今回は、ちょっと前に発売されたバンダイのブラインドボックスフィギュア「舞-HiMEコレクション」。 コレはアニメ版ではなく、PS2用ソフト「舞-HiME 運命の系統樹」版のキャラクターを元にしたフィギュアです。 ゲーム「舞-HiME 運命の系統樹」はメインキャラ3人のうちから任意のキャラクターを選び、 ドラマパートでは大切な人(になる人)との出会いやイベントを楽しんだり、 学園に巻き起こる事件を解決してポイントを溜めて他のHiMEとの戦いを有利に運んだりする、 対戦格闘ゲームです。 いったんクリアすると、登場したほかのHiMEをプレイヤーキャラにすることができるので、 何度も楽しめる、…そんなゲームじゃないかなっ〜て今考えたんですけど、 ほんとのところはどうなんでしょう。(おい 舞-HiME 運命の系統樹 公式サイト(http://www.mmv-i.net/game/ps2/mai-hime/) ゲームメーカー circusのコンテンツ(http://circus.nandemo.gr.jp/common/maihime_top/maihime_top.html) あ、やっぱり全然違った。 プレイヤーは新任の先生として風華学園にきて、そこで舞-HiMEキャラと出会ったり、 いちゃついたりするAVGなわけですな。(ゲーム内容など、circusサイトのほうが詳しいです) キャラ絵がアンソロ本のごとくアニメ版と全然違ってたりするので、 放送当時はあんまり興味なかったんですけど、この同人ぽい絵もそれはそれでいいというか、 みなさんめちゃかわいくなっててむしろこっちのほうがよいような気さえしてきます。 てか、中のキャラに比べてパッケージの絵がダメすぎですね。 影のない表情でデコ娘なアリッサと、まるで女の子みたいな巧海が、かなりウケました。キャラ表 これをみると巧海さん、設定が9歳になってますな。 そんなこのゲーム版でのオリジナルキャラがこの 「天河 朔夜(あまかわ さくや)」です。 ロリっぽいキャラですが、制服を見てのとおりの高等部で、 舞衣と同じ歳のようです。 過去に主人公が家庭教師をしたことのある生徒で、 いわゆる”幼なじみキャラ”的な位置でしょうか。 主人公を「おにいちゃん」と呼ぶそうで、…ああもう! エレメントに死神っぽい鎌を持ってたりするので、 奈緒とおなじようなかわいい顔してヤバめのコかと思ってましたが、 普通にヒロインみたいですね。 この「舞-HiMEコレクション」はクリアパーツの使い方が積極的かつ効果的で、 なかなかおもしろいことになっています。朔夜の持つエレメント、紅月鎌とスタンドがクリアパーツです。 髪の毛を大胆に貫通している鎌の柄。おもしろい保持方法です。 なんとなく水の上に立たせてみました。 足元のクリアパーツを透明なものとして、別に処理して合成しています。 実際にこんな武器があったら使いにくいでしょうね。 内刃の武器なのに刃の部分が反りすぎてて間合いはゼロも同然だし、振り回したら先端が自分に刺さりそうだし。 あと、正体不明の小動物のフィギュアが付属していましたが、合成し忘れました。 あれがチャイルド「ツキヨミ」なのかも。 |
こちらはアニメ版の主人公、「鴇羽 舞衣(ときは まい)」とそのチャイルド「カグツチ」 舞衣もよい造形ですが、その彼女が足蹴にしているカグツチの造形の迫力には、かなり押されている感じです。 カグツチかっこええ!クリアのフィギュアなんてハズレのものだと相場が決まっていますが、 超常的な存在を演出する手段としてクリアな素材を使っているおかげで、 このカグツチにはクリアだからこそ表現できるなにかがあります。 よくわからんけど! カグツチの発光感はイマイチですが、翼の透明感がうまいこといったかな、…な1枚。 これも、舞衣とはべつに合成処理しています。 ぶっちゃけると、ほぼ同じカグツチの画像レイヤーを、 乗算 覆い焼き オーバーレイ の順で3枚重ねてそれぞれの透過度を微調整し、カグツチの発光感と透明感を出してみました。 グミキャンディーみたいでおいしそうでもあります。 って、カグツチのことしか書いてないな… |
HiMEレンジャーのブルー「久我 なつき(くが なつき)」と、 ビジュアル的にもっともかっこいい(と思う)チャイルド犬「デュラン」。 こちらのなつきさん、アニメと違ってデコ娘じゃなくなってるですね。 アニメではキャノンを背負ったチャイルドでしたが、 ゲーム版では砲身がこのようにスパイク状になり、 姿も生物感が増しメカっぽさが薄れています。 (クリアだとよくわかりませんが) このスパイクの中に砲身が隠されているもよう。 なつきとデュラン、夜のバラ園にて というか、一応バラ園なんですけど、花が咲いてないのでよくわかりませんね。 なつきに射すフェンスの影は手書きによるものですが、なんか失敗くさいですね。 むずかしー。どうしたもんか。 発光デュラン、メロン味のゼリーみたいでおいしそうです。 |
アニメ版とは違いHiMEのひとりとなっていて、 アニメ版とは違いメガネっ娘になっている「深優 グリーア(みゆ ぐりーあ)」さん。 生い立ちの基本設定は変わっているのかどうなのか不明ですが、 彼女がアリッサ大好きっコなのは未来永劫に変わることのない設定でしょう。 両手に持っているのは「エンジェルフェザー」という彼女のエレメントです。 背後のクリアパーツでこれを支えている仕組み、 ちなみに、この髪型でこの髪の色でメガネしてると、私はよりによって銀座ひばり警部を思い出しちゃいます。 フィギュアはメガネのレンズまで造形されていないので、レタッチでレンズを入れてみたんですが、 JPEG圧縮ノイズでかき消えて見えなくなっちゃいました。 |
アニメ版とはちょっとデザインの違うミロクをもつ「美袋 命(みなぎ みこと)」。 設定画では直刀のようですが、フィギュアのは反りが入ってます。なんにしてもかっこいいですね。 クリアパーツはこのように、スタンドの一部に生える水晶柱(もしくはミロクの一部か)として使用されています。 水晶が紅茶飴みたいでおいしそうです。 < 現在かなり空腹です アニメ版と違い、ゲームのグラフィックでは 命もデコ娘ではなくなっているんですが、 フィギュアのほうはこのとおり、ちゃんとデコ。 顔の造作も、ゲームのグラフィックと違って なんかちょっと個性的な感じに。 目の位置がほんのちょっと高いからかもしれませんね。 NOVAのシャベールにちょっと似てる。 今回、唯一アオリ気味ではないデジラマ。上から撮ってみました。 地面のおうとつが複雑すぎて、フィギュアの接地感がイマイチですが、 どうしてもこの背景が使いたかったので、そこはあきらめて誤魔化されてください。 ミロクの刀身に風景を写りこませることで、金属っぽさを出してみました。 「舞-HiME 運命の系統樹」かぁ。 グラフィックもいいし、なつきのツンデレ具合も楽しみたいけど、今は買ってもプレイできないかな。 実は第三次スパロボαファーストプレイ、いまだに終わってないんですよねぇ。 アレおもしろいんだけど、毎回毎話、人類の命運がかかった最終決戦なノリがつらくなってきたワタクシ。 やはりクスハでないと心が萎えるのかもなぁ。クォグレーのセカンド主人公機、かっこよくて好きですけどね。 もうちとがんばりますか。 |
2005年9月5日 22:35:42 |