アルターの間桐桜さんは、水着でもなく制服でもなく、「Fate/hollow ataraxia」のクライマックスで見せた 戦闘服です。 この更新作業に取り掛かる前に、改めて「Fate/hollow ataraxia」のあのクライマックス部分だけ プレイしなおしたんですが、「セカイ」を終わらせるため死地に赴くマスターとサーヴァントたちの姿が、もう泣ける泣ける。 桜さんの戦闘服は、圧倒的な敵を前に、自らの強大なダークサイドをギリギリ解除して限界状態で闘う、 熱い乙女の戦闘装束です。 1/8スケールのコンパクトなフィギュアです。(コンパクトって感じるようになってきた…最近) 個人的にはこのくらいのサイズが、精密感を感じる上にクオリティも高く見えるし、 眺めていて可愛らしいと普通に思える大きさな気がします。 セミロングの髪の毛がふわりと流れるように立体化されていて、先日の1/6桜に引けを取らない、 いいものになっています。また、左腕にはめた黒い手甲も非常にカッコいいです。 で、ちと気になるところですが、 原型師さんの作家性といえばそれまでですが、セーターにしてもスカートにしても、シワが手甲と同じように鋭角的で、 布と思えないほど硬そうに見えるのが不満といえば不満でしょうか。布のシワには塗装で丁寧に陰影をつけてあるので、 オウトツが強調されて、より鋭角的に見えてる分もあるのかも知れません。 あと、中央の立ち姿の画像を見ての通り、このポーズは胸をはった前傾姿勢です。 なので、足元はこのように「ただ立っているだけ」なのではなく、足首からつま先に体重がかかっているような 力強さを感じる造型だと、立像として説得力がでるし、 戦いに臨んでいる戦闘服姿の少女のフィギュアとして、全身に緊迫感/緊張感が出たかなぁ… と、素人考えで思ったり。 ヘッドは2種付属。 こちらはそのうち、淡い微笑を浮かべたヘッド。 このヘッドだと、「戦闘状態」ではなく、「記念写真の撮影でこういうポーズをとっている」という印象です。 正面、および斜めから見た場合、かなり可愛い上に、元の絵に近い印象をうけるいい造型だと思いますが、 横顔だけ不思議なほど唐突に別人のように見えます。江川達也の絵っぽいというか。 もう1種は、戦う乙女の表情。 ゲーム中では、怒っているときもいい笑顔で微笑んでいるので(そこが怖い)、思えばレアな表情です。クライマックスにおける彼女の必死な決意がよく再現されています。 |
下からライティングすると、また違った印象の「微笑みヘッド」。 なかなか黒可愛くていい感じです。 桜さんは憤怒の時も微笑んでいるので、見かけの表情にだまされてはいけません。 なにげない画像ですが、奥の顔と、手前のベルトやスカート、両方一緒にはフォーカスが合わないので、 フォーカスをずらした2枚の画像を合成して1枚のフィギュアの画像にした上で、背景に合成しています。 |
この2種のヘッドって、「阿吽」だなぁ… 阿吽のフィギュアといえばコレだよなぁ… と作ったなんかいろいろアレな画像。(狛犬 Wikipedia) フィギュアということで題材としては「仁王像」のほうがいいんすけど、寺院の素材がなかったのです。 神社の素材はいっぱいあるんですけど。 背後にいるのは、庇護する民を守るために対する民を虐殺した英雄が、英霊となって現界したサーヴァント。 宝具は、対するものを一瞬で石化させるその「歌声」。 |
「Es flustert ------- Mein Nagel reist Hauser ab」 背後にいるはずの彼女の麗しきサーヴァントは、フィギュア持ってないし、一応ネタバレになるんで、省略。 押し寄せる幽世のモノどもは、デジモンのガオモンがいいかナと思って探したんですが、 フィギュアが見つからなかったのでSICのウルフオルフェノクさんを使用。 暗くてよくわかりませんけど。 |
2006年12月17日 11:41:23 |