というわけで、今回は「スカイガールズ」 「スカイガールズ」は2007年7月から半年間放送されたアニメです。 上の謎のコントの元ネタは「〜今日もA-10学校に朝が来た〜」でググると出てきます。 A-10コピペは確かに最高ですが、皆さんよく読まずにコピペしてるみたいで、 「曳光弾」を「曳航弾」と間違えたままコピーされて広まってるのがちょっと悲しいのです。 なお、使用したフィギュアは「KONAMI FIGURE COLLECTIONスカイガールズ」のものですが、 今回のメインのフィギュアはこれらではありません。 |
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スカイガールズ ソニックダイバー 零神 Gモード 飛行外骨格・ソニックダイバーは「スカイガールズ」に登場する、変形機構を備えたロボット型飛行機です。 ソニックダイバーは極端な軽量化のためにコクピットが開放型、つまりパイロットがむきだしなので、 パイロットを保護するためにナノスキンジェルというナノマシン技術を使用した保護膜を使用します。 このナノスキンジェルはソニックダイバーとパイロットを同調させるためにも応用されますが、 そのためにパイロットは、薄手のハイレグ水着のようなエロいコスチュームを装着せねばなりません。 要するに、 半裸の美少女キャラがむきだしでメカに搭乗するというアレなビジュアルに、いかにリアリティと説得力を持たせるか、 というところから逆算して作られたと思わしき設定の数々。 こういうアホなベクトルに心血注いでるアニメは大好きです。 ビジュアルはアレですが、逆にそれ以外の部分は真面目に作られていて内容も面白く、 メカ描写もしっかりしていましたし、軍隊ものの美少女アニメとしてもいい出来ですし、 CGで描かれたソニックダイバーと手描きのキャラのマッチングも自然だし、 なによりその描き方から、製作側の作品とキャラクターに対する愛情がぎゅんぎゅん伝わってくる、 たいへん好印象なアニメでした。 フィギュアはアニメの設定どおり、差し替えナシでAモード/Gモード/ASモードの3タイプに変形可能です。 上は高速飛行形態のGモード。 CGをそのまま立体化したようなつくりのフィギュアで、関節の構造もアニメそのままです。 可動を重視したせいか、緑色の部分は無塗装の成型色なのですが、 PVCの半透明さが災いして翼のフチの薄い部分の色が違って見えたり、 全体的に見ても、表面がPVC独特の質感に覆われているため、オモチャっぽい感じになってしまっていて、 いい造型なだけに残念です。 可動部分はたいへん多く、腕や足などのブロックを、多関節のアームで繋いでいる構造になっています。 多関節のアームはPOM(ポリアセタール)製なのでしょうか、しなやかで硬い素材が使われています。 このPOMと思わしき関節には溝が掘られていて、まげるとガチガチとクリック感のある手ごたえがあり、 動かしまくってもへたらない仕組みのようです。 ただ、部分によっては曲げにくいというか、ちょっと硬いと思われるところもあります。 適度な硬さでヌルっと動いてピタッと止まる関節というのは、やっぱ難しいんでしょうねえ。 |
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Gモードは「グライダーモード」の意味。 パイロットの音羽さんはハンググライダーのように、4本のハーネスで零神に吊られているだけなのですが、 これでマッハ2とか出すっていうんですから、ソニックダイバーはおっかねぇ乗り物です。 毎晩、落ちる夢を見そうです。 |
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ワームのフィギュアはないので、かわりに「ウルトラマンガイア」の怪獣ガイザードビシさんを起用。 零神とカイザードビシと地面との距離感をだすのに空気遠近法を意識して色補正したんですけど、 ちょっと過剰だった気もします。 |
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攻龍の甲板、ではなく海上自衛隊の護衛艦の甲板より、上空を飛ぶ零神を仰ぎ見る。 わざとらしい炎をなびかせて跳ぶ零神を見て、なぜか昭和ガメラのスチールを連想してしまいました。 これ的な感じとか。 |
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Gモードをもう一枚。 これが一番うまくいった気がするかも。 背景が単色な空への合成は、ごまかしが効かないので地味に難しいです。 ライトではなく太陽光で撮影すれば、もっとリアルになると思うのですが、時間的な制約と、 世間体の制約がありまして。 バーニアの炎は、実際の「炎」の素材を強めの「ぼかし(放射状)」で広げて、色を変えたものです。 こういうのって手描きでもできますけど、実際の素材を使ったほうがなんかいい感じに見える気がします。 |
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零神ASモード これは自律可動モードであるASモードの零神。 言葉による命令を聞き分けて従ってくれる賢いモードです。 全体的なシルエットが変わらないので、Aモードと印象が変わりませんが、シートが折たたまれ、 フットレストは後部に格納され、またパイロットがいない分、肩幅などが縮まってコンパクトになっています。 足の先端からは、収納されていた着陸脚がかわいく展開します。 |
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南の島で夕日に向かってソニックダイバー訓を叫ぶ 4人が南の島に遭難してしまう、ASモード大活躍の17話「南の島のスカイガールズ」。 瑛花さんの「それじゃあ、そこに立てかけて」という具体性のないアバウトな命令を ASモードの雷神は的確に履行していましたし、 バッハもエリーゼの会話の内容を理解してバーニア焚いたりしてましたし、 実は人語を解して空気も読める、とても賢いAIを積んでいるらしいソニックダイバー達。 ナノスキンジェルが無効になっているのでソニックダイバーに乗って艦に帰ることはできないわけですが、 ソニックダイバーに「助けを呼んできて」って命令して、ASモードで飛んで帰らせれば、 艦からすぐに救助が来て万事解決したんじゃないかと思うこのごろ。 |
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Aモード 「チェーーンジ、Aモード!スイッチオン!!」 Aモードはワームを攻撃するときの形態で、 パイロットの手足の動きをトレースするように、ソニックダイバーが動きます。 普通のパワードスーツのように、機械的にパイロットの動作を読み取ってトレスしているのではなく、 パイロットに同調(シンクロ)してソニックダイバーが動く、というような仕組みのようです。 これにより、猫を抱き上げるなどの繊細な動作や、剣を振り回すといった直感的な動作を、 ソニックダイバーはとることができるわけです。 さて、このパイロットの音羽フィギュアですが、肩と股関節の可動範囲が限定されているため、 腕を横に広げる、脚を開く、といった大きな動作ができません。 零神フィギュアは、多関節のアームと変形機構自体の関節のおかげで、ポーズの自由度はとても高いのですが、 パイロットの動作をトレスするという設定を尊重すると、音羽フィギュアのとれるポーズしか取らない、 ということになるので、結果、零神のポーズも限定されてしまうのです。 実は、このフィギュア「ソニックダイバー零神」のネックは音羽フィギュアだったりします。 これの出来がもっと良ければ、全体の完成度もずっと上がったというのに、 肩と股が開かない、手とか腕とか脚とか抜けやすい、顔が面白い、など零神と比べて残念な仕様になっております。 |
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自然石も一刀両断のMVソード。 必殺フォーメーションのデルタロック、もしくはクアドラロックのときに、 座標固定と自己崩壊データ流し込みのため、ワームに直接切り込む分子振動剣です。 ポーズが中途半端ですが、つまり、仕様です。 |
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攻龍ハンガーの零神とスカイガールズの皆さん。 背景素材は、海自の護衛艦のヘリ格納庫。 パイロットとソニックダイバーと繋ぐためのアンビリカルチューブが尾てい骨付近についている、 とかいう理屈をつけて女の子のお尻にシッポを装備させるとか、なんとも困ったセンスですが、 でもそんな「スカイガールズ」が好きです。大好きです。 ちなみに上のフィギュアはコナミのコレクションフィギュアです。 零神に付属している音羽フィギュアには、シート固定用のダボがお尻に付いているだけで、 なんとシッポが、…いやアンビリカルチューブがついてないんです! わかってねえ!! わかってねぇよ!!!(血涙) |
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九死に一生をえてスラコ号に帰還したリプリー達に、エイリアンクイーンが再び襲い掛かる! 仲間達を守るため、リプリーはパワーローダーを操作してクイーンに立ち向かうのだった! いや、ソニックダイバーと「エイリアン2」のパワーローダーって似てるなぁって思ってて、 今回のオチにしようとこんなの作ってみたけど、苦労したわりにイマイチなネタでした。 アルェ〜? かんわきゅうだい〜。 このあと、同シリーズで風神と雷神がラインナップされているんですけど、買おうかどうしようか、と悩み中。 2機とも零神よりも重装備でカッコいいのでほしいような、しかしさすがに予算がないような。 エリーゼのバッハシュテルツェが出たらさくっと買うんですけど、こちらは今のところ発売予定はないし。 バッハは他の3機とデザインがかなり違うので、新規造型が多くなるぶん、発売は難しいかもしれません。 |
2008年6月28日 2:00:00 |