エフトイズ・コンフェクト バルキリーコレクション 全6種+? 1個 \473-
マグロうめぇ〜〜!
日本人なのにマクロスに詳しくないと、海外にいったときに驚かれるらしいですよ。
エフトイズ・コンフェクトのブラインドBOXのトレーディングフィギュア、バルキリーコレクションは、
そんな世界の新常識「超時空要塞マクロス」に登場するバルキリーの飛行形態を、
エフトイズが従来から展開している「翼コレクション」「ヘリボーンコレクション」などの
航空機フィギュアの文法で商品化した、キャラ・ワークスシリーズの第1段です。

値段的に見て造型物としてはかなりいい出来ですし、塗装もまずまずだと思いますが、
組み立て段階でぶきっちょというか、かなりイレギュラーな人がいたようで、
パーツ同士が接合されていないのに瞬間接着剤が流し込んであったり、
はみ出して白くなってたり翼全体にたっぷり付着して固まってたりと、エフトイズの従来品では見なかった
雑な仕上がりのものがいくつかありました。

わたしがハズレを引いただけかもしれませんが、とくに最後のみたいにひどいのはチェックしてはねて欲しいものです。
そういう一部のものを除けば、全体的にはかなりいい感じでして、航空機としてのバルキリーの美しさをあますところなく
コンパクトなサイズで立体化した、良いフィギュアといえるでしょう。
機首のあたりのフェティッシュな曲線のラインなど、眺めていて思わずうっとりしてしまいます。
パーツ差し替えで、ギアを収納した飛行状態と、ギアを出した着陸状態の両方を再現できるのも嬉しいところ。


VF-1Aエンジェルバーズ(TV版)

TV版の第1話、というか「マクロススペシャル」のマクロス進宙式で空を飛んでた、アクロバットチームのバルキリーです。
マニアックなチョイスなのはいいのですが、ラインナップにVF-1Jヒカル機もあることですし、
ここはマックス機や柿崎機という普通のチョイスのほうが、並べて飾れて嬉しかったかも。
それともこれは第2弾の用意がある、ということなのかな〜。



マクロス進宙式

地上20メートルを時速950Kmのスピードですれ違うという、エンジェルバーズのアクロバット飛行の演目。
観客のかなり近くでやるみたいで、危険なことこの上ないのです。

バルキリーコレクションのVF-1Aは翼が可動して可変翼を再現しているのですが、
上の画像ではアクロバット時なので機動性を増すために翼をいっぱいに開いています。…そうなると思う。

合成の背景は複数の素材を組み合わせたもので、右手のコンクリの土台状のものは東名高速道路の建設中の高架、
左手の街は横浜の街なみ、ヤシの木は素材集から、そして土台の上に乗っているのはWAVEのマクロス。

今年初めに発売されたWAVEのマクロス。
仕様は劇場版ですが、大まかな形はTV版と一緒なんで流用しました。

もっとも、TV版第1話の頃のマクロスの作画って背景扱いなのかやけに適当で、角材みたいに書かれてることが多いんで、これとは全然違って見えたりするんですけど。

VF-1Jミリア機(TV版)

ミリア機っていうと、活躍は全然覚えてなくて〜、なにしてましたっけ〜。
ただ覚えているのは、これのタカトクのバルキリーがおもちゃ屋でやたらと売れ残ってた、という印象だけ…
もっとも、時代を超えて「マクロス7」にも出てきたというあたり熱いものがありますし、
なによりこの真紅のカラーバリエーションは普通にカッコいいです。

このVF-1JやVF-1Sは翼が固定式で動きません。両翼は一枚の板状で、ボディ内部で繋がっています。


VF-1Aマックス機 ゼントラーディ兵士に変装したときのカラーVer.(TV版)(シークレット)

その、まあ、マックス機のノーマルカラーVer.がまず欲しかったのですが…
それはともかく、
これ、伝説の「紙芝居」の話でパタパタ活躍した機体ですよね。
まったく動かない「マクロス」を見て「ああ、アニメを作るのって大変なんだ」とすごく実感したあの日曜日の朝。



夫婦発進

こんなシーンは多分なかったと思いますが、いや確実にないのですが、ブリタイ艦から発進するマックス機とミリア機。
ミリア機、カッコいいなぁ。
ブリタイ艦はいろいろ補正を重ねていたら、なんだかとってもフシギな質感が出ました。


ブリタイ艦(ノプティバガニス5631)
放送当時に販売されていたプラモデルで、これはのちにプレミアがついていたのを買ったものです。
異形の宇宙戦艦ですが、これはこれで妙な美しさがあります。


VF-1Sストライクバルキリー フォッカー機(劇場版)

スーパーバルキリーの指揮官版で、マウラー砲というらしい二連装ビームカノン砲を装備したタイプです。
強力な武装らしいのですが、マクロスはミサイルの乱舞が華だからか、劇中ではあんまり使ってなかった気がします。



木星上空のフォッカー少佐

合成するものがストライクバルキリー1個だけとあって、やたらとすばやく出来上がった画像です。
今回は「具」だくさんの画像が多くって時間ばかりやたらとかかってちょっと大変だったのですが、
関連物をいろいろ合成するのは楽しいですし、そうして世界観を作る面白さもあります。

んでこれも、あとでやっぱり物足りなくなって、コクピットにフォッカー少佐を合成しました。


CM'sコーポレーション、マクロスコレクションPART2のフォッカーフィギュア。
パーツの差し替えで、ヘルメットの着/脱が再現できます。

こういう更新の時は、嘘を書かないようにWikiさんなどを見ながら書いてるんですが、それによればフォッカーさんは身長が216cmもあるんですね。
超でか。
マイケル・ジョーダンだって198cmですよ。
175cmもある一条輝が小柄に見えるわけですよ。

フォッカー少佐は実はパトレイバーのひろみちゃん的な人だったわけで、してみると普通の戦闘機のコクピットは彼には狭すぎるのではなかろうか、と思ったり。

コクピットが広く作られている特別仕様機だから、「ロイ・フォッカースペシャル」なんだったり、して。

VF-1J 一条輝機(TV版)

栄光の主役メカ・ガンダムV、VF-1Jです。
主人公が乗り込むメカが特別なのは当たり前なので、軍に入隊していきなり指揮官専用機が与えられました。
頭の形とバルカン砲の数だけでなく、エンジンなんかもVF-1Aとは違うらしいですよ。


VF-1A (TV版)

名もない隊員が乗り込む用のザコバルキリー。(おい
主人公メカではないので地味な配色ですが、良く考えたら茶色もまた航空機としては視認性が高そうな色です。
案外、空では白いバルキリーよりもハイビジカラーだったりして。
ところでこれ、箱に「量産機」って書いてあるんですが、それをいうならSもJも量産機ですが〜。


マクロス上昇

このあいだ友人の紹介で見た「ナイトオブザスカイ」という空軍もののフランス映画のワンシーンで、
雲をぬけて高空を上昇するミラージュがやたらと美しく、それに影響されて作った画像です。
話の内容はまったくわかりませんでしたが、空撮映像がとてもすばらしい映画でした。

バルキリーと一緒にマクロスも急上昇中ですが、TV版のマクロスは、重力制御システムを失ったのち、
ロケットエンジンのみでこのように艦首を上に向けて上昇し、大気圏離脱しました。
それもすごいですけど、重力制御システムが突き破った艦首の穴が、次のカットで速攻で塞がってたのもすごいです。
まあ、あのへんは多分ギャグなので、こまかいことを気にしても始まりませんが。



南アタリア島の風景

ビルの向こうに見える巨大建造物っていうのは、日常と非日常の境界があいまいになる魅力的な風景です。
ちょっと違いますがこれの上から2枚目とかシュール。牛久は一度行ってみたいところです。



画面右隅にいるのは、
海洋堂のスーパーディメンションフィギュア・MACROSS2の
デストロイド・トマホーク君。
ありえないほどのキメポーズを取れるのと同時に、
このように素立ちもこなすのがすごいアクションフィギュア。
しかも可愛い。


VF-1S ストライクバルキリー 一条輝機(劇場版)

ラストは新主役メカの赤いVF-1Sです。
言えばただのフォッカー機のカラーバリエーションにすぎないのですが、双方とも重要な位置付けの機体で、
どちらも異なる魅力を持っており、やはり両方欲しくなります。



劇場版「超時空要塞マクロス〜愛・おぼえていますか〜」の何度見てもすばらしいクライマックスのワンシーンにて、
ありそうで実はまったく無い、マクロス前方に布陣するバルキリーの大軍のショット。
あったような気がしていたので作ったのですが、見かえしてみたらそんなシーンは全然ありませんでした。吃驚。

一番手前の輝機のみストライクで、ほかのはみんなスーパーバルキリーですが、
これらはダブったストライクパックの左側を2個つけているだけの嘘スーパーバルキリーです。
コピペして増やしてもいますが、それでも20機ぐらい別の角度で撮影してマスク切りして合成してます。
日曜日つぶれた。orz


マクロ背前方に立体投影されているミンメイは、
CM’sコーポレーション 
マクロスコレクション・ミンメイスペシャルのフィギュアです。
まだミンメイの良さに気が付く前の時期に、この衣裳のだけ合成に「必要」だったのでバラ買いしておいたのですが、今となってはいっそセットで全部買っておけばよかったと思ってます。




それにしても、当時は全然思いませんでしたが、今改めてマクロスを見ると、TV版にしても劇場版にしても、
リン・ミンメイが可愛く思えてしまって驚きです。
いいですね、ミンメイ。
劇場版はミンメイのアイドル映画としても非常によく出来ていますが、そういうのを見てしまうと、
現在放送中のアニメ「アイドルマスターXENOGLOSSIA」もこのようなコンセプトで作ればよかったのに
と思ったりします。
やっぱ原作のゲームとぜんぜん関係も関連もないってのはどうかと。
もしくは、80年代のアイドル映画みたいに、そのアイドルの歌をことあるごとにバックに流したり、
ミュージカルでもないのにいきなりレオタード姿でダンスしながら歌いだしたりして、



むしろ怒られるか。

…いや、「クララ白書」はいい映画ですよ、諸君。

2007年4月24日 22:03:10