今回はブラインドボックス仕様の おジャ魔女のフィギュアです。 フィギュア製作はCM'sコーポレーション。 さてこのフィギュアですが、このようにヴィネットというか、江戸川乱歩の小説に出てくる「パノラマ」というかなんというか、とにかくそんな感じの強パースのついた背景付きのものになっています。 フィギュア自体も、後期のバンダイガシャフィギュアのクオリティをもしのぐかわいさがあって、非常に出来の良いものになっています。 特にこのどれみさんの表情は素晴らしいです。 ちなみにこれの仕組みですが、どれみさんの両足が土台に固定され、そのどれみさんが桜の木とハナちゃんの全重量を全て支えている、といった、世界一不幸な美少女を体現化したものになっています。 サクラの木の下で… 今回のデジラマは、この背景つきフィギュアをそのまま再現してみました。 この桜はおととし撮影したものから。ソメイヨシノなんですが、この桜の花の色は桜色というよりも 白に近い薄ピンクといったもので、写真に撮るとイマイチ桜っぽく見えません。記憶色に近づくように いろいろ色補正したんですが、おかげでその向こうの建物の色がちょっと変な感じに。 んで、これがこのシリーズのシークレット。 「全5種+シークレット?種」なんて書いてあるから、 どんなのかと思ってたら、いわゆる光学迷彩Ver.でした。 10個アソート中に1個入ってるだけなんで、地雷度は最低限なんですが ううう、うれしくにゃーい。 特にこのシリーズでは後で書くように、 はずきちゃんが不当に低い扱いを受けているので、 もしやシークレットははずきちゃん絡みかと勝手に期待して いたんですが、不当な扱いのままでした。 いや、ふぁみちゃんでもよかったですけど。 |
こちらは、あいちゃんとはずきちゃん。 「通学路」ということで、これは美空小へ続く 坂道かと思われます。 楽しげなあいちゃんはいいとして、 はずきちゃんのこの驚愕リアクションはなに? なにか驚くようなものでも見たんでしょうか。 このフィギュア、一見すると奥行きのあるものに 見えますけれど、実際はパースを強調して そう見せかけているだけです。 通学路 強パースのついたこのフィギュアを後ろから見たところ。 はずきちゃんの驚愕は、目の前の巨大あいちゃんを見て ガクブルしているからかもしれません。 それとも、 このシリーズで自分のフィギュアは、 このちっちゃくて造形もいいかげんなこれだけだ、 というあまりに厳しい現実を嘆き悲しんでいるのでしょうか。 あまりに不憫なので、他のデジラマのそこここにも はづきちゃんを合成してみました。 個人的には、ふたりのランドセルが普通のランドセルの形なのがちょっと不満。 どれみワールドのランドセルの形状とデザインはこうではありませんから。 こちら、そのデジラマ。 「おジャ魔女どれみ」の舞台である美空市は架空の町ですが、OVA「ナ・イ・ショ」によると、 横浜〜鎌倉あたりであろうということが結構明確になっています。 ですのであのへんまでいって山に登って背景を撮影して来るのが正しい、のですが、 土地鑑がない上に徒歩以外に移動手段のない私としては、気軽にロケに行くことが出来ませんでした。 ということで、背景捏造。 これ以外にも何枚かライブラリーから引っ張り出してきて、切って貼ってつなげてます。 左のガードレールだけ新規に撮影したもの。 こういうガードレールって、探すと案外ないもんですね。 見つけても、光の方向があわなかったり、建物の日影だったりして使えなかったり。 |
こちらはももちゃんフィーチャー。 美空公園にたたずんでいるところでしょうか。 フィギュアの出来は正直、バンダイのガシャに負けてると思います。 こっちのほうがふたまわりほど小さいので仕方ないかもしれませんけど 左耳にピアスをしてないのは、バンダイの フィギュアにも共通する非再現部分ですな〜。 赤い点を1個入れるだけの手間なんですけどね。 ユウヤケコヤケ そんで、デジラマですが。 もはや、さすがに存在するかどうかもわからないあそこと同じような公園を探す気にもならず、 江戸東京たてもの園のある小金井公園で撮影した背景を使用。雰囲気は出てるかな、と。 ちなみに、フィギュアのように実際にあそこまでの夕暮れになると、ももちゃんは完全に逆光になって もはやデジラマだかなんだかわからなくなりそうなので、そもそも却下です。 |
なにこの気合の入ったかわいさ。 なにこの完成度。 思わずおんぷファンになってしまいそうですよ。 他のMAHO堂メンバーの首は、動かなせいか、 せいぜい回転するだけなのに、 おんぷちゃんだけボールジョイントのため、 自由な角度に動かせます。 なにやらえこひいきな思いいれを感じますルナ。 ラブリー(はぁと)おんぷちゃん! 背景は、JR錦糸町駅前の演歌専門店セキネ店頭での、新人歌手によるミニイベント 開始直前の様子。お客がオヤジばっかりという、狙い通りの絵が撮れました。w これ撮るために1時間半くらい待ってましたから〜。 この日出演したのは、右画像の大城バネサたん。 気になる曲名だったのでいちおう歌を聞いてみましたが、 キングゲイナーとは関係ない内容でした。<当たり前です |
ラストは、おジャ魔女どれみドッカ〜ン!第24話「愛よ正義よ!私たちマジョレンジャー」より、1回限りのコスチュームです。わかりやすくてマニアックなチョイス、といえるでしょう。 ちなみに、昔なので忘れ去られてますが、こちらが元祖マジョレンジャー。 「機動戦隊バトルレンジャー」って、えらく息の長い番組ですね。 このハナちゃんのフィギュアは、上のおんぷちゃんほどの繊細さはないものの、全体的によくまとまった、なかなかのクオリティのフィギュアです。ハナちゃんらしい無鉄砲かつ根拠無く偉そうな感じがよく出ている表情なんか、かなり気に入ってます。 出撃!マジョレンジャ〜 ハナちゃんに隠れて見えませんが、後ろの背景はこんなの。 一瞬、赤黒いシュークリーム、または十面鬼かなにかと思いましたが、 これは戦隊ものの、名乗りのときの背後の爆発を表現しているみたいです。 炎や水や煙や雲など、不定形のものを立体で表現するのは難しいですな。 ではデジラマいってみましょう。 ドッカ〜〜〜〜〜ン!(マテ ライブドアに乗っ取られる前にフジが仕掛けた、企業価値を下げるための”最終焦土作戦”。 巻き起こる爆炎と爆風の中、日枝会長の高笑いがいつまでもお台場に響く…… (手前のハナちゃんと爆発は関係ありません) ハナちゃんと小動物の無いバージョン。 デジラマ本では作例として手前のアクアシティを吹っ飛ばしてますが、 今回は同じ素材を使って奥のホリエモンビルを爆破してみました。 爆炎素材は「インデペンデンスディ」DVDより拝借。 |
2005年3月21日 16:02:11 |