アゾン ピュアニーモ キャラクターシリーズNo.003 葉月  月詠 -MOON PHASE-
アゾンより、最強っぽい葉月が発売になりました。
「ピュアニーモ」という、以前よりアゾンで発売している素体を使用した、葉月のキャラクタードールです。

久々に本当に欲しいお人形だったので、こうしてお迎えできてとっても嬉しいです。

こちらボックス。完成品フィギュアと違いかさばる緩衝材の不要な「人形」であること、また、
人形のポーズが体を丸めたコンパクトなものであることで、箱自体、意外と小さなものになっています。


ふた部分に、わるわるな感じが
可愛い葉月のロゴ入り。

ピュアニーモ素体にはAタイプとBタイプがありまして、Aタイプは直立ポーズ、Bタイプは体育座りのようなポーズです。
どちらも間接は無可動ですが、腕や脚のパーツ接合部を回転させることで、あるていどポーズを変えることが出来ます。
この葉月には、Bタイプの素体が使用されており、単体ではこのようにヒザやヒジは曲がったままです。


Bタイプは今回はじめてさわりました。動かせるのはパーツ接合部での軸回転だけですが、
接合する角度が工夫されていて、山口式可動的に可愛いポーズがバシバシ決まります。
オビツなどの可動素体ですと、右のようなしゃがみポーズではメカニックなヒザ関節が剥き出しになりがちなのですが、
ピュアニーモの場合はツルツルのひざが見えるだけなので、しゃがみの可愛らしさを損ないません。


普通の可動素体は、関節の機構上、脚を上げていくと
股が開いていく傾向があるのですが、
座りポーズ専用のBタイプ素体ではそのようなこともなく、
上品な座りポーズが取れます。





脚はかなり上がるので、ヒザをかかえるようなポーズも取れます。


そのほか、乗り物にまたがったり(笑)、胡座をかくことも可能。





ヘッドは、アイペイントと口を印刷しただけなんですが、
このように凶悪なほどに可愛くなっています。

髪の毛はドールヘア植毛式。紺色と黒の二色が使用されており、
画像では色の差がはっきり出ていますが、実際に見ると、
透明感と深みのある濃い青色に見えます。
ネコミミはPVC製で、頭にはめるだけの簡単仕様です。

ちなみに、これらバストアップの画像には、
別売りのAタイプ素体を一部使用しています。


サンルームでくつろぐ葉月さん

日光浴する吸血鬼。葉月さんは「デイウォーカー」という特別な存在なわけですが、
まあ基本的に、十字架が苦手だの、日光に弱いだの、鏡に映らないだの、ニンニクが嫌いだの、
そういう設定はハマーフィルムの映画で作られた、話を面白くするための設定であって、
映画以前から実際にヨーロッパにあった「吸血鬼伝説」とは関係なさそうですよね。


ソファーで丸まってる猫的少女

今回の葉月さんはかなりお気に入りなので、合成画像を作るのも楽しいです。
背景は元町の洋館の去年のクリスマスディスプレイ。ヨーロッパ風の落ち着いたディスプレイがかっこよかったです。


しましまな木陰

座りポーズがいい感じなので、さらに椅子でポカポカ丸まりポーズ。
手前の観葉植物の葉っぱ1本1本をマスク切りするのが楽しかった…


洋館前のベンチで

座りポーズのバリエーションではきはき。


こちらは直立型のAタイプ素体に換装した葉月さん。
右図では付属のマントも装着してみました。左腕をBタイプのものと付け替えています。

なぎはらえ!
可動素体であれば腕を曲げるのは簡単ですが、ピュアニーモの場合は
パーツを腕ごと全部付け替えないといけないので、面倒といえば面倒。
ピュアニーモ素体に装着できる「可動腕」も別売りパーツに欲しい気もします。
ピュアニーモの存在意義を否定しかねないパーツですが。


陽だまりの吸血鬼

深い森のようで実は公園の一画。単色の絵っぽく作ってみました。
葉月さんは、Aタイプのボディで、両腕ともBタイプの腕に換装した状態です。


おにいさま、めりーくりすます!

手を上げたポーズが妙に可愛かったので、無理矢理に背景にはめてみた画像。
葉月さんが立ってる位置と、ツリーが乗ってるテーブルとの位置関係がいいかげんで、なんか騙し絵のようです。
少々、時空が歪んでます。

さて、え〜〜。

まあお約束ですから。

アゾン製旧タイプスク水着用。ボディはBタイプで、両腕と左足がAタイプのパーツです。
腕は、座った状態で床に付く長さになっているので、ポーズがとても自然に見えます。

パーツ接合部(可動軸)はこのようになっています。
画像ではさすがに接合部が目立ちますが、
こういうのは実際にいじってポーズをとらせたり
しているうちに目が慣れてきて、
そのうち不思議と気にならなくなってしまうものです。



あまりに季節外れですが

水着が映える水辺といえば「海」でもいいのですが、背景が距離感に乏しい海と空だけになりがちなので、
奥行き感豊富な渓流に合成してみました。
でもやっぱ、いまの季節に見ると寒そうですね。
室内プールの背景素材なんかがあるといいのになぁ。欲しいなぁ。


さらに、お約束なので体操着にブルマ。

いや、ぶっちゃけ葉月さん、お顔があっさり気味だからか、カジュアルな服装が全然似合わないんです。
付属のドレスや、スク水や体操着のような、こういう単色系の服はよく似あうのですけれど。

体操着似合いまくり。
上図はブルマもちゃんとはいてますが、
ちょっとハイレグ仕様なんで横からは見えませんね。

ボディは、ややこしいんですが、右腕と下半身全部がBタイプ、
上半身と左腕がAタイプという構成です。
Bタイプの下半身を使用すると、可動素体では
意外と難しい「体育すわり」も容易です。


こちらは、右腕のみBタイプ。
簡単にパーツ換装しているみたいですが、気温が低いいま時だとPVCのパーツも硬くなってて、はめたりはずしたりが実はけっこう大変です。
熱いお湯が必須アイテムです。


ボディラインが出ないくらい体操着が大きめなのは、
27cmドール用だから。
だぶだぶ感が、これはこれですげー可愛いですけど。


公園のお城

いよいよラストです。数えてみたら9枚も合成してるじゃないですか。
似たようなのばっかりですが。(笑)
今回はいろんなポーズをとらせて撮影するだけでも楽しかったです。

背景は清澄公園内のアスレチックな遊具にて。
ネコミミはさすがに不自然ですが、外すと誰だかよくわかんなくなりそうなのです。


2006年12月23日 16:54:00