KILL

今回は現在(2003/11/30)絶賛上映中のクエンティン・タランティーノ監督作品
「KILLBILL vol.1」ネタです。たま坊は宇宙に行っているのでお休み!
こちらが「KILLBILL」オフィシャルサイト
JavaとFlashオンリーで重くて音もウザいけど、ムービーがとっても充実しております。困ったもんです。

私はこの「KILLBILL」、出演しているある女優さん目当てで初日に見に行きました。
映画自体にはまったく期待もせず。
だいたい、プロモにコメディアンを起用したり(しかもダンディ板野)、
宣伝で「世界騒然!映画革命!」なんていっている映画は大抵、これというウリのない詰まらんものです。

実際、劇場に入ってみたら客席はガラガラで、「この映画大丈夫かよ・・・」と、
(映画自体ではなく目当ての女優さんのキャリアが)心配になりましたが、
そんな状況と私の予想に反して「KILLBILL」は非常に面白い映画でした。
また宣伝コピーに内容がないのもうなずけました。
「革命」はちょっと大げさな感じですが、でもこの映画はそうとしか言いようがない気がしました。

そしてふたを開けてみれば「KILLBILL」はきっちりその週の興行収益トップを取っていましたし、
その翌週公開の「マトリックス・レボ」に並んで今も好成績をあげております。
というわけで「大丈夫かよ・・・」と心配なのは映画じゃなくて、私の行った「劇場」のほうですね。
ヒット作なのに客が入ってないんじゃん!
でも好きよ!ヴァージンシネマズ♪



映画の内容や批評については、「KILLBILL 子連れ狼 梶芽衣子」なんかで検索して
そこを読んでいただくとして、(これでけっこう引っかかるんだから驚きですな(笑))
ここでは先日のドールショウで購入した服やらなんやらをご紹介しましょう。

ザ・ブライド

復讐に燃えるこの映画の主人公。「パルプフィクション」のユマ・サーマンが演じます。
日本刀で敵をばったばったと切り倒し、血しぶきとともに切られた手足も飛び散る、
スプラッタ映画もかくやというような阿鼻叫喚のバトルシーンはすさまじいです。「ブレインデッド」みたい。
でもこれが不思議と残虐感はあまりなくかえって爽快なのです。
15R指定になったのは妥当だと思いますが。


ブライドはこのコスチュームで最初の復讐の相手
「オーレン石井」のもとに殴りこみます。
もろにブルース・リーの「死亡遊戯」
へのオマージュな服ですね。

この服はドールショウにて、
「つるまる」というディーラーさんから購入しました。
クールガール専用です。
ファスナーがでかいのが玉に傷ですが、
アクションさせやすくて、なかなかいい感じ。
何よりステキなのは、このスニーカーです。

クールガールは、足パーツに靴底パーツを
ねじ止めして靴を固定します。
後期のものでは、靴下のようにブーツの
革の部分を足に履かせて、それに靴底をつけて
ブーツになるものもあります。

この黄色いスニーカーもそれと同じ仕組みで、
スニーカーの外側とキャストで抜いた靴パーツ
&靴底パーツがドレスに付属していて、
これを組むことでスニーカーが出来上がります。

コスプレなドレスでの悩みのタネのひとつは
「元ネタどおりの靴がない!」ということですが、
これはそこを見事にクリアした例だと思います。




ザ・ブライドは千葉真一演ずる「服部半蔵」が鍛えた
日本刀を武器にします。
映画では、「服部半蔵」千葉真一と「がま八」大葉健二の
ぬるいプチコントも見られます。

ドールショウで、シンプルでそれっぽい日本刀を
購入してきました。ちゃんと鞘つきで、金属製で重いです。
構えが変なのはわかってますが、クールガールの関節の制限上
どうしてもこんな感じに・・・。




背景は我が故郷新潟の由緒正しい神社、「弥彦神社」です。ここかなり古いらしいですぞ。

神社に刀なぞ持ち込んでバチがあたらないかと思われるかもしれませんが、
平安の昔から武士は刀や鎧を神社に奉納したものでして、むしろそのつながりは深かったりします。
大きな神社にはたいてい宝物殿があって、各種文化財とともにそういった刀や鎧も展示されています。
この弥彦神社の宝物殿にも刀や鎧が多数展示されていますが、ここにあるのはただの刀じゃありません。
そん所そこらの神社、いや家康公を祭る日光東照宮の宝物殿にもないようなファイナルソードが存在します。
写真で見るとたいしたことないですが、
実物は、その前に立った瞬間視界に収まらないほどの長さですよん。


平和利用。
中身のクールガールは「黒のライダースーツのお姉さん」を使用。ちょっと肌が浅黒いです。
本当は肌の白い「アストロノーツ」がよかったのですが、彼女は髪の毛が茶髪のボブで、
ユマ・サーマンぽくないのでやめました。


以上、「KILLBILL」特集でした。
ごめん、なんか短くて!


・・・・ところで、「KILBILL」を見に行った理由はある女優さん目当てだった、と最初に書きましたが、
それは誰かと申しますと、このユマ・サーマンではなく、ダリル・ハンナでもなく(かっこよくて惚れましたが)
ルーシー・リューでもなく(チャーリーズエンジェル内では一番好きですが)・・・
次回はその女優さんネタでまいります。
本当は今回一緒に紹介しようと思っていたけど、文章を書く時間がなくなってしまいました。つまり今回は予定の半分なわけで、どおりで短いわけだね!(おい)


エイリアン達に狙われているたま坊の更新はさらにそのあとで〜。

2003年11月30日 22:05:31
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