あけましておめでとうございます。 いまさらですが、昨年11月末くらいに発売された、グッドスマイルカンパニー製 フェイト・テスタロッサです。 フェイトちゃんは「魔法少女リリカルなのはA's」のメインヒロインのひとり。 ひたむきで一途、線が細くて芯が強い魔法少女です。 「リリカルなのはA's」未見の方は、その前作「リリカルなのは」共々、このお正月の休みにでもぜひ見ましょう。 今年の春には第3期 「魔法少女リリカルなのは StrikerS」も始まることですし。 StrikerSは公式サイトもできましたが、なんか…エンジェル隊みたいなのがいるねぇ。 さて、巨大なバルディッシュアサルトザンバーフォームを構えたグッスマのフェイトちゃんですが、 ポーズなど合成の素材としては悪くないんですが、フィギュアとしての出来はいかほどかともうしますと、 それほどでもないというのが本音です。このあとで出たアルター版のほうがいい感じでした。 合成素材としては、逆にアルター版はポーズが決まりすぎてて使いづらい、と思うのですけど。 前面 後姿 マントを外すときにはフェイトちゃんの首を抜くわけですが、この首があまりしっかりはまっていないので、 抜く気がないときでも首がポロポロ外れて困ります。まあ、抜けなくても困るけど。 マント自体の仕上がりはいい感じ。 マント除装後 マントを羽織る関係上、やけに首が長く見えます。左肩が下がっているんで、なおさらですね。 除装後はなにかと可愛いお尻が話題ですが、私はこの華奢な肩と鎖骨を押したいです。 また、バリアジャケットのボディスーツ的部分やニーソの部分を塗装している「黒」の質感の、この微妙なつや具合がなかなかいいです。 表情は硬め。第1期の頃のフェイトちゃんならしっくりきたかも。 ひたむきさや真剣さが出ていればよかったのですが、どうも無表情寄りに見えてしまいます。 このグッスマ版も、アルター版もそうなんですが、フェイトちゃんは鼻筋が通り過ぎている気がして仕方ありません。 もうちょっとぷに寄りのアレンジがなされると、アニメや版権イラストのイメージに近づく気がするのですが。 ところで! このバルディッシュ、変ですよね。 グッスマ版バルディッシュは↑こうなってますが、 お手元にアルター版がある方はこの柄の部分を見比べて見てください。 グッスマ版の画像を加工して再現しましたが、アルター版はこうなっているはずです。 そしてこちらが正解。 いくらバルディッシュが「Yes, Sir.」しか言わない子だからって、形状間違ってるのはちょっとかわいそうです。 |
「魔法少女リリカルなのはA's」第7話「壊れた過去と現在となの」の対シグナム戦をイメージして作ってみました。 空にいくつも地球型惑星が浮かんで見えるどこかの異世界の砂漠です。 バルディッシュのハーケンフォームは、ザンバーフォームを部分的に撮影して素材とし、合成して作ったものです。 光の刃の部分は「スクリーン」や「覆い焼き」を利用して 手描きしたもので、それらのレイヤーをオフにすると ←こんな感じ。 あとから思えばもっと適当に作ってもよかったですね。 どうせ光の刃で見えなくなるんだしねえ。 |
こちらは第12話「夜の終わり、旅の終わり」の最終決戦より。 ザンバーフォームはここでしか出てきませんしね。 フェイトちゃんの合成は、背景が夜でありまた、光源がバルディッシュにある設定なので、楽といえば楽でしたが、 大変なことになってる海鳴市街のほうは、結構手がかかったりしました。 夜の市街地沖の海上、という舞台設定からして、素材集めが難しいかったのですが、何とかこんな感じ。 まず基本背景、 レインボーブリッジから見た晴海方面。 海鳴市は地方都市ながら高層ビルが多いので、 わりとイメージにあってます。 ただ、ビルの向こうにあるはずの山がありません。 ということで、ビル街の奥に山々を合成。 奥日光かどこかの山です。 おお、けっこう海鳴市っぽい。 もっとも、あとで光の柱を合成したのと、 もうちょっと空の暗さを暗めに補正したおかげで、 この山は、結局ほとんど見えなくなっちゃいましたが… 暗い海面の上に、 あとで合成する光の柱を映した海面を合成。 何のことはない、まったく別の場所である、 大井コンテナ埠頭あたりの強力な照明が 反射した海面です。 ビルの間に、光の柱を合成。 これは手書きではなく、海面の画像を上下ひっくり返して、 移動ぼかしで上に伸ばし、「スクリーン」で合成したもの。 素材が同じなので、当然ながら海面の光と光の柱は、 色も位置もピッタリ合うわけなのです。 綺麗でしかも楽なのがベストです。 |
2007年1月2日 19:51:10 |