海洋堂 リボルテック・エヴァンゲリオン初号機F型装備 \1980-(初回生産価格)

今回は、リボルテックの初号機F型です。
通常価格2415円のところを、初回生産分のみいつもの1995円でリリースするというお買い得な逸品です。
トレフィを含めたフィギュア全般で軒並み価格上昇の傾向があるのに、なんという戦略的価格。

リボルテック・エヴァンゲリオン初号機F型装備

リボルテック・エヴァンゲリオン初号機F型装備
実際、ノーマルのリボルテック・初号機とくらべると、
これだけのボリューム差があるわけで、
むしろ通常の1.5倍くらいの値段設定でも
納得のプライスな気がするくらいです。

それにしても、久しぶりにノーマル初号機を
手にとってみたんですが、こうしてみると、
たった1年ちょっとでリボルテックはものすごく
進化したんですね。
クオリティの急上昇ぶりに愕然としました。




リボルテック・エヴァンゲリオン初号機F型装備
初号機の細めなプロポーションが
見る影もなく変わるほど、
ゴツゴツと突起の多いF型装備。
しかしそれらが可動に与える影響は
意外と少なく、
主要な関節はほとんど無理なく、
広範囲に動かすことが出来ます。





リボルテック・エヴァンゲリオン初号機F型装備
貫き手も装備。
F型装備の登場したゲーム「新世紀エヴァンゲリオン2」。
私は未プレイなのですが、
零式みたいにこれで使徒を攻撃するシーンが
あるのでしょうか。



エヴァチョップ …貫き手じゃなくてチョップかも。


リボルテック・エヴァンゲリオン初号機F型装備
パーツ付け替えで「インパクトボルト」発射シーンも再現可能。
鬼太郎でいうところの「体内電気」みたいなものでしょうか。
強力な電撃兵器らしく、第3次スパロボαでもこれがF型の
最強必殺技でした。

もっとも、初号機をF型にすると弐号機とのユニゾンアタックが
出来なくなるので、私はユニットとしては使いませんでしたが。




リボルテック・エヴァンゲリオン初号機F型装備
プログレッシブダガーを2本装備。
持ち手も左右両方ついています。
残念ながら、おもしろ武器「マステマ」は
付属していません。




リボルテック・エヴァンゲリオン初号機F型装備
マステマはありませんが、
このように旧EVAの武器を
持たせることができるようになっています。
やはりこうでなくては。
誠に行き届いた設計ですね。

ところで、
マゴログEソードって、むしろF型用の
武器っぽいですよね。
似合う。



リボルテック・エヴァンゲリオン初号機F型装備
量産型EVAを迎え撃つ決戦兵器三強

ということで、合成画像。
決戦を前に、初号機を助けにお友達がやって来たぞ!


画面左端の遠くに見えるは、バンダイの食玩「新世紀エヴァンゲリオン2」のジェットアローン改。
ダサ可愛カッコイイ奴。


バンダイの食玩・エヴァンゲリオン キャラクターズTYPE-Fの弐号機F型装備。
これがリボルテックで出る日は来るのでしょうか。


リボルテック・エヴァンゲリオン初号機F型装備
隠密接敵

信号機や標識を手前におき、陸橋をまたぐポーズで画面に奥行き感を出してみました。
初号機のマスクを切ったあとで、あらためて手前の障害物のマスクを切る、延々続く地道な作業。
超たのしい。



これは無縮小の画像なんですが、このとおり陸橋の手すりも地道に抜いたんだよ。
どうせ縮小したらほとんど見えなくなるところなんですが、さりとて、やっておかないと
縮小したときにやっぱり変になるのです。


リボルテック・エヴァンゲリオン初号機F型装備
初号機が死ぬとき、元町は水没する

ぶっちゃけ、「水没」の背景を作ってみたかったのです。
下が元の画像。


横浜の元町の高台から撮影した画像。
水面にでてきそうな部分を地道にマスクして、
上から「海」の水面の画像を合成。
手前の部分は水面下が透けて見えたりと、
なんかそれっぽく出来たような。

もっとも、水没したての状況なら水がきれいなはずがないし、泥が沈殿して水が澄むくらいに水没してから時間がたっているなら建物がきれいなはずがないのですが、
これは一種の特撮的な表現なのでいいのです。

リボルテック・エヴァンゲリオン初号機F型装備
夕闇を初号機が駆ける

こちらは合成ではなく、本当に水没している某所。
水没とはいえ水深10〜20センチほどなのですが、とにかくシュールな光景です。
波打つ水面に写る影が難しいナリ。


撮影場所は横浜ベイブリッジの大黒埠頭側。
2006年10月8日に撮影したもので、大雨などではなく、大潮で増した海水が下水道を通って冠水したという、都市設計上の不備が原因の水害。
結構広範囲に冠水しており、本来ここはバスターミナルなのですが、バスが入って来れないので、ベイブリッジのだいぶ手前で乗客を下ろしてました。

で、歩いてくると「強風のためスカイウォーク立入禁止」。
昔は遊具がいろいろあったらしい公園はもはやサビれてるし、なんとも終末感漂う感じです。



そんなこの日ですが、夕暮れ時になるとカメラに三脚を装備した人達が大黒埠頭に続々と集まってきまして、
これはなにごとかと思ったら、どうやらここはこの時期に「富士山に日が沈む」ように見えるポイントで、
晴朗にして快晴、しかも強風で空気も澄んでいたこの日は、絶好の撮影日よりだったようなのです。
アマチュアカメラマンの皆さんて、本当にアクティブですね。

そのとき便乗して撮った写真



写真はイマイチですが、現場では本当にきれいでした。
富士山と沈む夕日は、日本人の心に訴えるものがありますねぇ。

私はこの日、ただ「パトレイバー」のネタに使えないかと、ベイブリッジを撮りにいっただけだったんですが、
たまたまいいものが見られました。

2007年6月19日 22:09:06