アルティメットソリッド
アルティメットソリッド 仮面ライダー2 全5種・1個300円
バンダイのガシャフィギュア、アルティメットソリッド仮面ライダーの第2弾です。
第1弾は300円のフィギュアにして究極造形・究極塗装でしたが、
第2弾の今回も「アルティメット」の名に恥じない出来栄えになっております。


仮面ライダーカブト

現在放映中の仮面ライダーカブト。
仮面ライダーカブトは、フリルつきのソックスを愛用する中学生の妹と、ロリ顔のボクっ娘にしか興味のない料理オタクのニートという、今までにない主人公・天道総司が、ワームと呼ばれる敵なのかなんなのかわからない連中と戦う物語。
クロックアップによる超高速戦闘のビジュアルイメージも斬新です。


ももの黒い部分の仕上げがイマイチ雑な感じなものの、塗装は申し分なしです。
プロポーションもポーズもかっこいいカブトそのものです。
アルティメット第1弾を見慣れてしまって、あのときほどの衝撃はうけませんが、造形も塗装も、かなり高い完成度を持っています。
シルバー部分は、スミ入れをすると締まった感じになるかもしれませんが、実際はこのままのほうが本物の感じに近いので、悩みどころです。




第2弾は複眼も再現。
クリアパーツの裏側に複眼模様のおうとつを作り、そこをシルバーで塗ると、表から見たときにこのような複眼模様が浮き出るのです。




「おばあちゃんはこう言ってた。 ベタなネタはなるべく拾え、ってな。」

アルティメットソリッドは、造形の精巧さも塗装の質感も本物みたいなので、合成画像にするととても栄えます。
この存在感はなかなか得がたいのです。
カブトは昼間に闘うことが多いのですが、メタリックなボディは夜景にあうと思うので、夜の幕張を背景に合成。
なお、上のセリフは「舞−乙Hime」ネタです。念のため。


仮面ライダーブラック

造形は申し分なし。
モモの付け根の細かいシワが良くできています。
ボディのちょっとパールがかった黒も、独特の質感があっていい感じです。




スカイライダーとはまた違った方向から、原点である1号/ 2号にアプローチしたブラックですが、その顔はシンプルながら、側面にイエローとレッドのラインが入ることで、とても個性的なものになっています。





ブラックは、関節部分の塗装がおざなりなのが気にかかるところ。
これハズレかなぁ。ヒザの裏が特にひどい。
筆で適当にペタペタやっただけじゃん。
こんなんなら、地の茶色のままでよかったのですよ。




私は「仮面ライダーブラック」は最初の頃は見ていたんですが、徐々にどうでもよくなってきてしまい、
また個人的に忙しい時期でもあったので、いつのまにか見なくなっていました。
私にとってもっとも縁の薄いライダーです。
同時期の「仮面ノリダ-」はよく見てましたけど。


仮面ライダーV3

仮面ライダー1号と2号に改造してもらった風見志郎が変身する、第3のライダー。
故・丹波哲郎(惜しい人を亡くしました)に師事していた宮内洋が見事に演じました。

ヘルメットのパーツのかみ合わせが良くないのは、ハズレだからか、仕様なのか、ともかく気になるところですが、基本的には非常に良くできております。
手袋がちゃんと2色に塗り別けられてるとことか、細かいです。





改めて見ると、アゴ(クラッシャー)部分がでかくて、かなり異形な顔立ちです。

正直、こどもの頃はあんまりカッコいいライダーだとは思っていなかったです。
複眼の下の黒い部分(覗き穴)が鼻の穴に思えて、ブタみたいだって思ってました。w
風見志郎のかっこよさに牽引される形で、V3を見ていたのかも。





「私はここだぁッ!」

V3は高いところから現れるイメージが強いです。
上の合成画像は、あえて退色させて昔の映像風になるように加工したものです。
スーツの緑色の部分がツヤっぽいのが、布らしく見えなくてちょっと残念。
合成する身としては、もう少しマットな仕上がりだとなお嬉しかったです。
まあ、そういう用途に使ってるのは私くらいなもんでしょうけどー。


仮面ライダーアマゾン

南米はアマゾンからゲドンの野望を打ち砕くためにやってきた、現在においてももっとも変り種のライダー。
めちゃめちゃカッコいい!独特なアクションもあいまって、非常に印象深い仮面ライダーです。


体表の赤い模様は、過去のガシャフィギュアのアマゾンだと、斜めの線が適当に入ってるだけだったりしたんですが、
アルティメットソリッドは実際のスーツの模様を忠実に再現しているようです。(確認してませんが)
伸縮素材を使用したスーツのシワの感じもよく出ており、ポーズもカッコいいし、まさに文句なしの出来栄えです。



なんだかかぁいいアマゾンフェイス。

よくまぁ、こんな細かい模様を描き込みますね。
ヘッドは複眼を表現するために全体がクリア素材でできているので、緑も赤も、両方とも塗装です。
でも緑色の上に赤い線を入れたようでもないし、その逆でもないようだし。
どうも2色をキッチリ塗り別けているみたいなんですが、そうだとするとその手間は計り知れないものがあります。





森の木陰に、アマゾンダダダ!

奥多摩の渓流を見下ろす崖っぷちの風景を、合成画像の背景にしました。
アマゾンの体に木漏れ日が当たっているのをそれらしく再現するために、日影のアマゾンと日なたのアマゾンを同じアングルで撮影し、2枚を重ねて木漏れ日の当たる部分だけマスクして、上の画像のようにしています。
撮影のときにそれらしい影をつけることもできなくはないんですが、ライトの光は拡散して太陽光線ぽくならないのと、
木漏れ日の当たる部分をコントロールできないという、難点があるのです。


仮面ライダーファイズ

「たっ君、オルフェノクがっ!」の電話一本で即登場する仮面ライダー。
カイザに続いて、アルティメットソリッドでファイズも登場です。
カブトのクロックアップの元になったと思われる、ファイズ・アクセルフォームでの一方的な超高速戦闘は衝撃的でした。


以降の「ブレイド」「響鬼」「カブト」に慣れてしまった目で見ると、意外とシンプルなファイズ。
シルバー部分は、画像ではグレーっぽいですが、実際のフィギュアの塗装はもう少しメタリックな印象です。


顔部分のシビアな塗りわけはキレイに出来ているものの、全体的に見るとちょっと雑な印象をうけるファイズ。
もっとも、従来のガシャフィギュアの塗装に比べると格段にクオリティは高いのですが。
第1弾のように、あとでリペイント版が出るのかなぁ。





ふっふっふ…、ではお相手しましょう。ラッキークローバー最強のこのボクが!(嘘)

我らの琢磨たんこと、センチピードオルフェノク対ファイズの図です。
センチピードはメガハウスのアートワークスモンスターズシリーズのもの。
メタリックな質感と、容赦ないトゲトゲが素敵なフィギュア。
だいぶ前に購入しておいたものの、合成で使いどころがなく、しまってあったのですが、この機を逃さず登場です。
ファイズよりもむしろセンチピードのほうをメインに合成してみました。


2006年9月27日 21:48:25