今回は戦車プラモです。 タミヤから発売されているドイツ軍のIN号戦車F型ですが、要するに“ここ”では「ガールズ&パンツァー」(GIRLS und PANZER)の主人公メカ、であります。 アニメでは短砲身のD型で登場したIV号戦車ですが、8話でJ型っぽく長砲身に生まれ変わり、プラウダ高校との戦いで活躍しました。 今回のプラモはそのときのバージョンを狙っております。 砲身だけでなく、車体につく小物もプラウダ戦のときのIV号戦車と同じように配置してみました。 こちらが「ビッグワン・ガムの戦車」以来、私が生涯で2個目に製作した戦車模型です。 意外と楽く作れました。 特にエナメル塗料で汚したりするのが絵を描いてるようで面白かったです。 ただ、キットはサンドイエローの成型色でしたので、塗りつぶすのがかなり面倒かったです。 左前部の輪転(いわゆるキャタピラ)の上のところや、キューポラに荒々しく残るゲート跡。 素人仕事のひどい仕上がりですが、ご安心ください! 合成画像では、デジタル処理にてちゃんとフラットになっております。(おい) パーティングラインもかなり消しました。 デジタルって便利! 後姿 あんこうチームのエンブレムや大洗校の校章も、デカールではなくCGで再現しました。 去年末に、ガルパンの舞台である大洗に行って、背景用の画像を撮影してきました。 いくつかの聖地探訪サイトを参考にさせていただいたおかげで、スムーズに見て回ることができました。ありがとうございます。 この日は天気予報では晴れるはずだったのですが、あいにく一日中曇天でしたので、 残念ながら作中のイメージとちょっと違ってしまいました。 |
ここは4話でも出てきた魚忠さん前。 電柱に貼ってあるガルパンのポスターは、見えやすいように合成したものですが、 魚忠さんや、マチルダが突っ込んだ肴屋本店をはじめ、通り沿いのお店のほとんどにガルパンのポスターが貼ってあって、 承認欲求がとても満たされます。 この画像は、背景をすこしミニチュアっぽく処理してみました。 |
マチルダIIとの追いかけっこをした通りにて。 行く先に見えるのがマチルダIIが突っ込んで、「ガルパン応援宿泊プラン」があることでも有名な肴屋本店さんです。 IV号戦車の輪転にモーションブラーをかけて走行感を出してみたんですが、 オリジナルサイズからこの大きさに縮小したら、ブレがわかりにくくなってしまいました。 |
福本楼さん前にて、こんどはリアル戦車に見えるような合成に挑戦してみました。 可動フィギュアでデジラマ合成画像を作るときは、いつもポーズに悩むのですが、 戦車はそういうのがなくて楽ですね! しかしながら、そんな戦車には「見栄えのいい角度」というものが存在していて、つい無意識にそのアングルで撮影してしまうのです。 というわけで今回、このアングルが多数登場します。…してしまいました。 |
大洗磯前(いそさき)神社の階段の上から この日は大晦日でしたので、神社は初詣の準備におわらわでした。 |
4話で、「もっとこそこそ作戦」開始時の坂。 大洗磯前神社からの下り坂です。 この先にある大鳥居をくぐって、アニメ史上において類を見ない(たぶん)、戦車による市街戦が展開されるのでした。 こちらは輪転がブレてて動いているのがわかりますね。 |
大鳥居前にて。 こちらも実車っぽく見えるように合成しました。 今回はひたすら同じようなアングルからマスクを切ったのですが、 この輪転のでこぼこした部分を地道に淡々とマスク切りしていると、だんだん無我の境地に近づいていく気がします。 ライティングの反射を抑えるために黒い紙の上で撮影するので、自動選択ツール系が使えるほどの明度差がなく、 ほぼ全て、手でなぞるように切っているのです。 |
4話で、IV号・三突・八九式が駆け抜けた海岸の通り。 沖には学園艦が停泊しております。 (本当は横須賀のジョージ・ワシントンを合成したものです) |
同じく実車風。 わかりにくい場所ですが、福本楼前での大ピンチを抜け出し、ダッシュで大通りにでて、 これから右折してマチルダIIを待ち伏せするシーンのところです。 なんか戦車が同じようなアングルばかりなので、いい加減マスク切りに飽きてきました。 |
いい天気の背景にも合成したかったので、晴天の水元公園で撮影したポプラ並木に置いてみました。 陰影にメリハリがあっていい感じです。 実際に施してある汚しにくわえ、デジタルでサビ色の汚しを追加して実車感を演出しています。 |
大洗マリンタワーから撮影。 ミニチュア風に加工した、大洗まいわい市場とIV号戦車です。 ワールドタンクミュージアムの戦車みたいですね。 こちらで「あんこう焼き」と「清酒・撃破率百二十%」などを購入。 あんこう焼きは大判焼きみたいでした。お酒もおいしかったです。 |
背景は横浜の元町商店街です。 これも背景をミニチュアっぽく見えるように加工したものです。 戦車は絞りをf5.6でボケ上等で撮影し、それに合わせるように背景の被写界深度を浅く加工したのです。 ミニチュアというよりは、戦車ジオラマ。 デジラマは実景に近づけるのが本来のあり方ですが、ジオラマに近づけていっても面白空間になります。 実車風とミニチュア風、同じような材料で作った同じような絵柄の画像ですが、 その面白さはまったく別物になるのですね。 |
2013年1月19日 20:08:48 |