予約してはや3ヶ月、 通常版DVDが発売されて1ヶ月。 やっと出ましたのイノセンス コレクターズBOXです。 箱、でかいです。 ビデオデッキとかミニコンポが入っているかのような 容積と重量。持って歩いているうちにだんだん腕がしんどくなってくる重さです。会社帰りにお店で受け取ろうと思っている方は、一応覚悟しておいた方が良いでしょう。 お店に無理をいって、外箱のダンボールごと、紐をかけてもらったほうが良いかも。 上の画像の箱をあけると、キムさんちの窓に書いてあった模様が印刷された、メタリックな中箱が入っています。 メタルな箱をあけると、さらに中から箱が。 箱は2つ重なっていて、「警」と書かれた上の箱に本編DVD1枚、特典DVD3枚、本2冊、が入っています。 ということは、「ラクラクライライ」と書かれた下の箱をあけると、いよいよメインの特典であるガイノイドフィギュアが入っているわけですね。 残念!まだ箱があった。 この中の箱を上に引き出して、開くとさらに中に発泡スチロールの箱があり、それをあけると、やっと… このようにガイノイドフィギュアがお目見えするのでした。これはなんか凝りすぎとも思えるほどの、対衝撃用マトリューシカ梱包です。 ボークスのスーパードルフィーはあれ1体でこのDVDBOXくらいの値段しますけど、もっと簡易な梱包ですんでいますが〜。 まぁ、この間のスターウォーズBOXみたいなペコペコのチープな箱に入っているよりは、こっちのほうがずっと良いですけど。 |
ということで、ズラやら襦袢やらつけてフル装備のロクスソルス社製ガイノイド、type2052ハダリさんのフィギュアです。 ”ガイノイド”とは女性型自動人形のこと。 ガイなんてつくから、なんかアニキっぽい印象を受けますけどそうではありません。このガイノ(gyno)は”雌”という意味です。対する”アンドロイド”のアンドロ(andro)とは、もともと”雄”を示す言葉なので、アンドロイドというのは本来は男性型の自動人形をさす言葉なんだそうです。 さてこのフィギュアですが、大きさは40センチとミニSDくらい。一般的な例えだと、ロボットマンよりちょっと大きいくらい、というところです。 スーパードルフィーとは違いポリストーン製でしかも肉厚なので、けっこう重く、持つとズシリと感じます。 表面は全塗装で、関節の内側にはパーツ同士がこすれあわないように、ビロードのような布がきれいに貼り付けてあります。 ある程度は関節が可動しますが、球体関節人形なので、ポーズを固定することはできません。また、腿の付け根の穴がルーズホールではなく、ただの丸い穴なので足が前に出ず、椅子などに座ることもできません。これはガリガリ削って穴を広げれば何とかなるかな。 一部関節を除いて、スーパードルフィーに比べると可動範囲は狭くできています。 顔は人形師・吉田良氏の人形を一般向けにした感じ。眉毛もまつげもないので、 ブキミに見えるかもしれませんが、よく見ると整った美少女顔です。 メイクしてあげればかわいくなるかも。 でもこのノーメイクで無表情なのも慣れてくるとけっこう魅力的ですし。どうしようかな。 ということで、デジタル的にメイクしてみました。 …どうなんだこれ。 なんかフツーにケバくなっちゃってつまんない。 やっぱり、ノーメイクの方が独特の雰囲気があって良いように思えます。 ていうか、こうして見るとこのフィギュア左目が大き…いや、気がつかないフリ気がつかないフリ。 |
スーパードルフィー用のジャケットを着せてみました。 メイド服みたいなのはブカブカですが、こういうタイトな服はかなりぴったりです。あまり似合ってはいませんけど。 この顔だと、かなり着る服を選びそうというか、なに着ても似合わなそうというか…。 一番似合うのは、裸に大きめの防弾ベスト、あれでしょう。 このハダリさんがSDや他の球体関節人形に比べて大きく優れているのは、首関節です。首の付け根と後頭部に関節があるので、二重関節よろしく上下に大きく首を動かせるのです。 腹ばいになった状態で首だけ起こす、こんなポーズも取れてしまいます。 こういうポーズが取れる人形はちょっとないんじゃないかと思ったり。(個人のカスタム品はともかく) これならウルトラマンやメカゴジラ(旧)の飛行ポーズもできそうです。 あまりネタっぽくいじるのは造形師さんに悪いのでやりませんけど。 |
とりあえず合成。 映画「イノセンス」の中の日本のイメージだと、中華街みたいなところとか、 ラストの工場のようなところとかがあいそうなので、 いずれそういう背景に合成してみたいと思いつつ、とりあえずありもので。 20秒のスローシャッターで、人通りの激しい通路を撮影。 心霊写真ではありません。 そんなところに寂しげにたたずむハダリたん。 江戸東京博物館内に特設された昭和初期の一般家屋のセットを撮影したもの。 人の家を勝手に撮影したのではありません。 そんなところに寂しげにたたずむハダリたん。 実際にいたら、子供が泣きだしそうですなぁ。 |