ガールズ&パンツァー その3


前回に引き続き、今回もガルパンです。
今回は大洗を離れて秋葉原にフィギュアを合成しました。


万世橋を渡ると、ここはいまやすっかり廃墟スポットとなった秋葉原。
一部地域は建物崩落のおそれがあり立入禁止になっていますので、コミケ帰りに立ち寄ろうという方は、十分お気をつけ下さい。
最近では戦車道の市街地戦用フィールドとしても使われているため、たまに実弾も飛んできます!




はい、もちろん捏造写真です。

こちらの背景は、長崎県の軍艦島で撮影した建物の写真に、秋葉原らしいポスターや看板類を合成していったものです。
CGで貼り付けていくだけだから加工は簡単かとおもいきや、実際やってみたらコラにしか見えない画像になってしまい、
リアルに見せるとなるとけっこう難しい合成だったのでした。






こちらも捏造写真による廃墟アキバ。
看板がやポスターがかすれて退色した感じを出したり、錆びさせたり、
割れた看板の奥に蛍光灯の束を合成したりして、地味にリアリティを追求してみました。
ウェザリングの作業はとても楽しくて時間を忘れて没頭した結果、フィギュアを合成する時間がなくなってしまったり。



  

この2作品は、上に書いたように背景を加工するだけで休日まるっと使ってしまい、フィギュアや戦車プラモを撮影する時間すらなくなったため、
とりあえず手持ちの素材から使えそうな人物写真を貼り付けて作ってみたものです。
すると「たとえ壊滅してても俺たちは秋葉原に行く」みたいな、妙にかっこいい画像に。(クリックで拡大します)

またこういう偽廃墟画像をシリーズを作ってみたいです。






背景はこちらも軍艦島の中の建物の写真に、秋葉原で撮影したポスターや店の看板の素材を貼り付けたもので、
剥がされた広告看板等の素材を元に、レタッチでダメージ表現を施しています。
このダメージ作業も楽しかったです。

………それにしても、なんだろう、
3人の目線が来すぎて、見ていると不安になってくる画像のような?






今度の「GODZILLA」は最高でした!
「ゴジラがただのモンスターではなく人智を超えた神的存在である」ということを、2時間使って音と映像と脚本全てで表現しきってくださいました。
日本のゴジラ映画は、それを映像で描くことに成功した作品は、結局1作目以降なかったと言っていいと思いますが、
ハリウッドでついに成し遂げられてしまったのです。
日本のゴジラも復活して欲しいところですが、これを超えられるでしょうか……?
「惑星大戦争」的ななにか、は勘弁して欲しいところです。

画像に使用したフィギュアは、ネカ社のアクションフィギュアのゴジラです。
略してネカゴジラ。
単純なアクションしかできませんが、顔もハンサムだしなかなかいい出来です。
「GODZILLA」では人間とゴジラの対比をワンカットで見せるのを何回も繰り返して、観客にゴジラの巨大感をじっくり染み込ませていましたが、
この画像は、提灯行列も含めてそのオマージュです。



2014年8月16日 19:41:18