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「ぽてまよファイト」前半へ 一方、その近所を「はにほー」と通りかかったぽてまよ。 ごきげんです。 しかし空にひとすじ光るぐちゅ子の怪ビーム。 |
 流れ弾がぽてまよに当たりました。 一気に燃え上がるぽてまよ。 |
 一方、誤爆のことなどつゆ知らず メーサー砲で壊された森を、 せっせと直しているぐちゅ子。 |
 そこにやってきたのは、怒り狂ったぽてまよ。 「やりやがったな！」 大きく撥ね飛ばされるぐちゅ子であります。 画面の外です。 |
 「じゃーーーーっ」 どうだまいったか！ と、ぽてまよ、 勝利の雄たけびをあげております。 |
 ぐちゅ子、負けじと場外から攻撃。 あついあつい。 ぽてまよ、火だるまです。 |
 度重なる戦いに、 「今日は日が悪い」とばかりに海に帰るぐちゅ子。 |
 「おっと切ってしまった」 ぐちゅ子、すかざす修理 |
 そして余裕で退場です。 ちょっとずれています。 |
 ドカーン！バリバリ！ ところがぽてまよは腹の虫が収まらない。 セットを省みずに、ぐちゅ子を追いかけます。 |
 海辺の岩陰で休んでいたぐちゅ子に、追いついたぽてまよ。 「じゃーーーーっ！」 「………？」 しかしぐちゅ子、すでに細かいことは忘れてしまったようです。 |
 そこへ、突如として現れたのは大蛸。 触手をうねらせ 「いい気持ちで寝ていたのに、お前ら騒がしいぞ」 と上陸してまいります。 |
 昼寝を邪魔された大蛸は怒り心頭。 「うるさいぞ、きさま食ってやる」 おもむろに触手をぽてまよに絡みつかせます。 |
 「にゃーーっ？？にゃーっ？？」 ぽてまよ、なにが起こっているのかわからないまま、大ピンチ。 このまま喰われてしまうのか。 |
 大蛸、すでに勝利の体勢です。 ここでぐちゅ子、4次元パンツから鎌を取り出し… |
 ぽてまよに加勢します。 「こんちくしょう、これでもか」 一発！二発！三発！ 鎌を使ったはげしい攻撃に、さしもの大蛸もタジタジです。 |
 さすが、ぐちゅ子は強かった。 ぐちゅ子、倒した大蛸をパンツイン。 どうやら、ぽてまよを助けたのではなく、 誰かへプレゼントにするのに捕獲しただけのようです。 |
 助けてもらったぽてまよ、 さっきまでの怒りはどこへやら。 「まあ、あなたったらちょっとステキ♪」と猛烈にアタック。 そして、ちょっと迷惑そうなぐちゅ子。 なにはともあれ、仲良きことは美しき哉。 ぽてまよファイト、 おわりです。 |
…というわけで 「ぽてまよファイト」ですが、ふとした思い付きから作り始めたら いつのまにやら画像枚数が30枚超えてました。 前後編に別けてみましたが、それでも重かったらすみません。 まず内容のほうを簡単に解説しますと、BlackDahliaさんの「ぽてまよ」ハンドパペットを使い、 お話は「フランケンシュタインの怪獣サンダ対ガイラ」をベースに、 「ウルトラファイト」風味でお送りしました。 「フランケンシュタインの怪獣サンダ対ガイラ」は、1966年に公開された東宝怪獣映画の名作といわれる作品で、 フランケンシュタインの怪物の不死身の心臓から生まれた2体のヒトガタ怪獣サンダとガイラが、 日本各地で大暴れする中、人々が右往左往するという内容です。 この作品での陸上自衛隊とメーサー車の活躍は、円谷英二特技監督による職人芸的な特撮によって、 特撮映画史上屈指の名シーンとして語り継がれております。 なお、大蛸が出てくるのは東宝の「フランケンシュタイン」シリーズのお約束なので、 タコのぬいぐるみをネットでいろいろ探して、「鴨川シーワールド」の通販より購入しました。 リアルで可愛いタコのぬいぐるみってなかなかなかったのですが、こいつはいい感じにキモ可愛いです。 「ウルトラファイト」は、ウルトラセブン終了後に5分の帯番組として朝っぱらから放送された、 カルト的人気を誇るアトラクション番組です。 今回の「ぽてまよ」らしくない妙に荒っぽい台詞回しは、この「ウルトラファイト」のナレーションを意識したものです。 とはいえ私はこれ4話分くらいしか見たことがないのですが、この間の「俗・さよなら絶望先生」第9話の 「絶望ファイト」に感化されて作ってみました。 「ウルトラファイト」ってDVD-BOX出てるんですよね。 普通に買うと4万円超えてるけど、マーケットプレイスだと新品でもけっこう安い…、いやいやいや 比較するとそんな気がするだけで充分高いって。 今回、タコのぬいぐるみ買って、「サンダ対ガイラ」のDVDも勢いで買って、 あと来月には待望の「ギャラクティカ」のDVD-BOXも出るんで買うし、…そういえば引越しもするんだし。 でも欲しいなぁ…。 あ、あと一応ですが。 「 今回はハンドパペットなので、大きめのセットを組んで、このように撮影しています」 ってのは嘘で、背景はもとより、ぽて達の影もベニヤ板もガムテープも、全部合成したものです。 破壊行為を際立たせるためのセット組んでる風の演出でしたが、実際はいっさい組んでません。 嘘ついてごめんね。 |
おまけ 「はいみんな、おつかれさまー」 |