おなじみ、セガ製エヴァンゲリオンのプライズフィギュアシリーズの新作、 「新世紀エヴァンゲリオン エクストラフィギュア 第3新東京市警危機一髪!」です。 テニスプレイヤーにテニスラケット、 釣り師に釣竿、 野鳥の会会員にカウンター、 魔女っ子にマジカルなステッキ など、 「特定の職業には、それにつきもののアイテム」というものがあります。 そしてこの「第3新東京市警危機一髪!」は婦警さんと手錠という、 まったくもって当たり前な組み合わせによる、ごく自然なフィギュアなのです! 嘘です! てゆーか、本当にこんなフィギュア出して、アホですかセガは! そこが好きなんだけどさ!w フィギュアの箱に印刷された新聞記事によると、 2015年10月4日に第3新東京市中央公園において行われた防犯イベント会場に突如催涙ガス弾が撃ち込まれ、一日警察署長として参加していた綾波レイさんが、その隙に何者かに誘拐されるという事件が起こってしまった。 というようなバックストーリーがこのフィギュアにはあるようです。 そういうわけで、手錠拘束。危機一髪っていうか、今まさに危機的状況なのです。 顔がレイというよりも、メーテルっぽいんですが。松本零士の描いたレイ、みたいな。 しかしながら、なんか困ったような、いろいろ諦めたような、なにかを訴えているような、 そんなグッとくる眼差しは、似てないなりに悪くないという感じです。 腕を後ろに回したポーズによる袖のシワとか、とてもリアルにできており、また塗装による布の質感も非常にいいです。 制服の装飾もちゃんとしていますし、タスキには安全ピンまでついていて、かなり凝ったものになっています。 あと、脚が綺麗なのがむやみに嬉しいフィギュアでもあります。 道路標識に拘束されることにより、古典的な「セクシーポーズ」になっているのも面白いです。 |
テロリストに誘拐され、拘束された綾波さん運命やいかに。 今回は道路標識がらみのフィギュアなんで、標識を入れるなら背景の場所も「道路脇」に限られてくるわけですが、 ストックしてある背景素材にいいのがなかなかないんですわ。 「道路」や「歩道」を写した素材は大量にあるんですが、標識が立つ「道路と歩道の間」あたりって 合成するものを想定していないのでほとんど撮影していないんです。 素材がないわけでもないんですが、道路脇なら何でもいいってわけでもないし〜。 そんなこんなで選出した背景は、日テレ近くの首都高の高架下。 どういうシチュエイションかわかりませんが、すごく放置されっぱなしな感じになりました。 |
「一日機動隊長」のアスカさんは、一転してまっとうなフィギュアです。w 構えている棒は、「警杖(けいじょう)」といって、一般的な「警棒」とちがい、れっきとした機動隊用のアイテムなので、 これも特定の職業(職務内容)につきもののアイテムといえるでしょう。 警杖構えて仁王立ちの機動隊長。レイのスカートと違って横にスリットが入っています。 フィギュアの箱に印刷された新聞記事によると、 20015年10月6日 混迷事件一転、スピード解決! ネルフ捜査により、犯行グループ一網打尽 10月4日に発生した綾波レイさん誘拐事件は同日午後8時すぎに急展開、綾波レイさんの身柄は無事保護された。 ネルフ報道官の会見によると、同日、別会場で一日機動隊長そして防犯イベントに参加していた 惣流・アスカ・ラングレーさんが… アスカさん大活躍して解決したっぽいんですが、ここで記事が切れてて読めません。すげー気になりますな。 どうもネルフがらみで裏があるような含みのある文章だし、全部読ませてほしいものです。 アゴがトンガリ過ぎでは。斜めから見るといい感じなのですが、特定の角度から見るとちょっとキツいです。 もう少し頬がふっくらしていればなぁ〜。 ポーズや服のシワもいいですし、レイともども「骨格」を感じさせる、しっかりした造形も好感が持てます。 そしてなにより脚が綺麗なのが、やっぱり嬉しいフィギュアであります。 エクストラフィギュアはいいなぁ〜。 |
レイバー。それは産業用に開発されたロボットの総称である。建設・土木の分野に広く普及したが、 一方でレイバーによる犯罪も急増。 第3新東京市警一日機動隊長は、これに対抗するためにエヴァンゲリオンを使用した。 汎用人型パトロール用決戦兵器、パトエヴァの誕生である!<語呂わるぅ 背景は、近所の街並みの向こうに新宿の高層ビルを合成して、第3新東京市っぽい風景を作ってみたもの。 アスカの後ろにある標識はフィギュア付属のものではなく、地面からはえてる本物。 このアスカは下からあおって撮影するととてもサマになります。 うしろにいる物騒なのは、デジタル的に一部色を変えたリボルテックのEVA参号機に、 イングラムの耳を合成して勝手に作ったパトロール用エヴァンゲリオンです。これならグリフォンも瞬殺です。 胴体部分は本当にプラカラーで白く塗装しようかと思ってましたが、補正の組み合わせで何とかなりました。 やってみるもんです。 |
2006年9月30日 2:55:06 |