グッドスマイルカンパニー 空の境界 1/7 両儀式 伽藍の洞


今回はグッスマから発売された、
「空の境界」の主人公、両儀 式さんです。

「直死の魔眼」という「モノを殺す線」を見る能力を持ち、生物的なものはもちろん、なんか形而上的なものまで殺してしまえる、すごいヒト。

式はその魔眼と、人並みはずれた身体能力を駆使して異能者・超能力者・魔術師などと戦うのですが、式の防御力は普通の人間と同じなので、ダメージを食らうと普通に死にそうになります。
死線をくぐり抜けた先に、彼女は何を見るのでしょうか。

くわえて、2重人格だったり、今は違ったり、昔の記憶がなかったりと、この人は内部構造が大変複雑です。

原作を読んでいる最中は式のことを理解しているつもりでしたが、読み終わってみたらよくわからなくなっていました。
今度、時系列順に読み直してみようかなぁ。






このフィギュアのテーマは着物の柄だと思います。
キャラクター自体の造形、着物の造形の美しさも相当のものなんですが、
やはりこの凝った柄に目が奪われてしまいます。
ほとんど工芸品ともいえるこのレベル。これはもう普通に玄関に飾れるフィギュアですね。<早まるな

右手に持つのは500年前に鍛えられた名刀「九字兼定」。
そういえば、ストライクウィッチーズの芳佳ちゃんの使い魔の子犬も同じ名m(略



凛とした立ち姿も美しいです。



あまりに正しい姿勢だからか、
スタンドなしでもけっこう簡単に自立します。
(刀の先端は接地していません)

足は前後に揃えていて、
しかも右足はつま先しか接地していないという、
ほとんど片足立ちの状態なのに、
よくバランスが取れるものだと思います。



着物の柄の詳細

これって印刷なの?
いっぺんに転写できるの?
それとも一色一色別々にタンポなの?

ほかのレビューサイトさんの画像と
胸の花の模様をよくよく比べると、
1/10ミリ以下ですが微妙に、
ごく簿妙に誤差があるので、
花の模様は一発で転写しているのではなく
色別に転写しているようです。

その凄まじく精度の高い仕事をこなした、
遠い中国にいる職人さんに
思いをはせてしまいます。




白い模様が淡い桜色の着物に、
見えるか見えないかという感じで
プリントされています。


着物の裾から覗く足はなんだかかわいらしく。
ただひとこと、
右足のアキレス腱にキュッと緊張感がほしかったと、特に賛同者もいなさそうな意見を、ひとりのマニアとして述べてみる、冬。







和服のフィギュアですし、式さんちも大層なお屋敷という設定ですので、日本庭園のあるお屋敷を背景に合成。
新潟にある「豪農の館(財)北方文化博物館」というところです。
豪農パネェ!マジパネェ!


大広間
とにかく「中居 君」と読めてしまって仕方がなかった


ついたて
歴史のあるものなのですが、どう見てもエイリアンです





カモメがたたずむ冬の海の、波打ち際を歩む式。
寒そう。

対岸のビル街が、まるで蜃気楼のようです。
蜃気楼というか合成っぽいですが…これは実景でして、幕張の海岸から眺めたお台場方面です。
風の強い空気の澄んだ日で、かなり遠くまで見えました。
足元のカモメ達も実景で、何が楽しいのか知りませんが、波打ち際に集まっていました。
でも空飛んでるカモメは合成。



…ああ、刃の向き逆じゃん。
峰打ちじゃん。





庭に広がる紅葉を眺める式

庭は合成。




バージョン2

外の風景がちょっとつまらないと思って、別の場所で撮影した紅葉の風景を合成したのですが、
改めてみると加工前もこれはこれで、落ち着いた感じでいいですね。





庭に積もった雪を横目に縁側を歩む式

庭は合成。




バージョン2

こちらが背景未加工のものです。
式を雪景色を背景に合成したかったのと、元の画像の庭がだいぶ「飛んで」しまっていて、
補正してもちょっと使えない背景だったため、以前撮影しておいた千葉の雪景色をハメました。

式はなんか、寒そうなのが似合う気がします。