バイダイが展開をはじめた美少女フィギュアシリーズ、「乙女魂」の第一弾、舞-乙HIMEのアリカ・ユメミヤです。 TV版では最終回にほんの数カット出てきただけの、マイスターローブ(Ver.1.5)の立体化です。 ちなみに、マイスターローブ(Ver.1)は、TV版OPにも出てくる、蒼天の青玉でマテリアライズしたピンクのローブ。 マイスターローブ(Ver.2)は、最終回に登場した蒼天の青玉の真の力を宿した青いローブのこと。 Ver.1もVer.2も劇中で大活躍のローブだったのに、なんでここでお味噌なVer.1.5がフィギュア化なんだろう? ぶっちゃけコレが一番可愛いから?などと思っていたのですが、先日の11月24日にリリースされた バンダイビジュアルの新作OVAシリーズ「舞-乙HIME Zwei」ではこのVer.1.5が大活躍してました。 さすがバンダイ、タイミングがバッチリですな。 「Zwei」はTV版最終回より1年後のお話で、「ストラトス・フォー」みたいな巨大隕石迎撃シーン(准将ステキ〜!) で幕を開け、新たに出現した強大な敵と乙HIME達の戦いを描く、あいかわらず燃えるバトルアニメです。 結局全然活躍できなかった前作の主役の人も、このOVAでは大活躍なのも嬉しいところ。続きがたのしみです。 ボックスの表記によれば、あくまでTV版のマイスターローブ(Ver.1.5)のようですが、 見た感じ、最終回より1年後の、なにげに成長したOVA版のアリカっぽい気もします。胸とか。 いろいろな角度で破綻のないいいフィギュアなのですが、ポーズと目線は極端に指向性の高いもので、 正面以外から見ると絵にならない中途半端な感じなのです。 そのぶん、正面から見るとキマっててとってもかわいいのですが、…無可動のフィギュアって、 こういうところが難しいですね。 塗装のほうは、この値段のわりに丁寧でそつのない仕上がりです。 顔はあんまり似てないんですけど、とにかくかわいいのでオッケーです。 美少女的なかわいさというより、…小動物的な可愛さ? 超得意になったハムスターというか、 とっても嬉しいプレーリードッグというか、 特にこのアングルの表情がおもしろ可愛くて、 通販サイトで見た瞬間、気に入って予約しました。 アニメ本編の加速時の描写からすると、どうやら推進機関が搭載されているらしい腰のパーツ、 前後に分割されて外れます。 硬質なクリアパーツが使われているせいか、はめ込んでいるダボ穴が浅く、 触っただけで簡単に外れてしまうのは難点。 てか、別に外れなくてもいいと思うんですが。 エレメントもクリアパーツ製なのですが、 お祭で売ってるアクセサリーのような オモチャっぽいクオリティーで、 透明感に濁りがあり、 気泡も入ってたりしました。 きれいに出来ていれば、高級感の出る パーツなのに、もったいないことです。 |
なんといっても、絵になるアングルが限定されるフィギュアなので、合成画像が作りにくいです。 作るならこのアングルしかないじゃん?しかもあきらかに飛んでるポーズ。 つまり、「正面向きでピースして飛んでるシーン」しか絵にならないってことで。 飛んでいない画像としては、そば屋のカウンターで指2本立てて「おじさん、二つちょうだい!」<ひとつで充分ですよ〜 とかやってるシーンも頭に浮びましたが、画像にしたらきっとくだらなそうなのでボツ。 背景は素材集から。画面右の街並みは他の素材を合成したもの。 ヒマワリのオブジェをいただく風華宮も作ってみました。 わかりませんか。そうですか。 |
ようするに同じ画像。 したからあおると、これはこれでけっこう可愛いことが判明。 ポーズがアングル限定でなければ、いろいろな角度で合成画像を作ってみたい、いいフィギュアです。 しょっぱなから風雲急をつげてるOVA「舞-乙HIME Zwei」も目が離せませんし、舞-乙HIMEのこれからも楽しみです。 しかし、乙女魂の次がトモエってのはどうなんでしょう…。あのこって人気あるのん? せっかくピンで出すなら、「舞-乙HIME」にはもっとな売れそうなキャラがいくらでもいるはずなのに。 つか准将を出してよう!ハルカ・アーミテージ准将!<それも売れないよ |
2006年12月3日 12:58:55 |