べつにスパロボばっかりやっていたわけじゃなかったんですが、いろいろあってお久しぶりに更新です。 今回は、TAKARA世界の艦船シリーズ 亡国のイージス 仙石バージョンです。 フィギュアは全5種類+シークレット1種。船体を三分割して、その組み合わせによって 「いそかぜ」「きりしま」「みょうこう」の3種類のイージス艦を作ることが出来ます。 内訳は、艦首パーツは「きりしま」・「いそかぜ/みょうこう共通」の2種、中央の機関部が1種(全共通)、 艦尾パーツは「きりしま」「いそかぜ」「みょうこう(シークレット)」の3種です。 箱には「艦首」「機関部」など船体のどの部分のパーツかがわかる表記があるものの、 それがどの艦のものかまでは開けてみるまでわからないようになっています。 ちなみに「きりしま」「みょうこう」は実在の護衛艦、 「いそかぜ」が映画に登場する、架空の護衛艦です。 手前:「いそかぜ」 奥:艦首「きりしま」・艦尾「みょうこう」(つまり「きりしま」艦尾が未げっと) この映画では、艦内での戦闘シーン撮影用に巨大なオープンセットが組まれましたが、 海上航行のシーンには「みょうこう」の外観がそのまま使用されました。 よって、このキットも「いそかぜ」と「みょうこう」に外観上の違いはまったくありません。 違うのは断面部分だけ。 左が「みょうこう」右が「いそかぜ」です。 本当にこういう設定上の違いがあるのか、TAKARAオリジナル設定なのかは不明ですが。 「脱げちゃうんですぅ〜」 パーツ分割断面部のみならず、装甲をはずすことで艦内の様子までがよくわかります。 すごい成型技術で服が脱げて中の様子がよくわかる 最近の美少女フィギュアの流れと同じですね。(いや違う) てか、美少女フィギュアで断面まであったら引きますけどね。(笑) CICの位置まで特定されちゃってますけどいいんでしょうか… もっとも特定されたからといって、それで無敵のイージス艦が沈めやすくなるなんてことは ないでしょうけど。 さて、イージス艦を構成する艦首・機関部・艦尾パーツは、 特別な装備を付けることで、それぞれ独自に活動・戦闘が可能です! …我慢できなかったんです。(笑) 戦闘艦を分割されたら、もうこれをやるしかないじゃないですか! (いみがわからないおともだちは、30だいこうはんの、おおきなおともだちにきいてみよう!) いけ、いそかぜ!ムー帝国をぶっ潰せ〜〜! 後半はデジラマギャラリーです。 少なめ4枚。 |
東京湾深部までやってきた「いそかぜ」 Tプラス攻撃最終ラインから、ここまで一瞬でやってきたような気がする… 艦船は横から捉えると上下にスペースが大きくあいてしまうので、映画と同じシネスコに切ってみました。 かなり何気ないデジラマですが、空気のかすみ具合を色補正で出すのに、えらく時間がかかったやつです。 船体がグレーなので、色のパラメータをほんの少しいじるだけで赤く見えたり黄色く見えたり、 とにかく誤魔化しがきかないわけでして。<いつもは誤魔化しているというわけだね 映画のほうも、吹っ飛ぶ船体と艦内ミニチュアを接写したカットはすごくよく出来てましたけど、 最後○○していく「いそかぜ」をロングで捉えたカットの特撮はしょぼかったです。 あれも、やはり背景とミニチュアとの距離感/空気感の違いが、強い違和感となってしまったんでは ないかと思いますね。 |
DASH基地があるあたり 小説も映画も、ここまではドンドコ入ってきてないですが、上空にアクセントになるものがほしくて、 レインボーブリッジを入れてみました。 船を水上に合成すると、もう”水”と”船”と”空”だけの画像になりがちなんですよ。 水平線の向こうになにかあっても、長い船体で隠れちゃうしね。 護衛艦は好きだしいい題材なんですけど、絵的なバリエーションが狭くて、デジラマ作るの難しいのです。 地面の上なら影をつければいいだけですけど、水上の場合、 それプラス映りこみや波も作らないといけないので、とりあえず作るだけでも水上は難しいんですけど。 |
舞-Hime第1話より(嘘) デュランと戦う命(みこと)のとばっちりで真っ二つになる客船を、 分割されたイージス艦を見てて思い出しました。 んで、作ってみたわけですが、 …う〜ん、やっぱありえねぇ。(笑) |
パープーン発射 この映画で唯一ドキドキなミリタリーアクションシーン。 せっかく盛り上がったのに、これみよがしなホンファの「よく見ろ日本人、これが戦争だ」のセリフが、 私的にはすごく萎え〜なポイントだったんですけど。 つーか、着弾後だから「見たか日本人〜」というべきな気が。(もしくは着弾直前に「よく見ろ」と言うか) 悪くない映画なんですけど、こまかいところでイライラする映画なんですなあ。なんでかな。 映画「亡国のイージス」について ダイハードみたいなアクション映画かと思ってたら、かなり渋い日本映画でした。 真田広之・中井貴一・佐藤浩市をはじめとするおっさん役者陣の熱演が見どころです。 仙石曹長が真田広之だと知って、その小説とのイメージのギャップに見る前は不安だったんですけど、 これはむしろ正解なキャスティングでした。この仙石曹長は、いい! 中井貴一のホンファも迫力があってよかったし、佐藤浩市はイメージどおりのまんま渥美だし。 一歩間違えば嫌味なキャラになりそうな梶本総理役の原田芳雄や、瀬戸役の岸辺一徳も、 味があっていい感じでした。 寺尾聰だけは、あの宮津役としてはどうもいただけなかったんですけど。 どんな嘘をついててももっともらしく本当に聞こえるような、純度100%の艦長みたいな役者さんだったら、 あの動機に説得力、というか”もっともらしさ”が出たかなあと思わざるをえないのです。 そんなおっさん映画でしたが、裏を返せば出演する女性がすごく少ないということです。 「ゴジラ対メガロ」くらい少ない! あのストーリーとまったく関係ないキスシーンを大々的にポスターに使ったのって、 ラブもロマンスもないこの映画をロマンティック〜な映画だと思わせて女性客(というかF1層)を呼ぼうとした、 松竹映画広報もしくは広告代理店のゲーム脳的セコ作戦なんじゃないでしょうか。 いや、あんなポスターを作りたいがために、あのキスシーンにもっともらしい理由をつけて、 無理矢理に映画に入れさせたんではないか、とすら思ったり。 そうそう、見ているときは全然気がつきませんでしたが、 「ゴジラ×メガギラス」で主役の工藤ちゃんを演じた谷原章介が、 おいしい役(いろんな意味で)で出ていました。谷原ファンはチェキですよ。 チェキといえば、劇場で「ステルス」ちゅう映画の予告を見たんです。 「最新の無人ステルス戦闘機が突如暴走し、世界に核攻撃の危機が!奴を倒せるのはお前達エースしかいない!」 みたいな超ド級ベタ映画なわけですが、やっぱ映画はベタな内容ほど燃えますな! エースコンバット好きにはなんともたまらん映画です。 てか、エースコンバット映画化といっても過言ではあるまい。 主人公達の戦闘機もX-02(隠し機体)みたいだし。<S-37とも違うし、あれCGですかね もう、公開がすごく楽しみですよ! はやく10月にならないかな〜〜。 (もはや「亡国のイージス」のことはどうでもよくなりながら) 完 |
2005年8月16日 23:08:52 |