仮面ライダー龍騎OPに登場する、思わせぶりな目伏せの人物達。 それは若者だったり、おじさんだったり、女性だったり、子供だったりしました。 これらの人たちがいずれライダーとして登場するのか、今後のドラマの展開を暗示している映像なのかと、 はじめのころはワクワクして見ていましたが、実は見事なハッタリで、 みんな無関係な人たちでした。(笑) TOPの画像はそれをパクったもの。 上の大きいほうのは、たま坊の目伏せを取って、かわりに 肖像権とプライバシーに配慮して、背景の方々に目伏せしたものです。 …これドルパの行列だし〜。 ちなみにこれは2001年、ドルパがはじめてビッグサイトにきたときの早朝の行列です。 このころはまだ転売屋とかもあまりいなくて、ドルパもまったりしたものでした。 |
私が全ライダーOPで一番好きなのが龍騎のOPです。(歌単体だとRXかなぁ) 歌(Alive A life)と、松本梨香の声と、短いカット割りでつなぎ合わせた映像のマッチングがたまりません。 あのハッタリも、あざとくないレベルなので逆にけっこう好きだったり。 ということで、今回は、いまさらですが、バンダイのS.I.C.シリーズ「仮面ライダー龍騎」です。 「有機的でリアルなキカイダー」から始まったこのシリーズも、はや第23段。 私はこの「有機的」というのがいまいち趣味に合わず、S.I.C.は店頭で眺めこそすれ 買うことはありませんでした。 しかし今回、この龍騎はその有機的な部分が抑え目になり、アレンジもかっこいいので、 買ってもよいかなと思っていたのです。 でもまぁ、実際に買うかどうかは店頭で実物を見て決めようと思っていたのですが、なんかすごい人気で、 たちまち売り切れてしまい、店頭にこれが並んでいるのを、私が見ることはありませんでした。 あー、出遅れたよ。 ちゅうわけで、今回のこのS.I.C.龍騎はネット通販で、その手のことに詳しい友に手に入れてもらったもの。 ありがとう心の友よ。その友によると、なんでも、ネット上でこの龍騎はだぶつき気味で、 ヤフオクでも定価以下でしか落札されないとか。 試しに今見てきたところ、S.I.C.龍騎とビッグサイズソフビ龍騎のセットが、ラストで競り合うこともなく、 さくっと3300円で落札されていました。定価だとトータルで5000円くらいが妥当なアイテムですけどね… 店頭では即売り切れしたのにネット上ではだぶついているこの状況は、アレですよ、 お店で大量に買いしめ、ネットで安く売ってくれる、天使のようなバイヤーさんが多数いるってことですよ。 「世の中、金」というこのご時世なのに、なんて無欲な人たちなんでしょう。 世のため人のためメーカーのため、私財をなげうつなんてなかなかできることではありません。 おかげで店頭では品薄になって買えなかった人もたくさんいたと思いますが、でも、 天使のバイヤーさん、あなた達の行為は立派です。ありがとう。 皆さんのことを敬意をこめて、天バイヤーとでも呼びましょうか。 次のS.I.C.「ナイト&王蛇」も買い占めて、思う存分在庫抱えちゃってくださいネ。 |
それにしてもなんてカッコイイ龍騎。 引き締まったプロポーションが全体をかっこよく見せているのはわかるのですが、 TVオリジナルの龍騎とさして違わないはずの顔まで、これはかっこいいです。 龍騎ってこんなにかっこよかったっけ?とオリジナルの龍騎を見てみたら、 やっぱりかっこよくなかった!<身も蓋もない意見 具は同じでも、アレンジ次第でこれだけ変わるんですね。 オリジナル、目玉の出っ張りがないだけでも印象が違ったろうになぁ。 |
ファイナルベントの、溜め。 契約モンスターのドラグレッダーが擦り寄ってきます。 ミラーワールド内ということで、背景は一応、左右反転した鏡像にしています。 文字や看板がないのであんまり意味ないですけど。 ファイナルベント:ドラゴンライダーキック ドラグレッダーの吐き出す爆炎とともに、敵に突っ込むキックです。 ライダー最強技ですが、結局他のライダーには使われることはなかったです。 |
龍騎サバイブ 神崎士郎がくれたサバイブのカードで2段変身した姿。 ファイズもそうだったけど、最近のライダーはテコ入れのしかたが露骨です。 ひじから先とひざから先と頭部の半分を別パーツに変え、アーマーも全部取り変える、 つまりほとんど取り替えてしまう、差し替え変形のような換装方法で、 龍騎から龍騎サバイブになります。 これなら1000円増しで換装ナシの2体セットでもよかったのに。 いや、やはり二態に換装できることに、オモチャとしての意義があるのだろうか。 龍騎サバイブはTVオリジナルはなかりかっこ悪い(個人的には最低の)デザインですが、 龍騎同様こちらもS.I.C.になると、「何で?」ってくらいにかっこいです。 もはや感動的ですらあります。 で、思ったんですが、S.I.C.龍騎がここまで評判がいいのは、なによりもまず オリジナルとのすさまじい格差、 つまり「あの龍騎がここまでカッコイイ」ということに尽きるのではないでしょうか。 龍騎がもともとかっこよかったらこうまで話題にもならず、 またこのS.I.C.龍騎を手に取ったときの感動もずっと少なかったのではないかと。(笑) もっともこのS.I.C.龍騎、ただかっこいいだけじゃありませんのよ。 中の人、可動素体の出来のステキさも、このS.I.C.龍騎を語る上ではずすことは出来ないポイントです。 オモチャとしても、フィギュアとしても、素晴らしすぎるのです。 …まぁ、そのことは後ほど。 |
ドラグランザーツヴァイを構えてみる ん〜、龍騎サバイブってこれといって印象的な決めポーズが思いつかず、 なんだか合成画像を作るのにすごく悩んだりしました。 これは意味もなくマッドマックス風。 相対するライダーや、バイクモードのドラグランザーなどがあれば、 龍騎サバイブでの画像の作りようも違ってくるんですけど、今はなんかつっ立ってるだけしか。 こいつは、ただ立ってるだけでも絵になるかっこよさなので助かります。 S.I.C.ではキカイダーやハカイダー、ライダー1号などで、 あとでバイク付きのモデルが発売されたりしましたけど、龍騎はどうなんでしょうね。 バイクモードのドラグランザーなんか、非常にS.I.C.向きのアイテムっぽい気がします。 …出してくれないかなぁ。 |
さて、さきほどチョット触れた可動について。 いじってみるとすぐわかるのですが、このS.I.C.龍騎、 ぱっと見以上に自由度の高い素体を使っています。 これは通常の関節に加え、 一軸可動、ボールジョイントが効果的に 取り入れられているからで、 ボークスのネオGAYレベルかそれ以上に、 あらゆるポーズに対応している素体になっています。 また通常のアクションフィギュアとは違う、 内骨格的な関節の配置によって、 今までありそうでなかった関節の細かいひねりや 曲げをも、ポーズに取り入れられるようになっています。 それは特に下半身に著しく、 ただ立たせるだけでも、いろいろな表情を 表現することが可能です。 それは、ただ可動範囲が広いということ以上に、 それで遊ぶことでポーズを「発見」するという 楽しさにもつながっているのです。 ほら、 楽しい〜〜〜っ!! まだ立っています。 脚を開き、ひざを曲げ、足の一軸可動を最大限に活用すると、 ここまで反り返ってもバランスを崩さずに立つことが可能です。楽しいネ! このままヒザと背中がつくくらいまで低くすることもできます。 写真だと寝ているようにしか見えないので、ここで止めてますけど。 |
ジョジョ立ち 某所で盛り上がってる「ジョジョ立ち」です。 手の表情と上半身のポージングがいまいちなので、 これを「ジョジョ立ち」といわれてもピンとこないかもしれませんけど、 腰のくねりと、ヒザや足首のひねりは、かなり再現性が高いかと思います。 実は、わたしがこのS.I.C.をいじって最初に思ったのが、 ”とれるポーズがジョジョっぽい”ということでした。 見ればこの龍騎の、厚い胸板とがっしりした肩と平たいお尻も、荒木飛呂彦テイストです。 そして、アーマーをはずして素体があらわになったとき、 わたしは思いました。 なんかこれ、…スタンドみたい。 |
とりあえずテレンス・T・ダービーのスタンド・アトゥムということで。 ボディカラーが緑なら、ハイエロファント・グリーンにも見えそうです。 う〜ん、まさにスタンド。 …え、強引ですか? スタンドに見えない? ピンキーのほうが気になる? うん、可愛いですよね、ピンキー。<結論? |