みんな、久しぶり〜〜! ………じゃなくて、ごめんなさいごめんなさい。 私生活がなんだか忙しかったり、泊りがけで岐阜県北部まで旅行にいったり、ハルヒの原作にハマったり、 軽い気持ちで未プレイだった「Fate/stay night」を始めてしまって抜け出せなくなったりしたおかげで、 ほとんど1ヶ月振りな更新になってしまいました。いやぁ〜、藤ねぇ大好き!(無反省) すぐさま「Fate/hollow ataraxia」に突入したいのをこらえてやっつけた、そんな今回は、 1975年にアオシマが世に問うたオリジナルロボット「アトランジャー」のリファイン版アクションフィギュアです。 製作/販売はGigaBrain。 また、アオシマHPではアトランジャーの漫画が読めます。アオシマコミック ちゃ〜ららっ |
全高25センチの大きめのアクションフィギュア。 このとおり、ビックリするほどかっこよくアレンジされたアトランジャー。 古いデザインをあえて残して若干ダサいところがまたすばらしい。 剛健なプロポーションや力強さを感じる手足のバランスなど、造形的に申し分ない完成度であります。 ブロークンカッター(アトランソード)とシールドが付属し、手に持たせることが出来ます。 このフィギュアの大きな特徴は、全関節が単軸可動になっていることです。 「くるくるジョイント」方式(GigaBrain命名)と呼ばれるそれは、ようするに、 斜めに接合されたパーツ同士の接合部を回すことによって角度をつけ、関節が曲がったように見せるあれです。 全関節がこのジョイント方式で、通常の曲げる関節やボールジョイントなどは一切ありません。 このように、接合部に隙間を作ることなく関節を曲げる(実は曲がってないんですが)この方式は、 デザイン上では可動を考慮されていないスーパーロボット体型には、まことにマッチした方式で見た目はいいのですが、 はっきり言いましょ。これ超めんどくさいですぞ。 普通、アクションフィギュアにポーズをとらせるときには、なんとなく頭にイメージを浮かべながら関節をまげていって、 いつのまにかできているというものですよね。 ちなみに山口式可動の場合は、関節を曲げていったら頭のイメージの数倍かっこいいポーズが出来ている驚きが 肝だと思うのですが。 さて、アトランジャー。山口式と同じ単軸可動ですが、こちらは上記のフィギュアのようにはまいりません。 全関節が単軸可動ということは、股関節を曲げるときも、ヒザを曲げるときも、足首を曲げるときも、回すのです。 当たり前ですが。 それでどういうことがおきるかというと、例えば頭の中のイメージ通りにヒザを曲げ(回し)、足首を曲げ(回し)、 さあ股を開こうと股関節を曲げる(回す)と、…そう、脚全部があらぬ方向を向いてしまいます。 したがって胴体中心部に近い関節から順番に回して、全体のポーズを決めていくことになるのですが、 頭の中のあやふやなイメージを具現化する場合、これが意外と難しい。 ポーズ完成後の微調整も、下手に中心部をいじると全体が崩壊しますし。 GigaBrainのサイトのポーズもこんな(下の画像ね)なくらい、ポージングが難しいのです。 というふうに、直感的にポージングできない難点はありますが、私の場合、別の可動フィギュアでポーズをとらせて、 それを見ながら、アトランジャーの各関節を確実に決めていくという方式で、任意のポーズを取らせていきました。 微調整も、“隣の関節が回らないように指で押さえながら、曲げるところだけギギギと回す”というややこしい手つきで、 解決できましたし、まー慣れれば何とかなるようです。スネークキューブで遊んでるような気分になってきますが。 エッジの丸いフィギュアを見るたびに、常々、 「大人向けのフィギュアなんだから、先端はもっと尖っていてもいいのでは?」 と思っていましたが、そこんとこちょっと反省。 いじり始めるとすぐにわかることなのですが、アトランジャーはイタイですよ。 コナミのガメラフィギュアもかなり尖ってますが、あれは無可動フィギュアなので、 そう問題はないようです。 しかし可動フィギュアの場合、関節を曲げたところに鋭利な先端が待っていて指に刺さる、 という可能性が無くもありません。 特に素晴らしく尖っている、ヒジとスネの脇にある羽の先端が危険です。 マジで刺さります。 いじる方は土星の矢の次くらいに気をつけてください。 左画像は、これまた素晴らしく鋭利なブロークンカッター。 |
ムーの遺跡で発掘されたアトランジャー(そういう設定らしいです(ふぬけ共和国様)) 実をいうと私はアトランジャーのプラモは持ってませんでした。 アオシマの合体シリーズに手を出したのは、そのあとで展開した「合体巨艦ヤマト」くらいからです。 1976年当時私が住んでいたところは宅地造成が進み始めた田舎、といったところで、 その近所にあった駄菓子屋で「合体巨艦ヤマト」を見つけました。 駄菓子屋といっても、よくある店先にお菓子をズラァっと並べた感じの店でなく、 がらんとしたコンクリートの床の車一台分のスペースに、 ルーレットのコインゲーム、ツヅラ折の溝にコインをはじいて走らせるゲームがあって、 あとアオシマのプラモがちょっと置いてあって、……駄菓子はなかったかも。あれ何の店だったんだろう。 「合体巨艦ヤマト」といっても、1個100円のミニ合体シリーズしか置いていなくて、私が買ったのもそれでした。 「合体巨艦ヤマト」「合体ロボットムサシ」「合体ポルシェターボ」「合体レッドホーク」…。なにもかも懐かしい。 ガンプラブームのちょっと前のお話です。 |
ポージングのコツがつかめない時期に一度作ったものの、あとで見たらいまいちだったので、 最初から再度作り直したデジラマ。 今回は、“とにかくアトランジャーをかっこよく合成しよう!”というのがテーマだったのですが、 これなんか割りといい感じかも。こういう地味なのが私のお好みなのです。 身長など設定が全然わからないので、アトランジャーの大きさは適当です。 |
ロケットクリッパー発射! 全体的なデザインからいっても、マジンガーZに多大な影響を受けているに違いないアトランジャー。 当然手も飛びます。つーかまぁ、当時のロボットのオモチャは、原作にそういう設定があろうがなかろうが、 とりあえずロケットパンチのギミックがついてた気もしますが。 一応ですが、このGigaBrainのアクションフィギュアには残念ながらこうしたギミックはありません。 そういやアオシマコミック第1話にロケットクリッパーを撃つシーンがありますが、その直前まで右手に持ってた ブロークンカッターはどこにいったんでしょう。最初持っていたはずの盾もいつのまにかないし。 いいなぁ、このユルさ。 |
業火の中のアトランジャー 一番最初に作ったデジラマ。なんか中途半端なポーズですが、変な勢いがある気がるするのでこのまま。 表に出てこない裏設定を膨大にかかえる傾向のある最近のロボットものに比べると、 ちゃんとした設定があるんだかないんだかよくわからないアトランジャーは、デジラマも何でもありで、楽といえば楽。 でも縛りがないというのは取っ掛かりもないということで、最初はどうしたもんかと悩んだものでした。 悩みながら「じゃあFateでもやろうか」と思ってインストールして、気がついたら3週間もたっていたというんですから、 世の中油断なりませんね。 Fateにタイガールートが存在しないだなんて、世の中夢も希望もありませんね。 |
2006年6月17日 21:40:33 |