マックスファクトリー COLLECT700 ひぐらしのなく頃に トレーディングフィギュア 各700円
ついに出ました、「ひぐらしのなく頃に」フィギュアの頂点。
最終進化形態、マックスファクトリーのコレクト700です。
冬のワンフェスで実物を見て以来、待ちに待っていたアイテムです。
1個700円という、通常の価格帯よりちょっと高めの値段設定ですが、ボーナスパーツや、
表情違いの顔パーツが数個入っていたりしているのと、なによりそのフィギュア自体のクオリティの高さから、
割高感はありません。

腕の一部に可動機構があり、いくつかポーズが取れます。しかしその可動が左右非対称であったり、
部分的にはまったく動かなかったりして、最初、中途半端な印象をうけたのですが、
「ひぐらし」のビジュアルファンブックを開いて意味がわかりました。
この関節や可動軸は、ゲーム内の各キャラの各ポーズを再現するために特化したものだったのです。
最小限の可動でうまいこと再現できるようになっており、かなり練りこまれたフィギュアであるのがわかります。

通常、フィギュアの企画が版権者に持ち込まれる場合、まず書類のカタチから始まるわけですが、
このフィギュアの場合は、竜騎士07さんの前にいきなり完成したフィギュア(原型)がでてきて、
「許諾お願いします。ダメなら自分で売ります。」と言われたとか言われないとか。
この「ひぐらし」フィギュアの造形師の工藤祐司さんは大の「ひぐらし」ファンで、まず原型を作った上で
フィギュア化企画を会社に提案し、社長に「ひぐらしのなく頃に」のドラマCDや原作を渡して布教して、
フィギュア化の実現にこぎつけたという努力と根性と愛の人です。その魂、まさに徹甲弾。


竜宮レナ(私服)

構造上、前からパンツ丸見えで有名なレナの私服です。腰はボールジョイントで、のけぞるポーズも思いのまま。
画像ではわかりにくいですが、とにかく細かいところまでブラシで彩色してあり、
小さなフィギュアとは思えない仕上がりです。表情3種。ボーナスパーツは鉈とその持ち手です。



表情パーツは次の制服版のレナと共用ですが、鉈の持ち手は共用できません。(制服レナは鉈がもてない)



竜宮レナ(制服)

手を持ち上げてるポーズは、左肩がボールジョイントのこの制服版の方が再現度が高いです。
表情からポーズまで、原作の絵がそのまんま立体化してきたかのような出来に、
そのあまりの出来に、なんか笑えてしまいました。



表情パーツ3種。



北条沙都子

あまりに可愛い沙都子フィギュア。このおてんば姫の再現度も高いです。
スカートのプリーツのシワなど原作絵そのままで、竜騎士07さんもビックリです。
「はいてない疑惑」も含めて、話題のフィギュアになるのではないでしょうか。



欲をいえば、リラックスしているときの優しい表情も欲しかったかも。
表情3種。ボーナスパーツは首輪です。



古手梨花

フィギュアのスタンドの通り、「解」ではなく無印の「ひぐらしのなく頃に」フィギュアでありますので、
梨花ちゃんはこのとおり、ちょっと怪しい無垢な瞳のお嬢さんのイメージで仕上がっています。
ちょっと懐かしい感じすらしますね。
梨花ちゃんは後で手を組んでいる立ち絵しかないので、フィギュアもほぼ固定ポーズです。
ポーズにバリエーションがないと合成画像を作る時に困るものなのですが、梨花ちゃんは視線で語るひとなので、
固定ポーズであることが気にならないほどまったく困りませんでした。



表情4種。ボーナスパーツはネコミミ付き後頭部、鈴、しっぽ。



園崎魅音

立ち絵の3種類のポーズをキッチリ再現できます。
また立ち絵ではポニーテールの毛束が、左後ろのときと、右肩にかかるときがあるのですが、
それを再現するために、ポニーテールの付け根にも可動軸があります。そんな細かい工夫がステキ。



表情3種。



さて、
今回も聖地を背景としたデジラマです。
先回のトイズファクトリーのガシャフィギュアの背景は、興宮市街の聖地・西葛西でしたが、
今回は……、そう、このマックスファクトリーのフィギュアのために行ってきました、雛見沢の聖地、
岐阜県の白川郷
梅雨入り直前の6月の始めの休み。その3日前に思い立って宿を取っての、泊りがけの撮影でした。
今回も、聖地を巡って各ポイントの位置を地図に記した探訪者の先人達のサイトを参考にさせていただきました。
おかげでひじょうに効率よく回れたので、結果的には日帰りも可能なくらいでした。
先人の皆様に厚く御礼申し上げます。
(岐阜バスの高速バスは白川郷12:40着・16:00発1本だけです。実際に日帰りで済ますのはかなりタイトでしょう)


沙都子と梨花ちゃん(と羽入)の愛の巣

元気な沙都子と、見守る梨花ちゃん。
実際はただの農作業用具の倉庫でしょうか。でも現地で一番行ってみたかったのがここです。
見た瞬間、顔がほころぶのが押さえきれませんでした。不審者ですね。

学校へ行くときの待ち合わせ

「鬼隠し編」ゲームスタート時にでてくる、印象的な待ち合わせ場所の水車小屋。
ゲームの立ち絵ポーズで2人を合成してみましたが、なんか失敗っぽい。ライティングで間違ったか?


園崎家庭園

綿流し編で、園崎家頭首が圭一と最後のお散歩をするシーンの場所ですね。
ここは、合掌造り民家園という有料施設のなか。集落のほうに行けば合掌造りの家はタダで見れるからか、
あまり観光客は来ませんが、おかげでのんびり見て回れるお勧めの施設です。入り口では「20分で見れます」
とか言ってますが、ぜひ1時間はかけましょう。私は2回行って、のべ4時間はいました。
合掌造りの家一軒一軒はどこもそう違わずすぐに飽きますが、
合掌造りの家々のある雄大な風景は見ていて飽きません。そういうのを見るのにも、ここはお勧め。
また、これら合掌造りの家の移築もとの飛騨加須良と越中桂の歴史も、なかなか興味深いですぞ。


園崎さんちの床の間

有料で内部を公開している「和田家」の居間。フィギュアは靴をはいているので、高そうな座卓で足元を隠しています。
ここは照明が暗くて、手持ちで撮るのが難しかったです。



北条家でにーにーと叫ぶ沙都子と陰鬱な梨花ちゃん

2階の屋根をジャッキアップしています。
去年の聖地巡礼者達の画像にはなかったものですが、雪の重みかなにかで下がってきたのでしょうか。
今年の冬は雪が多かったですからね。



レナんち

パンツ見えてますね。白川郷で比較的新しいこの板塀の家がレナさんちのモデルです。
「罪滅ぼし編」ではここでレナ一世一代のがんばりを見せます。



嘘だッ!!!



圭一が白いワゴン車にひき逃げされたところ

圭一ゆかりの場所なので、スプリングの圭一フィギュアも入れて見ました。頭身違いすぎですね。頭デカ。
6月始め、田植えの時期の田んぼに群れるオタマジャクシをかあいいというレナと、理解できない沙都子。



美少女には美しい花が似合う

似合うんだゼ?
聖地ではありませんが、和田家前のお庭に咲く花と。
えとこれなんですか?しょうぶ?



雛見沢の夜もふけて

タイトル画面の展望台から夜間撮影したものです。合掌造りの集落の夜景をとりたいってのも泊りがけで行った
理由のひとつだったんですが、なんか、思ってたほどたいしたことなかったですね。orz
夜景はやっぱり都会がきれいですわ。



ええとね、まだ半分です。
全然作りたりていません。
次回更新で、残りの10枚をUPしますので、少々おまちください。


そろそろワンフェス行かないと!!

2006年8月20日 6:10:32