではこれが一定の成果を上げましたから。
私は攻撃反対でしたが、始まっちゃった以上はアメリカが圧倒的な”戦闘力”差(戦力差ではなく)で、
必要外の被害を出すことなく制圧できるよう、消極的に応援したいと思います。
隣国北朝鮮のこともありますしね。

あと、不謹慎を承知でいいますが、
今回はアメリカ軍の攻撃のもようがメディアにかなり露出しているので、兵器の映像が興味深いです。
アメリカは、これも情報戦の一環なんでしょうけれど、相当数の報道陣を引き連れて戦争をしているんですね。
それも含めて、これはいつものことですが双方が国際世論を味方につけようとして、
まったくのウソ、真実をゆがめたもの(写真は事実でもその説明が嘘とか)、いろいろな情報を出してきます。
もう相当出ているかもしれません。
今、リアルタイムで報道されている全ての事柄全てにちりばめられている嘘、
これをどう見抜くか、という勉強をする機会でもあります。

2003年3月21日 9:16:06

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