バンダイ 乙女魂 舞-乙HiME アリカ・ユメミヤ \3675-
バイダイが展開をはじめた美少女フィギュアシリーズ、「乙女魂」の第一弾、舞-乙HIMEのアリカ・ユメミヤです。
TV版では最終回にほんの数カット出てきただけの、マイスターローブ(Ver.1.5)の立体化です。

ちなみに、マイスターローブ(Ver.1)は、TV版OPにも出てくる、蒼天の青玉でマテリアライズしたピンクのローブ。
マイスターローブ(Ver.2)は、最終回に登場した蒼天の青玉の真の力を宿した青いローブのこと。
Ver.1もVer.2も劇中で大活躍のローブだったのに、なんでここでお味噌なVer.1.5がフィギュア化なんだろう?
ぶっちゃけコレが一番可愛いから?などと思っていたのですが、先日の11月24日にリリースされた
バンダイビジュアルの新作OVAシリーズ「舞-乙HIME Zwei」ではこのVer.1.5が大活躍してました。
さすがバンダイ、タイミングがバッチリですな。

「Zwei」はTV版最終回より1年後のお話で、「ストラトス・フォー」みたいな巨大隕石迎撃シーン(准将ステキ〜!)
で幕を開け、新たに出現した強大な敵と乙HIME達の戦いを描く、あいかわらず燃えるバトルアニメです。
結局全然活躍できなかった前作の主役の人も、このOVAでは大活躍なのも嬉しいところ。続きがたのしみです。





ボックスの表記によれば、あくまでTV版のマイスターローブ(Ver.1.5)のようですが、
見た感じ、最終回より1年後の、なにげに成長したOVA版のアリカっぽい気もします。胸とか。
いろいろな角度で破綻のないいいフィギュアなのですが、ポーズと目線は極端に指向性の高いもので、
正面以外から見ると絵にならない中途半端な感じなのです。
そのぶん、正面から見るとキマっててとってもかわいいのですが、…無可動のフィギュアって、
こういうところが難しいですね。
塗装のほうは、この値段のわりに丁寧でそつのない仕上がりです。


顔はあんまり似てないんですけど、とにかくかわいいのでオッケーです。
美少女的なかわいさというより、…小動物的な可愛さ?


超得意になったハムスターというか、
とっても嬉しいプレーリードッグというか、
特にこのアングルの表情がおもしろ可愛くて、
通販サイトで見た瞬間、気に入って予約しました。








アニメ本編の加速時の描写からすると、どうやら推進機関が搭載されているらしい腰のパーツ、
前後に分割されて外れます。
硬質なクリアパーツが使われているせいか、はめ込んでいるダボ穴が浅く、
触っただけで簡単に外れてしまうのは難点。
てか、別に外れなくてもいいと思うんですが。


エレメントもクリアパーツ製なのですが、
お祭で売ってるアクセサリーのような
オモチャっぽいクオリティーで、
透明感に濁りがあり、
気泡も入ってたりしました。
きれいに出来ていれば、高級感の出る
パーツなのに、もったいないことです。




なんといっても、絵になるアングルが限定されるフィギュアなので、合成画像が作りにくいです。
作るならこのアングルしかないじゃん?しかもあきらかに飛んでるポーズ。
つまり、「正面向きでピースして飛んでるシーン」しか絵にならないってことで。

飛んでいない画像としては、そば屋のカウンターで指2本立てて「おじさん、二つちょうだい!」<ひとつで充分ですよ〜
とかやってるシーンも頭に浮びましたが、画像にしたらきっとくだらなそうなのでボツ。

背景は素材集から。画面右の街並みは他の素材を合成したもの。
ヒマワリのオブジェをいただく風華宮も作ってみました。

わかりませんか。そうですか。



ようするに同じ画像。
したからあおると、これはこれでけっこう可愛いことが判明。
ポーズがアングル限定でなければ、いろいろな角度で合成画像を作ってみたい、いいフィギュアです。



しょっぱなから風雲急をつげてるOVA「舞-乙HIME Zwei」も目が離せませんし、舞-乙HIMEのこれからも楽しみです。

しかし、乙女魂の次がトモエってのはどうなんでしょう…。あのこって人気あるのん?
せっかくピンで出すなら、「舞-乙HIME」にはもっとな売れそうなキャラがいくらでもいるはずなのに。
つか准将を出してよう!ハルカ・アーミテージ准将!<それも売れないよ


2006年12月3日 12:58:55