マックスファクトリー コレクト800 おねがい☆ 温泉コレクション 各800円

今回は、マックスファクトリーから発売されたブラインドボックス式のコレクションフィギュア、
「おねがい☆ティーチャー・おねがい☆ツインズ コレクト800 お願い☆ 温泉コレクション」です。
「おねがい」シリーズは今まで何種類ものフィギュアがリリースされてきましたが、
このシリーズは「温泉入浴前の脱衣所でのあられもない姿(マックスファクトリーのサイトより)」とゆー、
ある意味わかりやすいコンセプトの、肌色多めのフィギュアとなっております。
実は私は「おねてぃ」「おねツイ」はこのあいだ初めて見たばかりなんですが、噂にたがわずおもしろい作品で、
いまさらながらすっかりはまってしまいました。
見ていて、携帯電話が出てこないことに妙に違和感を感じたりもしましたが、
…「おねてぃ」って6年も前の作品なんですねえ。あの頃はそれが普通だったかも。

出遅れすぎですが、今度のワンフェスでフィギュアでも探してみようっと。



小野寺 樺恋



「おねがいツインズ」のヒロインのひとり、樺恋ちゃん。

もう一人のヒロインの深衣奈と比べると、
幼い印象の樺恋ちゃんの、
どこかあどけない表情がよく表現されています。
このコレクションフィギュアのシリーズ中では
わりと抑え目の露出で立体化されています。

パーツの分割線は下着のラインなどで巧みに隠してあり、
一見、一体成型に見えるほど目立ちません。

お嬢様育ちだからか、ブラを外すときに回さないようです。
追記:今日一日中ブラのことを考えててふと気がついたんですが、ブラを回すのは着けるときで、外すときはあんまり回しませんね。無駄文でした。(2008年2月12日)




「温泉の脱衣所」というモチーフのこのシリーズですが、残念ながら温泉の背景素材は手元になく、また撮影しようにも、
温泉の脱衣所にデジカメを持ち込むという深刻なトラブルを招きかねない行為に及ぶのもはばかられるため、
今回は温泉に類するような背景に合成しています。
これは昔のいろいろな建物が移築・展示されてる施設、「江戸東京たてもの園」内の、子宝湯の脱衣所。



宮藤 深衣奈



「おねがいツインズ」のもう一人のヒロイン、深衣奈。
今まさに体重計に乗らんとする、不安そうな表情。

体全体の重心が微妙に後ろにあって、体重計に乗せている足にはまだ体重がかかっていない、という様子が絶妙な造型で表現されています。
体重のかかっている右足のアキレス腱の張りぐあいもリアルで、11センチくらいしかないフィギュアなのに、とにかく細かいところまで作りこまれています。

ソフビのウルトラマンみたいな肩の分割線が目立つのですが、しかしこれはどうしようもないところでしょうか。



これも子宝湯の脱衣所。
ここはむかし千住のほうにあった銭湯を移築したもので、このようにロッカー式ではなく、
置いてあるカゴに脱いだ服を入れる方式だったようです。

後にいるのは森野会長。鏡に映るは、後に隠し持ったデジカメ。
脱衣所にデジカメを持ち込んで何を撮ろうというのでしょうか。
ああ、会長のその実行力が羨ましい!<おい

森野 苺


生徒会長。
田村ゆかりの棒読みかつローテンションな声がステキな合法ロリ。
「おねてぃ」→「おねてぃドラマCD」→「おねツイ」→「おねツイドラマCD」と視聴して、もういちど「おねてぃ」見たらキャラが違いすぎてて笑いました。
ちなみに私はどちらの苺も大好きですが、強いていうなら「おねてぃドラマCD」の壊れかけの頃が一番好きです。
リサイタル行きたいです。

商品サンプル画像や箱の写真ではわかりませんでしたが、
このように後ろ手にデジカメを持っています。
しぐさや表情は一見あどけなく見えますが、よく見ると微妙に黒い笑顔ですし、背後のデジカメを鑑みるに、どうもこれは「おねツイ」の黒くなったあとの苺のようです。

こころなしか股間が少々もっこりしている気がします。




風見 はつほ



みずほ先生の母親であるところの熟女キャラ、
はつほママです。
着ているのは温泉の浴衣なんでしょうけど、
はつほママがはおるとなぜかバスローブに見える不思議。

露出は少ないものの、たいへん色気のあるしぐさと表情で、
思わず性に目覚めてしまいそうです。






なんだかけだるげな表情のはつほママ。とても血圧が低そうです。
背景は、横浜は元町のベーリックホールの浴室。
バスタブと一緒に洗面所と便座(左下)が備え付けてあり、なんだか高級なユニットバスのよう。
西洋ではこれらはワンセットなんですなぁ。



風見 みずほ


みずほ先生のことは、以前から絵やフィギュアなどで見知っていたキャラでしたが、宇宙から来た人だったなんて知りませんでした。<遅いよ

フィギュアはほぼ脱衣完了したあられもない姿ですが、
滑らかな造型はエロいというよりも、もはや美しい感じ。
見事な肉付きの腰の流れるようなラインに、素晴らしい造型美を感じずにいられません。

パーツの分割ラインは背中と右脚の付け根にありますが、
うまいこと隠してあるのであまり目立ちません。

難点を上げるとすると、脱ぎかけのパンツの造型に愛がないことでしょうか。
引っ張ったパンツはこんなカタチにはならないと思うのです。





ちなみに上の白パンはカラーバリエーション版で、
このピンクのがノーマルカラーのようです。


風見 まほ



「おねてぃ」に出てきた、みずほ先生の妹のまほちゃん。

まほちゃんの声を聞いたときはてっきりCVはかないみかかと思いましたが、エンディングテロップを見たらこおろぎさとみでした。
主人公の圭は「ひぐらし」の圭一と似たような名前で同じ声だし、苺も梨花ちゃんと同じ声なんで、ついまほちゃんも沙都子の声のひとかと思ってしまったんですよ。
うう、まだ修行が足りませんな。
「好き好き∞にーにー」100回聞いてきます。

アニメのほうは怒った顔ばかりが印象的なキャラでしたが、
フィギュアのほうはちょっとビックリしたような感じの、
繊細でいたいけな表情になっています。

手のひらで隠している部分もちゃんと造型されていました。




脱衣所などない、部屋と直接つながっている洋式浴室。
やっぱりここで脱ぐんだろうか。それとも部屋で全裸になってからくるのだろうか…。
とりあえずここで脱ぐということで作ってみた、なかよし姉妹風呂画像です。

背景は、元町のイタリア山庭園の外交官の家。
窓の外の背景は合成。
バスタブのお湯も湯気も合成。





おねがい☆露天風呂

温泉の背景素材が無いとはいえ、せっかくの「温泉」をモチーフとしたフィギュアなので、
手持ちの素材を組み合わせて、それらしいのを作ってみました。

まず、一番奥の背景は白川郷で撮影した
山と川原。
きれいな風景ならどこでもいいというわけでなく、
次に合成する岩と光源の方向が合っているものを
選んで使いました。

その手前に、犬吠埼で撮影した海岸の岩を合成。

上の合成後の画像をよく見ると、温泉の岩なのに
ところどころにフジツボが付いているのがわかります。
西葛西の公園の、浅い池の画像を合成。
石を敷き詰めたような水底のテクスチャーが
ほしかったのです。
場所はどこかしりませんが、
版権フリーの素材集にあった南国の海の水面を合成。
たいへんトロピカルなことになりました。
水面を色補正。
なんとかなるものです。

さて素材は揃いましたが、
水モノは、ここからがめんどくさいのです。
水面というのは上から見ると透けて見えて、
水面間近から見ると反射します。

つまり、水面を見る角度によって、透過したり反射したりするわけですが、この水面が波立っているとなると
その部分部分で水面の角度が変わり、その角度によって透過と反射が繰り返されます。

画像では、その、「反射」する角度の水面の部分に、
上下反転した岩を合成。
今度は、「透過」する角度の水面の部分をマスクして、
先ほど合成しておいた水底が見えるようにします。

みーなとかれんを合成。

このあと、二人の水面の反射、
透過して見える水中の部分を合成、
湯気を合成したり、水面い反射した光を書き加えたり、
など、いろいろして完成です。


番外編
おねがい☆たらくコレクション 森野 苺


以前、「ポーズと顔が可愛いキタコレ!!」という理由で、どんなキャラかも知らずに単品購入していた、
「マックスファクトリー おねがい☆たらくコレクション」の苺さん。

このあいだの、マックス版「逢坂 大河」にもつながる可愛らしさ、セーターのフワフワと柔らかそうな造型、
ちょっと寂しげな表情など、脳に直接響く良さがあります。
とくに厚手のニーソにくるまれた足裏が… いや、フェチネタはもういいんだった。
とにかくこれはとてもよいものです。




なんだここは。

いや、森野会長は普通の場所に合成しても、なんかおもしろくないと思って…
背景は白川郷の「合掌造り民家園」内の民家園広場近くの講堂のような建物のなか。
畳の間に近隣の動物の剥製が展示してある、微妙に落ち着けない空間でした。
目が合っちゃうと、なんかね。


2008年2月12日 0:03:45