東京都庁。 1991年に竣工した都政の中心地。 その高さは243mもあり、 東京都内で一番高い高層ビルです。(2005年現在) その都庁45階にある展望台からの眺め。 1階の受付で手荷物検査を受けたのち、直通エレベーターで登れます。(無料) 高さは202m。 100mを超える高層ビル群をはるか下に見下ろせます。 画像下部にある木々は新宿中央公園のもの。 その新宿中央公園に、ウルトラマン(身長40m)とレッドキング(身長45m)を合成してみたもの。 やたらと小さく見えますが、公園の周囲にあるビルは軒並み4〜50mほどなので、 ウルトラマンもレッドキングも実際の大きさに近いはずです。 「ウルトラマン」を語るときに揶揄してよくいわれる「ビル街に突如現れる広場」は、 この1/10ほどの大きさで充分ですから、わりと公園や広場の多い都内においては”突如現れる”も何も、 実はそれほど珍しくないスペースであるといえるでしょう。 …脱線しました。 さて、ここからが本題です。 ガンバスターの身長は何メートルでしょう。 答えは200mです。 しかし、この200mとはどこまでの高さでしょう。 「トップをねらえ科学講座 第4回」において ノリコが宇宙怪獣について説明するときのイラストでは、 肩の先端の高さは250m近くあるように描かれています。 これより、身長200mというのは、 頭のてっぺんまでの高さであることが推測されます。 「トップをねらえ科学講座 第4回」より引用 |
で、先ほどのウルトラマンと同じように、実際の大きさと同じに見えるように、 実景にガンバスターを合成してみました。 都庁展望台の高さが202mですから、ほぼこの高さにガンバスターの頭がくるはずです。 見よ、超光速万能大型変形合体マシーン兵器・ガンバスターの勇姿を! デカすぎ! 10階建てのビルなんか、間違ってつい踏んじゃいそうです。 データからはわからない、200mの大きさを実感していただけましたでしょうか。 今回は、できるだけこの「大きさ」にこだわり、設定に合うように合成してみたいと思います。 |
海洋堂製作の山口式可動の ガンバスターです。 評判どおりかっこいいポーズがバシッと決まる山口式可動なのですが、通常のフル可動フィギュアのように任意のポーズをつけようとするととたんに「動かない」と感じてしまうのも山口式可動の特徴です。 せめて肩はダブルボールジョイントにして、股関節ももう一工夫して左右均等に動くようにして欲しいところ。 とはいえ、エヴァなどに比べるとトイ関連の展開が非常に寂しい「ガンバスター」。 こうして完成品のおもちゃが出てくれるのはとてもうれしいことです。造形もいいし、良いおもちゃに仕上がっています。 体色のメタルグレーは成型色なんですが、これもなかなかいい色合いです。 いろいろめり込んでムリのある腕組みポーズも、専用パーツで再現。 昔海洋堂で出してたアクションフィギュアのガンバスターもこうでしたね。 股関節が左右均等な可動でないので仁王立ちができず、4話の発進シーンを再現不能なのが残念。 ギリギルガンゴーフオ…(嘘) ガンバスターはこういうケレン味のある手つきはしないので、扱いに困る「開き手」。 普通に開いているだけの手が欲しかったです。 あとやっぱ、トマホーク持ち手も欲しかった… バスターミサイルの手。 ミサイル先端の塗りはなかなか面倒そう。 指先から光子魚雷を連続発射する技です。(技?) 光子魚雷は推進に光子力を使い、炸薬の代わりにマイクロブラックホールを搭載した、 大変強力な兵器であります。 宇宙怪獣には効かなかったエクセリオンの光子魚雷よりも強力なものなんでしょうね、これ。 だからマイクロブラックホールだってば。大気圏内で使うのはいかがなものか。 ガンバスターをレインボーブリッジ(主塔高150m)のわきに立たせてみました。 立ち位置は東アンカレイジ(画面中央の大きな橋げた風構造物のこと)のすぐ近くとお考えください。 |
バスタァァァァァァァ、ビィィィィィィィィムッ! はなて!バスタービーム! マイナス一億度の冷凍光線、それがバスタービーム。(嘘みたいだけど設定ではそうです) これも大気圏中では使用不可だろうなぁ。 衝撃波かなにかでガラスが粉砕されているビルは、お台場のテレコムセンタービル。(100m) 背景に使用したのはちょっと昔の写真で、現在は右の工事中のビルは完成し、手前の広場も順次ビルが立つようです。 不況を抜けて最近ビルの建設件数が多くなっているようですが、 お台場もようやく建設ラッシュが始まろうとしています。 |
こちらはコトブキヤのワンコインフィギュアの、 「トップをねらえ!」シリーズより、 マシーン兵器2体。 異様にできのいい「ナウシカ」と「ジゼル」です。 ジゼルがシークレットだったもよう。 方の付け根などパーツ接合部が回転して、 ビミョウにいろいろポーズが取れます。 両機の手は共通なので、付け替えも可能。 コトブキヤに行くとまだ売ってます。 沖女のTOPふたり 「六日はラッキー、素敵な出会いが待っている」って、人類存亡のかかった出会いだったんですなぁ。 敵宇宙怪獣のオモチャがないので、残念ながらマシーン兵器の戦闘シーンが作れません。 おまけに星空はjpeg圧縮に向かないのか、やたらと容量とるし。 圧縮率を上げたおかげでナウシカとジゼルにノイズ乗りまくりんです。 今思いついたけど、”沖女のグラウンド”みたいなとこに合成してもよかったですねぇ。 ちなみに、マシーン兵器にカメラの露出をあわせたら、火星はともかく宙の星々は見えないだろうと思いますが、 雰囲気重視で星も入れました。以下の画像も全てそのようにしてますのであしからずごりょうしょうください。 |
行け行け僕らのガンバスター ガンバスター、発進です。 宇宙怪獣(バグ)とかいない、ジゼルの機体がダメージ受けてないなど相違点多数なれど、 とりあえず4話の発進シーンを再現してみたつもり画像。 というか、あの特撮チックに噴出す「炎」をやってみたかっただけですけど。 地上では、空気遠近法の要領で遠くのものをかすませれば距離感が出せるのですが、 空気のない宇宙空間ではその手法は使えず、ただパースのみで距離感を出さざるを得ません。 難しいこと言ってるみたいですが、要するに、 かすませなくていいのですごい楽でした。(ぉ いや、都庁脇のガンバスターなんか大変なんですよ? 補正も難しいし、頭と足もとでかすませかた全然変えてるし〜。 |
こちらもコトブキヤの「シズラー・黒」 カラーバリエーションで白と銀もあったらしいですが、そちらはかなりレアだったそうで。 さて、本編にもほとんど登場しなかった謎の多いシズラーシリーズ。その最たるものは「身長(全長)」です。 検索してみると見かけるのは「全長80m 重量?t」の表記。スパロボのロボット大辞典でも同様の表記です。 ところがこのシズラー、アニメの設定書には「GB(ガンバスター)の約2/3くらいのおおきさです」と書かれています。添えられたイラストはガンバスターの肩までの大きさに対して2/3であるように書かれているのです。肩までだとすると、80mでは約1/3ですよね。 ここで新事実。これは2001年に発売されたDVD3巻の特典映像「シズラープロジェクト」の映像の一部でシズラーのスペックが表示されるシーンなのですが、大きさも重さも書かれています。 130mだそうで、”80m”とはえらく違いますが、 設定書の2/3くらいという値に近いですし、何より バルカンブラスターというのは初確認された兵装ですが、ようするにシズラー版流星ミサイルマイトです。 汎用人型決戦兵器だったんだ… トップをねらえ!DVD3巻の特典映像 「シズラープロジェクト」より引用 芝浦埠頭に立つシズラー・黒 かがんでいるポーズのせいもありますが、 130mというとダイターン3よりも大きいはずなのに、 ガンバスターを合成したあとだと、なんだか小さく見えますルナ。 |
パースによる巨大感の表現。 4話より。ガンバスターの手のひらに着艦するジゼル。 アニメ本編ではガンバスターはボロボロですが、ここではダメージ描写はナシで。 あと、ガンバスターの手のひらには着艦用のマーカーのようなものが輝きますが、ただのギャグなんでしょう、 次の着艦前のカットではなくなっているので、画像にも入れませんでした。 |
「お姉さま、あれを使うわ!」 「ええ、よくってよ」 「うわあああああああああああああっ!」 「スーーパァァァァ!」「イナヅマァァァァ!」 「キィィィィィィィィック!」 亜光速の猛烈キック。ガンバスターの最強必殺技です! 5話はもう最高すぎます。 若い人やオタ歴の短い人の中には、「トップをねらえ!」を見たことがない人が結構いるらしいです。 もしあなたがまだ見たことがないのなら、見ましょう! もしお友達に見たことがない人がいたら、力ずくででも無理矢理見せましょう! 宇宙怪獣の皆さんは、まったく別のソフビ怪獣を流用。 ピンクのは「ウルトラマンネクサス」のスペースビースト、ペドレたん。 怪獣としては嫌いな奴ですが、ソフビはいろいろ使いでがあるいい奴です。 手前に飛んでる小さなのは「ウルトラマンガイア」の根源的破滅招来体の手先、カイザードビシ達。 それと、正真正銘の元祖宇宙怪獣が1匹、こっそり混じってます。 |
最後は3人娘のフィギュアで。 わたくし自身よく「萌え々々」言ってますが、この「トップをねらえ!」は好き過ぎて聖域というか、あんまりそういう語句を持ち込みたくない世界でありますので、”美少女フィギュア”とか”萌えフィギュア”とかいわない方向で。(劇中ではおっぱいたくさん出てくるアニメですが) んで、コトブキヤのワンコインフィギュアの、 お姉さま、ノリコ、ユングのフィギュアです。 セットではなく3体別売りで、超良造形のガンバスターの頭はそれぞれのスタンドとして分割されます。 フィギュアとしては、顔のアレンジがちょっと納得いかないものの(アニメの顔がいいというわけでもないけど)、3人セットにしてディスプレイしたときの一体感はスバラシイのひとことで、多少の難点なぞ吹き飛ぶインパクトです。 宇宙ステーションから地球を眺めて …って文章で書くのは楽ですけど、画像にするのは大変でしたぞ。 宇宙や地球は素材集が出ているので問題ないとして、最大の難関は”宇宙ステーション”そのものであります。 行ける範囲に宇宙ステーションはないし、万が一あっても現実的には小さい窓でありましょう。 (それらしいものが日本科学未来館内にあるけど、窓ないし) あちこち探したさ〜。ただのガラスのカーテンウォールではつまらないしね。 で、探している最中にふと上を見上げたら、なにやらまことに宇宙ステーションらしい、 奥行きのある複雑な構造物が見えたわけです。これがどこかともうしますと、 このテレコムセンタービル。 入り口の上には強化ガラスのひさしがありまして、 その下から上を見上げると、あのように見えるのでした〜。 ま、どおでもいいですけど。 |
2005年9月24日 22:17:20 |