GOGO! そにょ2
◆ 栗山千明 ◆
先日「KILLBILL」という映画を見てきました。お目当ては女優の栗山千明さんです。
彼女のこの映画での役名は、「ゴーゴー夕張」というなんだかすごい名前です。
予備知識なしで見に行ったので、ポスターをみてビックリしました。

このゴーゴー夕張はどういう役かといいますと、”ザ・ブライド”と名乗る悪の殺し屋から、
大好きなご主人様”オーレン石井”を守るために命をかけて戦う正義のヒロインの役です。
しかし暗黒面のフォースを操るザ・ブライドは強い。
最初にザ・ブライドに立ち向かったクレイジー88の戦士たちはなすすべもなく切り伏せられてしまいます。
返り血を浴びて不敵に笑うザ・ブライド。
「この敵は私でなければ倒せない!見ていてください、ご主人様!」
クレイジー88の戦士を下がらせたゴーゴー夕張は、ザ・ブライドに正々堂々と一対一の戦いを挑みます。
とてもゴーゴー夕張にはかなわないと思ったザ・ブライドは、一転、ゴーゴー夕張を自分の仲間にしようとします。
その誘いをきっぱり断るゴーゴー夕張。愛するご主人様を裏切れるわけがありません。
かくして、ザ・ブライド対ゴーゴー夕張の決戦の火蓋が切られたのでした。
敵は卑怯な手を使うぞ!気を付けろ!がんばれゴーゴー夕張!

(この文章は一部・・・いえ、大部分が執筆者独自の解釈によって書かれています。
  つーか先回と違うこと書いてます。鵜呑みにしないでください)


というわけで、作ってみましたGOGOドール。
アゾンのOBITSUヘッドを使用しました。

栗山千明に似たかというと・・・う〜ん、
角度によってはそれっぽく?見えることもあります。
アニメ顔はいくつか手がけてきましたが、
こういったリアル系顔のドールは初めてなので、
どうも勝手がわかりませんでした。
彼女の輪郭はけっこう個性的なので、
既存のドールヘッドでは再現しきれないのです。
これでも相当削りました。
アニメ顔にディフォルメすればよかったやも・・・。

いやいや、大事なのは雰囲気ですよ。




眼球にあたるところはリューターで削り、まぶたよりも窪ませて立体感を出しています。
また、薄いほほ、丸いあごを再現するために各部を丁寧にヤスリがけしました。
正面から見るとまだまだホッペがぷくぷくしていますが、ヘッドが肉薄なのでこれ以上は削れそうにありません。


必殺の武器「GOGOボール」を持つゴーゴー夕張
(劇中の武器とはデザインが多少違います)


ブレザー・ブラウス・リボン・スカートなどの制服は全てアゾン製。
ハイソックスとスニーカーは持っていたものを使用しました。
ボディはOBITSUボディの微乳タイプ。ヘッドもOBITSUヘッドなので、ほぼアゾン系です。
そうだ!これならアゾンで商品化できそうですよ?
オリジナルドール「CHIAKI」として、所属事務所に無許可で・・・ゲフンゲフン
なんでもないです。いろんな意味でやばいネタですな。



ゴーゴー夕張は刀も扱いますが、やはり印象的なのは対ザ・ブライド戦に用いた
鎖つきの鉄球「GOGOボール」でしょう。・・・もう、まんまガンダムハンマーです。
そんなわけで、このためだけにMSインアクションのガンダム買ってきました。
付属のガンダムハンマーは、ご覧の通り金属製のチェーンを使用したグレイトな得物です。
大きさも手ごろでなかなか良い感じ。



なんか同じアングルですが〜。(汗)
合成して並べるまで気がつきませんでした。
このGOGO人形は目周りに立体感があるので、撮影するアングルによってけっこう表情が変わります。
なので逆に、好みの表情を撮影しようとするとアングルが同じになってしまうのですよ。

栗山千明は独特の雰囲気をもった稀有な女優さんだからか、映画やドラマでは普通の女の子の役ではなく、
独特な役を振られることが多いです。本作の殺し屋とか、幽霊とか、あまり普通でない女子中学生とか。
結果、出演作品ではあまり笑顔を見られない女優さんなのですが、
そんななかでNHKドラマ愛の詩で放送された「6番目の小夜子」での彼女は普通の女の子でした。
このドラマでの栗山千明は笑い、泣き、驚き、喜び、いろんな表情を見せてくれます。
以前から彼女の名前は知っていたのですが、このドラマを見て私はいっぺんにファンになってしまいました。
ビックリしたときの顔が可愛いんですよう。


大好きなご主人様を守るため、今日もゴーゴー夕張はがんばります!

使用したドールの大きさは同じくらいなのですが、ユマ・サーマンと栗山千明の身長差を考慮して
GOGO人形を小さめに合成してみました。
・・・なんか、いたいけですなぁ。

2003年12月1日 23:35:51
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