今回は、ユージンのローゼンメイデンフィギュア第2弾、 薔薇乙女一の頭脳派(自称)こと、ローゼンメイデン第2ドールのかなりあ(金糸雀)です。 翠星石の次に真紅や雛苺や水銀灯ではなく、この金糸雀をもってくるユージンさんの商品戦略は興味深いですね。 ユージンさんは「ひぐらしのなく頃に」フィギュアも、すごい脇役キャラからスタートしてますし。 何かを狙って、外堀を埋めるようにわざとはずしているんでしょうか。 それとも、担当者が趣味で選んでいるだけなのでしょうか。 カナはこの「趣味」説を強く裏付けるような気がして仕方がない、ハイクオリティーな出来のフィギュアになっております。 この通り、非常にかわいいのですよ。アニメの金糸雀はこんなにまでかわいくないのですよ。 11話ではがんばっていましたが、基本的には薔薇乙女一のギャグ担当キャラですよ。 ユージンさんはことローゼンとなると気合いの入り方が他と全然違うような…。やっぱ趣味なのかなぁ。 塗りも丁寧ですし、ポーズがケレン味のない自然な感じなのも好感が持てます。 スタンドは、かかとに差し込む金属の棒の一点支持で、棒にはR加工が施してある凝った作りになっています。 日傘は右手で持っているだけ。長期間のディスプレイの場合は、はずしておいた方がいいのかもしれません カナは薔薇乙女唯一のデコ娘ですが、フィギュアは若干、 そのデコ分が足りないような気がしました。 そこで、撮影時には前髪パーツを少し浮かせて デコ面積をかせいでいます。 微量ながら印象が変わります。 モミアゲ部分のハネ毛は梱包時は別パーツになっていて、自分で取り付けるようになっています。 小さなパーツですが、ヘッドを分解してからやると容易。 そのハネ毛の取り付け方なのですが、ブリスターの裏の写真では、 毛先が後にいくようになっているのですけど、 アニメも原作も毛先は前に流れているようですので、 写真とは左右逆に取り付けてみました。加工しないと付け根が目立つかな〜。 コレどっちが正解なのかしら。 パッケージ裏の写真 追検証:モミアゲどっちなのかしら問題(2006年7月2日 16:47:24追記) あちこちのフィギュアレビューサイトをのぞいてみたところ、カナのモミアゲの毛先はどちらもパッケージ写真と同じように、 後向きに取り付けられておりました。 ということで追検証。 まず原作コミックの絵ですが、よく見てみると以下の事がわかりました。
ハッキリしたことはわかりませんでした。 ではアニメのほうはというと、このような感じです。(検証のため第3話「金糸雀」より画像を引用しました)
ともかくも、エンディング以外のカットではやはり前向きで、モミアゲパーツは前に向けたほうが正しいようでした。 フィギュアの造形師さんの考えはまた違うのかもしれませんが、私の心の中ではそういう結論にさせていただきます。 以上、モミアゲどっちなのかしら問題の検証でした。 |
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お花畑にピチカート それにしても金糸雀のマスター(ミーディアム)、みっちゃん描写はステキすぎです。 ローゼンメイデン・トロイメント7話「茶会」やコミックス5巻のphase28における彼女の奇行は、 ドール地獄に落ちた亡者の愚かさを的確に描いていて、なんとも身につまされる…いや、えーと、 とにかくなんかリアルです。私もさすがに10万円のドール服なんか買ったことないですけど〜。 スーパードルフィーのオーナーならば、彼女に強烈な親近感を抱かずにはいられないでしょう。 あれって、原作者のPEACH-PITさんの実体験なのかしら。 ちなみにPEACH-PITさんは、ドールイベント「ドールショウ」のカタログにイラストを提供されてます。 ファンの方ならばこのカタログもチェックすべしでしょう! ……とかいってみる。 |
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金糸雀・地上編 足場が不安定です。きっとこのあと彼女はお約束でズリ落ちるのでしょう。 上の画像ともども、背景は房総半島の先っぽにある「シェイクスピアパーク」で撮影したもの。 ローゼンメイデンは日本国内の物語なので、背景はそのへんの民家の庭先でもいいのですが、 やはりこういう背景が合うような気がします。 「ローゼンメイデン・トロイメント」の最終バトルもちょうどこんな感じのところでしたし。 それにしてもあのアニメ、ほんとうに「バトル」必要だったんでしょうか。 ジュンを含めてメインキャラみんなバトル向きじゃないんだし、アリスゲームはわきに置いておいて、 ジュンの成長話にテーマを絞ったラブコメ面白話で12話使い切った方がよかった気がするんですけど。 |
2006年7月1日 19:29:52 (2006年7月2日 16:45:44追記) |