S.I.C.仮面ライダーファイズ ブラスターフォーム & オートバジン

今回は、売り切れ必至のS.I.C.シリーズの新作、
仮面ライダーファイズ ブラスターフォーム & オートバジン様をとりあげます。
ぱっと見はノーマルファイズの赤バージョンですが、細かな差異が非常に多く、
ほとんど別物のような印象を受けます。
随所にあるイエローのクリアパーツがやたらとかっこいいです。



バストアップ
TV本編ではほとんど活躍しなかったブラスターフォームですので、私もいまいち思い入れが薄く、
今回のこれも実はオートバジン目当てで購入したのですが、そんな当初の思惑はどこへやら、
ブラスターフォームは細かいメカニカルなアレンジはとてもおもしろく、
こちらはこちらで気に入ってしまったのでした。


胸の厚みのせいか、ブラスターフォームのほうが若干マッチョに見えます。
またそのせいでウエストが細く見えるため、ノーマルフォームの寸胴感が
ブラスターフォームでは感じられません。



わかりにくいですが、プリキュアのポーズです。


フルバーストなブラスター
こんなこと本編ではしたことないですけどね。
というか、ファイズブラスター(右手の銃)のバスターモードって使いましたっけ…?
フォトンブレイカー(剣)は初登場時に使って、
オルフェノクと一緒に無関係な列車を二枚におろしてましたけど。


当初のお目当てであったバジン様。
TV本編のモノと違い、こちらはビッグシングルエンジンの大型バイクとなっております。

下にエンジンカバーもついてるし、ダート向きのタイヤですし、アフリカツインみたいな位置付けのバイクでしょうか。
あれよりさらに重そうですけどね、
これ。

このように、ファイズギア入りのトランクをシート後部に固定できますが、残念ながらトランクボックスモードのファイズブラスターを固定することはできません。もうちょっと細ければはまりそうなんですけど。
惜しい仕様ですね。



街角のオートバジン

あっ、このバイクU字ロックが使えないよ!(笑)
AI積んでいるから知らない人にほいほいついていかないとは思いますが…


携帯で呼び出し→出動→どこでもすぐに到着

携帯を便利に使いながらも距離関係がちゃんと描写されている「響鬼」と違って、
「ファイズ」はもう、携帯で呼ばれるとどこであろうも道に迷うことも無く数分で駆けつけられてしまう、
かな〜りご都合よろしい脚本でしたね。
そんな脚本にあわせるため、アスファルト、タイヤを切りつけながら暗闇走り抜けるバジン様。

停止しているタイヤを回すレタッチが、地味にすごく面倒なんです。



ライダーアクション!

やはり採石場!やはり大爆破!やはり大ジャンプ!
吹き飛ぶ土砂の正体は黒砂糖であります。
これもタイヤを回すのが面倒なり。


パーツの差し替えにより、ビーグルモードからバトルモードにトランスフォームしたバジン様の姿。

微妙。

まあ、もともと異形のロボットにするのが狙いで造形されたのでしょうから、この反応も造詣家さんの思惑通りというところでしょうか。
かっこよくアレンジする気ならいくらでも出来るのは、S.I.C.龍騎やファイズでとっくに証明済みですもんね。

ただ、一見曲がりそうなのに、パーツ同士が干渉しあって曲がらないヒジ関節とか、もったいないと感じる部分も多いですね。

丸い足と、ニコニコ動く指がとっても可愛いです。




今日もご主人様を守るため

たとえ足蹴にされようとも、ファイズを守って戦います。

バジン様の目を光らせてみたら、なんだか懐かしい感じが。
昔、自転車のパーツを使って作ったロボットが出てくるCMがありましたけど、
このバジン様って、あれっぽくないですか?
ていうか、30代中盤でないと通じませんか?この話題。


2005年8月30日 0:18:17