9月27日(日)晴れのち曇り

きょうは幼なじみの風ちゃんが遊びに来ました。
彼女は昔からそうだけど、早起きさんなんだよね。


チャイム:ピンポ〜ン
 たまき:こんな朝早くから誰だろう・・・。あ、わかった。(笑)
チャイム:ピン・・・・・・・・・・・ポ〜〜ン
 たまき:このチャイムの押し方は間違いなく風(ふう)ちゃんだ。
     はいはい。(パタパタ)





 ふう:おはよ〜!たまきちゃん。
たまき:おはよう、ふうちゃん。相変わらず早いね、まだ7時だよ。
 ふう:人生を有効に使う秘訣ですね。
    ねぇ、いいとこね、ここ。
    
 ふう:聞いてはいたけど、ほんとに海の上なのね。

たまき:わが新居にようこそ、待ってたよん。
     あ、紅蘭まだ寝てるから静にね。昨日、寝るの遅かったみたいなの。

 ふう:ああ、紅蘭って同居人さんね。じゃあ静かにする。




 ふう:海が見える〜!シパダンの水上コテージ思い出すね〜。
たまき:あれが忘れられなくってね、こういうとこ探したの。
    おととしだっけ? 行ったの。


 ふう:もう2年かぁ。せっかくダイビングの免許取ったのに、
    あれ以来潜ってないの。

たまき:えー、もったいない。



 ふう:ねぇ〜、今度どこか一緒に行こうよ。たまきちゃんとだったらまた潜る!
たまき:もう一回講習うけたらね。ペーパーダイバーじゃん。

 紅蘭:た〜まき〜、これ食べてもええんか〜?
たまき:いいよー!・・・紅蘭起きてきたみたい。
    紅蘭のパジャマすごいよ、びっくりしないでね。

 ふう:え?・・・えっちなやつ?

 紅蘭:たまき、おっはよーさん。なんや話し声が・・・わっ




 紅蘭:お、お客さんかいな。ひとこと言ってほしいわ、恥ずかしいやんか〜。
たまき:あはは、ごめんごめん。
 ふう:・・・・・!?

たまき:このかいじゅうが同居人の李 紅蘭。
    こっちは幼なじみの鳳凰寺 風ちゃん。
 ふう:はじめまして、鳳凰寺風です。
 紅蘭:あわわ・・・、李紅蘭です、よろしゅうたのんますわ〜。
    今着替えてくるさかい、ちょっと待ったってや。
    ・・ちょっと、たまき。

たまき:なぁに?
 紅蘭:イジワル。

たまき:あはは。それ、似合っててかわいいよ、紅蘭♪

 紅蘭:・・・ふん、かなわんなぁ、もう。(パタパタ)




たまき:面白い子でしょ、紅蘭って。
 ふう:そうね。・・・二人とも呼び捨てなの?

たまき:そうだよ。紅蘭がそうしてくれって。
    ねぇ、キッチンにいこう、わたし朝ごはんまだなの。
    風ちゃんもなんか食べる?

 ふう:・・・うん。

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このあと3人でお話して、お昼くらいに風ちゃんは帰りました。
風ちゃんあのあと、ちょっと元気なかったなぁ。
どうしたんだろ。

そう言えば、今夜またヴェスパの盗難防止の警報機が鳴ったの。
あれはどうなってんだろう。今度はずすように紅蘭に言わなきゃね。

じゃあ、おやすみなさい。



   

 

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