新世紀エヴァンゲリオン ハイグレード ホワイトクリスマス フィギュア(全2種) 毎年恒例、10月頃にリリースされた アスカとレイのクリスマススペシャルなフィギュアです。 フィギュア歴の短い私は知らなかったんですが、 これは数年前にゲーセンに並んだフィギュアの リペイント物だそうで、なるほど 顔かたちが今風のフィギュアとなんか違ってたり、 腕の目立つところにパーツ分割ラインがあったりするのは、 ちょい昔のアイテムだからかもしれません。 服の部分は塗装ではなく、フロッキー処理という、 静電気を使って細かい繊維を起毛状に立たせて コーティングしたもので、非常に柔らかそうな質感を 持たせることができます。 クリスマスに売る、お菓子のつまったサンタの長靴なんか よくこの処理がされていますね。 |
惣流・アスカ・ラングレー・トナカイ このフィギュアシリーズは”恥ずかしそう”なのがテーマなのか、表情は困り眉、 ポーズも体の主要部分をガードしているような位置に手があったりします。 この服が恥ずかしいというのなら、プラグスーツだって相当恥ずかしい服だと思いますけどね…… 背景は毎年クリスマスのイルミネーションに力を入れている、 お台場のホテル・グランパシフィックメリディアン。 このように今年はまっかっかでした。 合成用にフィギュア撮影をするさい、後ろから赤い光をあてて撮影していますが、 この赤い光の強さの加減が難しくて、強すぎるといらない部分まで干渉して赤一色になるし、 弱すぎればあっさりしすぎて意味ないしで、かなり難儀しました。 |
綾波・レイ・サンタ アスカは座っているポーズですが、綾波さんはどうやら”恥ずかしくて座り込んでいる”ポーズです。 半泣きの表情で、かわいそうなくらい恥ずかしそうですが、 …このヒトそういうキャラじゃなかったような。 まぁ、このちぢこまった後姿がなんか萌えるしいいか、ちゅうことで。(ぉ 冬になると優しく雪囲いしてもらう木がある一方で、 同じ頃に、電線と電球をおそらく数百Kgほど乗せられる木もあります。 それがこのお台場のデックス前にある、台場メモリアルツリー(2005)だ! なんとホワイトデーまでこのままです。お勤めご苦労様ですね。 メモリアルツリー歴代写真館(東京デートナビ) 昔は毎年木を変えてましたが、数年前に植樹して、毎年おなじ木に。 周りの木の育ちっぷりが著しいです。 デジラマのほうは、ツリーから離れていることもあって、これはわりと普通に合成。 赤いライトは当てず、レタッチで部分的にすこし色を入れただけにしました。 |
ペアの部その1 山火事みたいですが、これもメモリアルツリー。 木の外側だけでなく幹や枝にも電飾されているので中まで赤いです。 これは再度、赤い光でライティングして撮影。 フィギュアの外縁部分に電球があるところは、 電球のフレアをフィギュアの上に”覆い焼き”で書き足してやって、 光の回折現象(理科でならったね)を再現して、ココロモチ臨場感をましております。 細かいことですけど、こういうことをやっておくと、人の目は欺きやすくなるのです。 |
新世紀エヴァンゲリオン エクストラ ウィンター フィギュア コレも数年前ののリペイントVer.ということです。 前Ver.はなんか80年代っぽい配色でしたが、 この冬のはなかなかシックにまとまっております。 ちょっと表情が硬いのが気になるところですが、 手堅くまとまったかわいいフィギュアです。 |
惣流・アスカ・ラングレー 右の横顔がかっこいいですね。デジラマ作っているときは気がつかんかったです。 それにしても、アスカはオーバーニー装着してるフィギュアが多いのは気のせいでしょうか。 去年のクリスマスフィギュアしかり、ゴスロリしかり、貞本コレ4といい、 いや、好きなんでいっそデフォルトにして欲しいくらいなんですけど。 ここは、都議会議事堂の裏側あたりの通りです。 ローアングルなのは、フィギュアの全身を入れつつ、近くに寄って撮りたいから。 エロくしたいからじゃありませんよ。 目の高さで撮影した背景にフィギュアの全身を入れようとすると、 30m程遠くに合成しないといけなくなるのですが、背景が煽りや俯瞰だと、すぐ近くに合成できるのです。 あと、消失点はフィギュアを合成する場所(中央とか)に持ってこないことも、画面構成上、結構重要です。 意味わかります? …わかんなくていいですよ。 問題は、正面から見ることを前提に造形されているフィギュアは、 下から見るとかわいく見えないことがままある、っちゅうことでしょうかねぇ… |
綾波 レイ わりとポ〜ッとした表情に見える綾波さん。 大人っぽいモノトーンな服に、カラフルな藤色なマフラーと青い髪の毛をコーディネイトして、 中学生らしさもアピール、というところでしょうか。たぶん。 服に比べるとブーツが赤すぎるような気もしますが、 成型色なのでもう仕方がないのでしょう。 (下のデジラマではブーツの彩度をちょっと落としてます) 落ち葉の中で踊るレイ。 所は江東区の清澄公園。撮影は昨日。 イチョウも色づきはじめました。都内ももう紅葉が始まってます。 イチョウの葉の素材を撮影しておいて、上から舞っているように合成すればよかったねって、 今思いつきました。来年しよ。 考えてみれば、万年常夏な新世紀の世界では、イチョウはこんなふうに色づかないのですかねぇ。 |
ペアの部その2 背景は、ゆりかもめ台場駅とホテル日航東京をつなぐ通路んとこの、 柱に飾ってあるステキなリース(?)前です。 ライティングが特殊なんでうまくいくかわかんなかったんですけど、 作ってみたら割りと無難にまとまったデジラマ。 目線がきてるアスカと、なんかぷっくりして幼いレイ、双方ともにかわいく撮れたと思います。 |
2005年11月20日 23:21:02 |