シーエムズコーポレーション ぽてまよ&ぐちゅ子フィギュアセット \2000- (イベント限定)

「もう、4文字タイトルのアニメや漫画はもういいよ〜」
…そう思っていた時期がありました。

なんか最近、あきらかに意図的に略語っぽい4文字でタイトルをつけられているアニメや漫画が多く、
「こういうタイトルがオタクにウケるんだろ?金を出すんだろ?」っていう腐れマーケティングで
そういうタイトルの作品が量産されている、そんな気がしていました。
例えば去年のアニメだと、「いぬかみっ!」「ひまわりっ!」「となグラ!」「はぴねす!」「マジカノ」「つよきす」「かしまし」「らぶドル」てのがありましたが、お色気アニメとかハーレム系アニメとかエロゲー原作とかあかほり原作とかダメな方面を愛されるオタ向けのアニメが多く、4文字タイトルのアニメってもう正直うんざりデスヨゥ。

だもんで、「ぽてまよ」もなんとなく、そういう種類のアニメかとスルーしようかとも思ったのですが、先期のやはり4文字タイトルの「らき☆すた」がおもしろく、今ではすっかりあきら様の下僕になってしまった私なので「ぽてまよ」も一応見るだけは見よう、と見てみたところ大ハマリです。
食わず嫌いはいかんのですよ。真実は己の目で確かめねばならんのですよ。言うほど簡単なことではないですが。
ぽてまよやぐちゅ子のかわいらしさはもちろん、原作を活かしつつもほど良くアレンジが加わった内容も面白く、見ているだけでライフ満タンまで癒される感じです。本放送とニコ動で1話につき3回くらい見ます。
ガチホモとか重度のシスコンとかドMの少年とかアブノーマルなキャラが多く毒もある内容なのに、なんでこんなに癒されるんだろう…

未放送地域やUHF受信不可のかた向けにBIGLOBEで無料配信してますので、ぜひぜひご覧になってください。




そんな「ぽてまよ」ですが、先日のワンフェス2007夏の限定商品として、シーエムズコーポレーションからフィギュアが発売されました。ガシャフィギュアサイズで2個セット2000円とかなり割高感のあるフィギュアですが、とても可愛い仕上がりなので大満足です。
それにしても、スポンサーでもないのに、アニメ放映中にフィギュアを発売するなんて離れ業、よくぞ成し遂げたものです。
大抵の場合、放映終了の半年あとにやっとフィギュア発売!というのが普通のスケジュールなのに。



ぽてまよ


顔つきからしてどうやらアニメ版ではなく、原作版のぽてちゃん。
一見するとネコミミ幼女ですけど、頭部の区問い三角はネコミミではなく「角」なんだそうです。
ぐちゅ子は悪魔がモチーフのようですけど、ぽてまよは鬼の子なのかしら。

フィギュアは顔が命といいますが、全身のほとんど「顔」のぽてまよは、
その出来のいかんがまさに顔のペイントにかかっています。
その点、丁寧なフェイスペイントで定評のあるシーエムズ向きの商品だったといえるでしょう。
○ー○゛○とかだったら目も当てられなかったかも。

髪の毛のグラデがとてもきれいです。トップヘビーな上に髪の毛の重心が後にあるので、すぐコケます。


「すっ、にゃお〜」

ぽてまよの定位置といえば素直君の頭の上なわけですが、
そのへんの男の子を頭を勝手に撮影して素材に使うわけにもいかず、
だからといって使用目的を述べて撮影許可を得るというわけにもいかず。
ぽてまよは猫っぽいので、猫が居たら可愛いんじゃないかと思える場所に合成してみました。



どばーーーーーー

「ぽてまよ」には失禁オチというのがあって、普通の4コマ漫画としてはたいしたことないネタでも、
それに対するぽてまよの、失禁という豪快なリアクションで強引に落とせるのでとても便利です。
画像は、怖い顔のウサギさんゴーカートにビックリして失禁したぽてまよ。
ぽてまよを上から撮影すると、生首が地面に置いてあるようでなんか変かも。



ちなみに、ゴーカートのサビはコラです。
これを参考に、錆をデコレートしました。
左が元画像。
そもそもグラスファイバー製のウサギさんが錆びるわけもなく。


ぐちゅ子


ぐちゅ玉(トリュフチョコ)が好きらしいので、ぐちゅ子。
アグレッシブな凶暴さを持ったシャイな寡黙系キャラで、過度にバイオレントな行動で場をひっくり返したのちに、
和み系のオチに持っていくという荒業をこなす凄いキャラです。その可愛さも致死レベル。

フィギュアも見てのとおりの可愛らしさですが、ちょっとだけ左目が大きいのと、設定では外刃のはずの鎌が内刃っぽくペイントされてるのが惜しいところ。
ぐちゅ子らしい、何かを想っている一途な眼差しは雰囲気バッチリでたまらんです。


「……………………」

ぐちゅ子の定位置といえば高見盛家の庭の木の上。
京にもらったクッションを枕に世を俯瞰してます。

ぽてまよと違って、ぐちゅ子は絵が頭に浮かびやすかったのですが、それを具現化するとなると、
漫画やアニメのような枝振りの木がなかなかなくて、撮影場所探しに難儀しました。
クッションは合成ではなく、実際に木の枝に乗っけて撮影しています。



「………………♪♪」

本当はぐちゅ玉(トリュフ)にしたかったんですけど、コンビニには売ってなかったので、明治のマカダミアナッツチョコ。
場所は、上の画像の木を撮影した公園の花壇です。
コミケ3日目のあの暑い日に撮影してたんですが、アングル決めている間にどんどんチョコが軟化。
なんとか元の形状は保っていますが、触ると指がめり込みそうでした。



シーエムズのフィギュアもいい出来だったんですけど、ねんどろいどでも出たらいいのにと妄想してしまいます。
もともと二頭身なんでディフォルメしないでそのままフィギュア化できるし、
あの大きさ+グッスマのハイクオリティーのぽてまよとぐちゅ子、見てみたいものですねえ。


ところで2巻のあれって、超ネタバレになるから書けないけど、「観葉少女」月華の花冠ぽくない?(原作コミック読んだ人だけマウスでめくってください)
2007年8月26日 3:06:02