プレジデントジャパン シャイニング・ティアーズ 1/8ブランネージュ \6090- 

SEGAの「シャイニング・ティアーズ」というゲームに出てくる氷刃の魔女・ブランネージュ。
私は「シャイニング・ティアーズ」は未プレイで、ブランネージュさんもどういうキャラか知りませんが、
なんとも目を引く美しい瞳をもったフィギュアなので、通販サイトの画像を見て一目ぼれして購入しました。

どういうキャラなのかとWikiで調べてみたところ
『ゼロの昔の仲間で氷の魔導師。家も氷のかまくら、シャワーも氷である。』
……なんだかペンギンみたいな人でした。(おい

アニメ「シャイニングティアーズ×ウィンド」では6話から出てくるようですが、予告を見るに、
髪の毛が長いしかなりイメージが違う感じですね。



決めポーズ的なものではなく、ゆったりと歩いている自然なポーズなのも気に入ったポイントです。
魔女っ子みたいなファンシーなバトンを持っていますが、これが魔法の杖のもよう。
意外と可愛いもの好きな人なのかもしれない。わかんないけど。

袖・腰・ブーツで、しわの付き方や形の造型が異なっており、それぞれの素材の違いがうまく表現されています。
また、塗装によっても質感の違いが表現されていて、特にブーツのできぐあいはなかなかです。
脚線もステキです。




風をはらんで舞うマントは、ブラシを使ってきれいに塗装されており、こちらの質感表現もうまくできています。





ゲームなどに使用されている元のイラストとはちょっと違った顔つきになっていますが、
端整な顔立ちはとても可愛らしく、ぶっちゃけマックス版よりも美人なのではないかと思います。
キツそうな瞳に、セミロングのボブにカチューシャという優等生的なルックスも、個人的にツボです。
髪の毛のパーツは、パールのような光沢の半透明の素材を使用して、彼女の美しい銀髪を表現しています。
また、服の要所要所にクリアパーツを使ったマテリア宝石のような装飾が施されていて、さりげなく高級感があります。


本シリーズは「ドールアイシリーズ」と銘打たれており、通常のフィギュアのように塗装で目を描き込むのではなく、
アンティークドールなどのように眼球が顔と別パーツになっています。
ただし実際にはドールアイは使用されていないようで、
こちらのe-flict.netさんで先発のエルウィンを分解されていますが、両目一体式のクリアパーツが入っていたようです。

瞳の部分はクリアでいいのですが、白目の部分がクリアのままでは、顔パーツと目のパーツのスキマから顔の中が見えてしまったり、目に落ちた影が目の表面ではなく奥のほうに写るので、結果的に白目全体が暗く見えたりします。


ということで白目を塗装。
私は怖くて分解できなかったので、ガンダムマーカーの白を面相筆でチマチマ塗りました。

ちょっと人外じみてた目が修正されて、人間らしくなりました。




マントは着脱式。
はずすとこのように可憐なお姿が拝めます。




背中にはこのような意匠がありました。
普段見えないところも丁寧に塗装されています。





マントの襟のせいでよく見えない、美しいあごのラインとか、煽りとか。
眼球が球状だと、いろいろな角度から眺めて楽しめます。



山道をあるくブランネージュ

あるこうあるこうわたしはげんき。
自然なポーズなおかげでたいていの背景にはまるため、合成画像が作りやすいです。

背景は、本当は山ではなく、南房総の野島崎の海岸にある大きな岩の上。


海辺をあるくブランネージュ

ブランネージュは、適当に撮影して適当に合成したら、色補正もなしであっさりハマりました。
オマケのイクチオサウルスのほうの合成には2時間もかかりましたが。
水の中のモノの合成は勝手がわかりません。さらに修行をせねば。



朝日を受けて崖っぷちをあるくブランネージュ

ポーズ固定のフィギュアなんで、見せ方のほうをいろいろ変えてみてますが、
変えて作ってみたものの、でも、やはり顔が見えないとなんかつまらないと思ったり。
シルエットだけだと、すごく幅広の袖の付いた変な服にも見えますね。
飛んでる鳥は合成です。



寄り目でがんばれブランネージュ

突然ですが、立体写真の習作。交差法で見てください。

フィギュアの立体写真自体は、位置をずらしてフィギュアを撮影するだけでわりと簡単に作れるのですが、
それを別に撮影した背景に合成するとなると、かなり簡単ではなくなります。
カメラの位置をずらして撮影する、そのずらす距離によって立体感が違って見えてくるわけですが、
背景とフィギュアで、その立体感がなかなかあわないのですよ。
ちゃんと距離と縮尺を計算して、背景とフィギュアの撮影をしないとだめかもですね。
立体の合成画像ってうまくできたら面白そうなんですけど、難しいようです。




森の中をあるくブランネージュ

日のあたっているブランネージュと、日影のブランネージュ、二通り撮影して合成し、木漏れ日を表現しています。
こうすることで影のできる位置をコントロールできるので、顔に木漏れ日がさしてまだら模様ができることを避けたり、
フィギュアの立体感を強調するように影を入れたりできます。


今回のブランネージュは、とにかく撮影が楽しいフィギュアでした。
先発のエルウィンはどうも好みでないのでスルーしましたが、このあと出るリュウナやマオはかなりグッとくるできなので、
発売が楽しみです。きっとまた白目を塗ることになるんだろうけど。

どうせだから、「シャイニング・ティアーズ」もプレイしてみようかな〜。
でも、今やってるアニメを見るかぎりじゃあ、全然面白くなさそうなんだけどな…(笑)


2007年5月13日 5:23:04