劇場版「ガールズ&パンツァー」の最新嘘情報

劇場版「ガールズ&パンツァー」は、まさかの実写映画

こんにちは。
最新の嘘情報をみなさまに届けする「嘘映画情報」、担当の木村世忍です。

今回の嘘映画情報は、2015年夏に公開予定の劇場版「ガールズ&パンツァー」の最新スクリーンショットを極秘入手!
そこから判明したのは、今作の正体がなんと大洗町を大縦断ロケした実写映画だったことなのでした。
今回の特集では、その最新スクリーンショットを初公開。
劇場版「ガールズ&パンツァー」の謎に迫ります!



気になる映画の内容はというと、アニメ版のプロデューサーである杉山潔氏がイベントなどでたびたび情報公開していたとおり、
戦車道の面々と巨大アライッペと戦うという「大怪獣映画」。
ガルパン新聞3号では「盛んに“吹いて”いる」「ホラ話」「荒唐無稽」などと相手にされていなかったその内容ですが、
どうやら本当だったようです。今後の杉山プロデューサーの名誉回復が待たれます。


それでは最新スクリーンショットとともに、映画の内容に迫ってみましょう。
大洗の港に現れる怪生物「アライッペ」
アライッペは大洗町のイメージキャラクターですが、映画では敵役を演じるようです。
夜の港をさまようアライッペ。
あらすじの、「大洗町民が行方不明になる事件が発生し、口元を赤く染めたアライッペが夜な夜な目撃される」
という導入部分の映像のようです。




大洗町の平和のために立ち上がった大洗女子の戦車道チーム。
大洗磯前神社に潜伏していたアライッペをIV号戦車で大追跡するシーンでは、公道を使用した大規模なロケが行われたようです。
TV版第2話の市街戦が実写で見られるかもしれませんね。




町内を縦横無尽に駆け抜けるチェイスの末、ついにアライッペを海に追い詰めたあんこうチームですが、
そのとき海には大きな異変が起きていました!




海を割って現れたのは大怪獣アライッペ!
あんこうチームは大ピンチに陥ります。
ちなみに怪獣映画において戦車砲が怪獣に効いたためしはありませんから、ここは逃げるが勝ちでしょう。




F15ストライカーユニットを装備した空自の空戦ウィッチが百里基地からスクランブル発進。アライッペに迫ります。
このF15は強そうですね!




さらに陸上自衛隊の10式戦車が攻撃を開始しますが、怒りに燃えるアライッペの侵攻は止まりません。
大洗の町はこのまま火の海に飲まれてしまうのか!?
負けるなあんこうチーム!戦え西住隊長!





「………ふぁっ??」



というわけで、やっぱり大怪獣アライッペは冷泉さんの見た夢、というオチなのでしょうか。
















_人人人人人人人人_
>ドーーーーーーン<
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄









反撃に転ずるには、まず戦場の正確な情報が必要です。
南斗西住流奥義「人間砲弾」を会得した秋山殿による航空偵察。ヒャッハー!




ついに!
西住隊長の「ボコられグマ」っぽいモビルスーツが発進!
プラウダ高校も巨大ロボで助っ人にきてくれました。ノンナさんの持ってるのがロボのコントローラーのようです。
さらに2校が参戦!
   



さらに黒森峰のまほお姉ちゃんがビッグでデュオなメガデウスで、
サンダース付属のケイさんも海のKaijuと戦うの専門の巨大ロボで駆けつけてきてくれました。

さあ、地上最強のロボット軍団が反撃開始です!信じられるかこのパワー!
決戦!大海獣!



ガバッ
「ファ〜〜〜〜ッ!?」




というわけで劇場版「ガールズ&パンツァー」の最新スクリーンショットを中心にお送りした嘘映画情報でした。
嘘映画情報は今回で最終回になります。
それではさようなら!





で〜は〜、改めまして気を取り直して、
以上の嘘画像の解説をしたいと思いますよ。


今回より3DCGソフトを導入しています。

今までは、水上に合成した物体の水面への映り込みは
レタッチして歪めてそれっぽくごまかしていたのですが、やはりクオリティはいまいち。

そこで今回はまず3DCGで水面を作り、
その上にアライッペの画像を置いて反射させた画像を出力し、
それを実景に合成しているのです。
夜の港にたたずみ、只者ではない雰囲気を漂わせるアライッペさん。

見ての通り昼に撮影した背景を夜っぽくレタッチしたものですが、
あえてホラー系サウンドノベルの背景みたいなフェイクっぽさを残して
怖い感じにしてみました。
ちなみに私は、アライッペの正体はドラゴノザウルスの幼体だと思っています。
アニメにも出てきた、大洗磯前神社からの下り坂です。

今回の使ったアライッペのぬいぐるみは「りんてつ応援団」謹製。
体から生えているシラスの一つ一つに目が書かれているなど手間のかかったアイテムです。

IV号戦車はぺあどっと製 IV号戦車D型 エンディングVer. プラモデルです。
マット吹いて汚しもちょっと入れたんですが、素材が薄い部分にプラ特有の半透明感が出て、
写真に撮ると素組にしか見えなくなりました。
写真撮影する模型は全塗装して、ウェザリングを少し強め位にするのがいいようですねぇ。
大洗マリンタワーから見下ろした風景にアライッペを合成しました。

波立つ水面の下にあるものはとても複雑に屈折して見えるもので、
それをフォトショレタッチで再現するのは難しいものです。というか無理。
今回は3DCGで作った水面の下にアライッペの画像を置き、
光の屈折をソフトに計算させて、出力した画像を実際の水面に合成しています。

ついに現れた巨大アライッペ!
本物のアライッペっぽいバランスになるように、貝を少し大きめに修正しています

水しぶきはCGではなく、実際の波とか噴水の水を素材にして合成しています

かなりどうでもいい画像ですが、
なにげに時間がかかりました。
その多くは、右寄りにあった電柱を消すという
非生産的な作業に費やされています。

百里基地というのは大洗にほど近い場所にある航空自衛隊の基地で、漫画「ファントム無頼」でも有名なところです。
ここのF4ファントムはたまに大洗上空を飛んでます。

空戦ウィッチのストライカーユニットはF15のプラモデルを合成して両足につけたもの。

10式戦車の素材がなかったので、手近なもので代用。
せっかくねんぷちを箱で買ったのに、お見せするのは後ろ姿ばかりでもったいないです。
冷泉さんおはようございます。
ガルパン新聞3号にもあるとおりの夢オチだとしたら、
それは冷泉さんが見てた夢なんだろうなぁと思います。

figmaに対してねんぷちはちょっと大きめなので、
二体別々に撮影し大きさを調整して合成しています。

冷泉さんの毛布は大洗水族館で買ったサメ柄の可愛いハンドタオル。
沙織さんの本もはこういうのになってます。
本は豆本ではなく新書の実物を合成しています。


楽しい時も悲しい時も、「やだもー」とつぶやくだけで
人は生きていけるという人生訓の本です。嘘ですが。


まだまだつづくよ〜!(え〜…

南斗人間砲弾はアニメ版「北斗の拳」に出てきたアニメオリジナルの技(?)でして、
まぁ、酷すぎて伝説です。youtube 南斗人間砲弾

最初、この画像の背景にはマリンタワー展望室から撮った風景をそのまま使っていたんですが、
一見どこにでもありそうなのどかな住宅街なので、その場所が大洗だとわかりません。
ランドマークになるものが画像に写っていれば場所がわかりやすいのですが、
大洗最大のランドマーク、大洗マリンタワーは写らないのです。
なぜならば、その中から撮影しているから。無理案件。

仕方がないので大洗マリンタワーを3DCGで作りました。
本物と比較するとけっこう形が違いますけど。
杉山プロデューサーのリーク情報によれば戦車が合体して巨大ロボになるとのことですが、
それを絵にするのは難しいのでこうなりました。

最初はドルバックのタルカスとか買って使おうかなとも思ったんですが、
予想以上のプレ値だったので諦めました。きっと古すぎてネタが伝わらないし。

ベアッガイをボコちゃんに改造するのは、すでに多くのモデラーさんが挑戦していますが、
塗り分けが面倒なので、ここでは素組のベアッガイにフォトショで着色しております。

奥の子はロシアの誇るアイドル、チュブラーシカ(白)。
これはフィギュアではなく立体パズルです。パーツのつなぎ目がロボっぽいんです。

本当はノンナさんにカチューシャを肩車させたかったけど、ねんぷちでは不可能でした。
あとプラウダ高校のロボには「パシフィックリム」のチェルノを使いたかったんですが、
これもけっこうプレ値がついてて断念。

ケイさんが乗っているのは「パシフィックリム」のジプシーデンジャー。
アメリカ製で海からきたkaijuと戦うロボットといえば、これでしょう。

まほお姉ちゃんが乗っているのはアニメ「theビックオー」のビッグデュオ。
なんでこのロボットかというと、
ビックデュオに乗っていた人物が「シュバルツ・バルト」という名前だったからです。

つまりドイツ語で「黒い森」という名前で、そこに黒森峰とのつながりが…
…細いつながりですが…これ以上に黒森峰なロボって無いような…

せっかく持っているフィギュアなので、どこかで使いたかったんですよ。
お姉ちゃんも助けにきたよ!

コクピット内は全部CGです。
ミニチュアを作るとなるとこういうのは大変なんですが、
CGなら比較的楽です。
ショータイム!

こちらもコクピットなは3DCG。
ジプシーデンジャーは人の動きをそのままトレースする操縦システムですが、
ケイさんが乗り込んでいるコクピットは本物と違って、
モビルファイター式になっています。

画像の使いまわし再利用。
冷泉さんの顔はねんぷちの「はちゅねミク」ヘッドを合成しています。かわいい。

沙織さんの読んでいる本もこちらに変わっております。
新書にありがちな装丁とタイトルにしてみました。



なお、当サイトは沙織×麻子を応援しています。






最後に、
今回の更新に先立って、2ヶ月前にツィートしたものがこちらになります。
私のツイッターはこれです。まれにつぶやくのみで閑静です。
またこういうネタやりたいなぁ。




嘘映画情報は最終回ですが、当サイトは今後も細々と続けてゆきますので、よろしくお願いします。


2015年1月23日 21:52:02