今回は、ただいまTVアニメ絶賛放送中の「閃乱カグラ」の雲雀(ひばり)ちゃんです。 「閃乱カグラ」は、浅草の忍者学校で修行中の少女たちの日常と戦いの日々を描いたアニメです。 アニメの原作である3DSの格闘ゲーム、「閃乱カグラ -少女達の真影」は “おっぱいが3Dで揺れる”ことを売りにプロモーションをしていましたので、 アニメの内容もさぞかし修正上等のエロエロなのかと思いきや、意外とエッチな程度に抑えられていて、 むしろキャラクターの可愛らしさのほうが前面に出ている感じです。 ちなみにこのフィギュアは、ゲーム版のほうを基にしています。 |
アニメの舞台は浅草で、浅草寺の周辺がよく出てきます。 こちらは関東最古の寺社という、まさに本当の意味での“聖地”でもあります。 行きやすい場所でもありますし、今回の画像を作るにあたって背景の撮影のため浅草寺に行ってきました。 普通に撮影してもなかなかここまで背後がボケたりしませんので、 ミニチュア風の画像を作るときと同じ方法で、被写界深度を浅く加工して、遠くを多めにぼかしています。 それにしてもこのフィギュアは、雲雀ちゃんのふわふわした感じのキャラクターを良く捕らえていると思います。 程よく太めのボディーと、大きめに造形された手足が、大型犬の子犬のようなイメージで、とても雲雀ちゃんらしいです。 あとこの紺ハイとルーズソックスの重ね履きって、一部の女子高生(およびなんちゃってJK)の間で流行ってますけど、 デザインに取り入れるのが早いですね。 |
浅草寺の宝蔵門前 このフィギュアは右腕を差し替えることで、ダブルピースのポーズもとることができます。 とはいえパーツを変えてもキャラの印象はほとんど変わないので、 プレイバリューを増やすことにあまり貢献していないギミックなのですが、 まあ、どちらも可愛いので良いのではないでしょうか。 こちらも背景をぼかしていまして、ぼかす前の無加工背景はこんな感じです。 背景がボケると雲雀ちゃんが際立って見えるので、かなり印象が変わりるのがわかりますね。 |
伝法院通り 江戸の町並みっぽく改装された、伝法院通りのお店の前です。 お店の上のほうや看板などに江戸っぽい意匠が施されているのですが、ぼかしているのでよくわかりませんね… 背景をぼかすことの利点の一つに、通行人がフレームに入っても問題ない、というのがあります。 普通に撮るだけだと肖像権を侵害しかねないほどはっきりお顔が写ってしまい、こういった画像には使いにくいので、 いままでは人がいないときを狙って撮ったり、レタッチで丸ごと消したりしていましたが、全体ごとぼかしてしまえば問題ありません。 人がフレームに入っていると「賑やかさ」とか「生活感」とかが良く出るので、題材によってはあえて入れたい場合も多いのです。 |
伝法院の門の正面にある、イルミネーションの通り。 通り沿いにものすごく統一感のないイルミネーションが雑多に並んでいて、そこが妙な味わいをかもし出している場所です。 背景はデジタル加工ではなく、撮影するときにフォーカスを合わせないで撮ったものです。 フィギュアはライトを三方向から照らすように設定したあと、一灯ずつつけて撮影して、PC上で3枚を重ねてライトの強弱をそれぞれ調整して合成しました。 「閃乱カグラ」のフィギュアは、バンダイからは主人公の飛鳥と敵の詠が出て、このファットカンパニーからは斑鳩と雲雀が出る、など、 なぜかメーカー別々に発売されます。 これはなにか狙いがあってやっているのか、版権の都合?なのか、偶然なのかどうなのか。 ともあれ、私の本命である柳生ちゃんはどちらが出してくれるのか、とても気になるところです! |
2013年1月31日 22:50:30 |