いや、春風どれみさんはまったく関係ないんですけどね。 今回はSEGAのプライズ、「新世紀エヴァンゲリオン エクストラフィギュア 薫る春風」のご紹介。 エヴァ本編の世界では、地軸が傾いちゃってるおかげで存在しなかった「春」をイメージしたフィギュアで、 レイとアスカの全2種です。オツな商品名です。 |
綾波レイ フィギュアはジオラマ風の台座に固定されていまして、レイはバス停のかたわら。はおったガーディガンと足元のぽぽたんが春を演出しております。バスの時刻表もちゃんと書いてある芸の細かさですが、あのへんは人口が少なそうな割にバスの本数がやたらと多いのですね。いいなあ。 フィギュアの表情は柔らかく、またあどけない感じで、レイらしくないといえばないものの、単体で見れば、これはこれでとても好感の持てるフィギュアになっています。見る角度によって表情が違って見えるのも面白いです。 髪の毛の尖り具合や塗り分けなどが粗く、仕上がり具合は一昔前のフィギュアといった感じですが、プライズにはある程度以上コストをかけられないという宿命(高価なものを賞品にすると風営法にひっかかるのだ)があるため、これくらいはしかたのないところでしょう。 ただ、フィギュアの命である「顔」は手を抜かずしっかり作ってあるため、全体的に見るといい印象をうけるフィギュアです。 関係ないですが、スカートの膨らみ方がジブリアニメみたいですよね。 「春」といえば桜。超安易かつわかりやすいイメージで今回はデジラマを作ってみました。 桜の花の旬は短くなかなか撮影できないので、桜の写っている手持ちの背景用画像のストックは少なく、 製作の方は“超安易”というわけには行きません。これは去年の4月末に房総半島の山の上の方で撮影した桜。 花びらをキャストオフして、葉桜にモードチェンジ中の桜です。 風が吹くたび白い花びらが大量に舞ってとてもきれいでしたが、写真にするとただのノイズみたいですね…… 背景の場所はバス停があるようなところではないのですが、左にガードレールを合成して、 「道路沿い感」を増してみました。 |
惣流・アスカ・ラングレー アスカも、体全体で見るとこの通り荒い仕上がりですが、顔の出来と表情が良いため、それほど気になりません。 春なのに半袖なのもあまり気になりません。(笑) いや、セーター着ててもこれは寒いだろ… 日本の春はドイツに比べると暖かいんですかねえ。 レイの場合はおっとりと、いかにも優等生っぽい春らしさでしたが、アスカの場合は「温かくなってきたら居ても立ってもいられない!」といった感じの、アクティブな春らしさのフィギュアです。スカートも短いのです。 手持ちの桜の背景素材が少なすぎるので、今日、ヨドバシで版権フリー素材集を買ってきました。 収録点数は多いけど写真の質が悪いやつ。空のJPEGノイズは今ついたものではなく、もともとあったものなのです。 キビシイです。ちょっと高くてもいいから余裕を持ってDVDなどに収録して欲しいものです。 手前の柵は1スパンしかないのを合成でつなげたもの。わりとまっすぐつながりましたな。 せっかく下からあおってほぼ全身が入るアングルにしたのに、柵で足が隠れてしまっていたのは痛恨でした。 柵をつなげてから気がついたの。 |
はいもうラスト〜。 満開の櫻並木を歩く少女達。毛虫雨霰。 アスカは、柵の高さが違いすぎるところを、すごい強引に背景にあわせてみました。(笑) 桜の木を土手に植えると、根で土手がもろくなって、洪水などのときに決壊しやすくなるそうですね。 桜の種類によるのかもしれませんが。 |
2006年3月19日 19:37:22 |