10月1日(木)晴れ 昨日の晩、警報機のことで紅蘭とけんかしちゃいました。 紅蘭は「絶対故障や無い!」って言うんだけど・・・。 困ったなぁ。 二人で暮らしていくって大変なことなのかもね。 きょうは紅蘭のほうが早起きでした。 たまき:はぁ、おはよう紅蘭。きょうは早いね。 それ、新しい着ぐるみ?フワフワで可愛いじゃ〜ん。 でもお洗濯大変そうだね♪ 紅蘭:・・・・・・・ん。 たまき:・・・・怒ってるの? 紅蘭:・・・・・・・。 たまき:私、紅蘭が機械に強いのは認めるし、 むしろ、いつもすごいなぁって思ってるよ。 ・・・でも、あの警報機はおかしいよ。 このへん近所に家がないからいいようのもんだけど、 最近しょっちゅうじゃん。ピピピピって。 うるさくて、たまんないよぅ。 紅蘭:・・・・・・・・ん。 たまき:ねぇ、もしかして、あの機械不良品なんじゃないかな。 紅蘭のわからないようなところが壊れてるんだよ、きっと! 紅蘭:・・・・・・・・。 たまき:・・・・はぁ、困ったなぁ。じゃあ、もうしばらく様子を見よう。 ね? 紅蘭:・・・・・・・・・ん。 たまき:あっ!? 紅蘭:・・・・・・・・・。 たまき:抱きついたりしたらくすぐったいよん、このきぐるみ・・・・・・。 たまき:紅蘭・・・・・・。仲直り? じゃあ、朝の挨拶からね! おはよう、紅蘭♪ 紅蘭:おっはようさ〜ん♪な〜んや、また朝から話し声がするで。 またお客さんかいな。 たまき:・・・・・・・・。 紅蘭:たまき、あのぅ・・・・・・。 たまき:・・・・・。(ドキドキ) 紅蘭:・・・・・それ、・・・誰? たまき:・・・・さあ、いままで紅蘭かと思ってました。(ドキドキ!) 白いの:がるるるるぅ 紅蘭:たまき、動いたらあかんで。じーっとしときや。 たまき:わたしどうなっちゃうの? 白いの:・・・んふぅー。 紅蘭:これは「たまきの日記」やから、これが書かれてるってことは、 とりあえず無事ってことや! たまき:何わけのわかんないこと言ってるのよぅ。 紅蘭:もしかしたら、ヴェスパの警報機が作動したんは、 そいつのせいやったのかもしれん。 ヴェスパには、正体わからん白い毛ぇが、いつもついてたんや。 たまき:そっか。ごめんね紅蘭うたぐったりして。私が悪かったよ。 ・・・・最後に謝れてよかった。うう、さようなら。 紅蘭:いや、それはええねん。うちこそ、かんにんな。 というわけで、ちょっと待っててや。 たまき:あ・・・紅蘭! 白いの:・・・ぐるるる。 たまき:(ヒーッ!) 紅蘭:さあ、パイ(白)ちゃ〜ん、ええ子やなぁ♪こっちきいや〜。 たまき:それヴェスパ・・・。あっ (ボテッ) 白いの:がるう! 紅蘭:たまき、だいじょぶか? たまき:・・・・・何ともないみたい。は、早く逃げよう。 紅蘭:う〜ん、うちとしたことが・・・。出口ふさがれてもーた。(笑) たまき:わたしの部屋まで行ければ、海に飛び込めるよ。 紅蘭:・・・・・なんやあれ、なんかついてるで。ほら首のとこ。 ・・・よう見えんな。 たまき:私読めるよ。ええと、電話番号?わんぱ? 紅蘭:とりあえずかけてみよ。キッチンに電話置いて正解やったなぁ。 TEL:(トゥルルル・カチャ)・・・はいジュディです。 紅蘭:あのう、うち李紅蘭というものですが、 おたくさん、白くて大きい動物知ってはります? ジュディ:ワンパですか?見つかったんですね? ああ、撃ち殺されたりしてないかしら。 紅蘭:残念ながら今、目の前でバイクいじってますわ。 なぁ、早よう助けてぇな。うちらの方がヤバいんや〜。 ジュディ:あら、顔は怖いですが、ワンパちゃんはおとなしいんですよ。 たまき:なんだって? 紅蘭:・・・・・・おとなしいし、一通りしつけてあるから大丈夫やて。 芸もできるらしいで。 たまき:ペットなの? 紅蘭:ワンパ!お手! ワンパ:(サッ!) 紅蘭:ほんまや〜♪ なんや、かわいなってきたなぁ。 たまき:ほんとだぁ、ねぇ、わたしもわたしも! ワンパ!おかわり! ワンパ:(ササッ!) たまき:キャー♪ 紅蘭:出来るだけ早よう迎えに来るさかい、 ちょっと預かっててほしいらしいわ。 たまき:ええ? 紅蘭:食べ物とかは札に書いてあるらしいで。 ・・・・・・ええっと、ほとんど果物やな。 トーントーンって何やろ?(笑) たまき:どうなっちゃうんだ、わたしんち。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 この子、本当におとなしいみたい。 なつかれてしまって、今、私の部屋にいます(ヴェスパも)。 なんでヴェスパがお気に入りなのかなぁ。 それ以前に、何なんだろうこの子。(笑) ・・・・・・じゃあ、おやすみワンパ♪ |