今回はコナミの「陸上自衛隊大全 弐」です。2005冬のワンフェスで先行発売していたのを買って、 そのまんまきれいさっぱり忘れ去っていました。(ぉ …結局いつ発売したんだろう、これお店で売っているのをいまだにみたことないんですヨねぇ。 陸上自衛隊装備大全(以下「装大全」)シリーズの第壱段は以前ここで紹介済み。 第壱段に比べると、この第弐段は細部がだいぶましになって、細かいモールドにメリハリが出て、 精密感が増した感じです。これだけ見ていると、なかなかいい出来に思えてくるくらいです。 では、隣にワールドタンクミュージアム(WTM)の戦車を置いてみましょう。 下の画像は、左がWTM、中央が今回の装大全弐、右が前の装大全壱の、90式戦車です。 おそらく同じ原型から起こした型で作られている「壱」と「弐」ですが、量産されたものを見ると その出来具合の差は歴然としていますね。短期間の間に生産技術がだいぶ進歩したようです。 さて、「WTM」と「弐」を比べると、やはり軍配は「WTM」にあがるわけですが、 そういった優劣とは別に、両者の造形の目指す方向の違い、のようなものも見えて面白いです。 装大全はゴチャゴチャ感が強調されたメカフィギュア。 WTMはメカをそのまま縮小したミニチュアとしてのフィギュア、という感じでしょうか。 …なんて、私の勝手な思い込みかもしれませんけど。w |
87式偵察警戒車 25mm砲を搭載し、6WDの足回りを持った偵察用の装甲車です。通常の偵察任務の他に、敵に対して攻撃を仕掛けてその出方を見る、威力偵察任務用としても使えるそうです。 フィギュアは、ゴチャゴチャ感が強調されているので無骨な感じですが、本物は表面がフラットで、なんだか箱っぽいイメージの車両です。 ちなみにこの87式偵察警戒車は、6月11日から劇場公開される「戦国自衛隊1549」で活躍するようですね。 そういえば、劇場版「仮面ライダー響鬼」も戦国時代でしたっけ。なにかムーブメントでもあるんでしょうか。 国会議事堂前 いまいち精密感にかけるフィギュアなので、あまりデジラマ向きではないのですが、せっかくなので作成しました。 アップに出来ないので、あえて風景の一部にというか、ちょっと距離が離れた感じで。 左側の潅木の向こうに軽装甲機動車と96式装輪装甲車の屋根が見えます。 |
74式戦車 マイフェイバリットな戦車です。 74ラブ。74萌え。 以前、WTM4のときに取り上げてるので、本物の写真やら、装備の説明やら、74式への熱い想いやらはこちらをどぞ。 軽装甲機動車に先導されて 路上をひた走る74式達です。 先回の第壱段のときは、ネタがらみなのもあって造成地のような背景に合成したわけですが、 この第弐弾ではできるだけこういった都市的な背景に合成してみたいな、と思います。 こういう非日常的な絵に面白みがあるかな、とか… ちなみにいくら非日常的だといっても、外国の戦車を日本の背景に合成するのは真っ平ごめんです。 実際、今までのWTMネタで相当数の戦車デジラマを作りましたが、使用した背景は全て海外の風景です。 |
96式装輪装甲車 8WDの兵員輸送車です。用途はエリアン2に出てきたAPCと同じ、といっていいでしょう。12.7mm重機関銃もしくは96式40mm自動擲弾銃が装備されています。 この車両はイラクのサマワへも派遣されているそうです。 秋葉へむかう道 右が96式。左に軽装甲機動車。前には87式偵察警戒車がいます。 ちょっとアップすぎますか、シャープさに欠けたディティールが目立ちますね。 暗いからごまかせるかと思ったんですけど〜。 |
軽装甲機動車 ヘリや輸送機でも輸送できる軽装甲車両です。イイカンジなので海自も導入を決めました。 これもイラクで自衛隊員の方々とがんばっています。 陸自特自合同フェスタにて なんだかいつもの流れになってまいりました。 合成するアイテムを増やすとデジラマ作る手間が2倍にも3倍にもなっていいくわけですが、 それでもやっぱり普通に合成するよりも、こういうのが楽しいです。 もはや軽装甲機動車の存在がどうでもよくなりつつあるあたり(笑)、問題ですけどね。 |
MLRS (Multiple Launch Rocket System) 多連装ロケットシステム 自走ロケット発射機M270 アメリカ製の兵器システムで、搭載されたM26 227mmロケット弾12発を1分間で発射できます。ロケット弾の弾頭には644個の個爆弾が入っており、12×644=7728発の爆弾が敵の頭の上でばら撒かれるという寸法です。また、兵装はローンチポッドと呼ばれるコンテナ式になっており、これを入れ替えることでロケット弾の代わりにATACMS地対地ミサイルを打ち出すことも出来ます。細かいことはこちらをご覧になってください。地味な外観からは想像もつかない、恐るべき超長射程兵器です。イラク戦争でも大活躍したんだろうなぁ。 迎え撃つMLRS 標的までの距離が10Km以下だと不発弾が出やすいとか。なのでこれでは近すぎますね。 お台場に侵攻してきた特殊生物を攻撃するなら、M26 227mmロケット弾なら近くて新宿、遠くて所沢、 という感じでしょうか。 ATACMSミサイルならブロックIタイプで前橋、 ブロックIIAタイプなら新潟市から攻撃できそうです。(シーカーが作動するとして) 効果があるかどうかはまた別問題。(ぉ ちなみにこのゴジラはファイナルウォーズのやつ。 こいつは身長が100mもあるので、いつもより大きめに合成しました。 |
90式戦車 陸自の主力戦車、90式です。 以前とりあげたときのその1、その2 もう25年も前の戦車なんですが、大きなバージョンアップもないまま、毎年細々と調達されています。もっとも、近隣の仮想敵国の装備を見れば、90式で充分渡り合えるみたいですけど。 迎え撃つ90式戦車 …しかしながらこの敵に対しては、120mm滑空砲をもつ90式でもさすがに無力かと思われます。 このまま反重力光線の餌食になってしまうのでしょうか!? それは忍びないので、デジラマに具を追加。 特自と機龍が助けにきたおVer. 対空装備も充実した機龍ならば、ノーマルなゴジラよりも容易に、キングギドラに勝てるでしょう。 キングギドラって意外と打たれ弱いところがあるしね。(笑) ゴジラシリーズは去年終了したので、今年から機龍シリーズ開始! …ってわけに行かないかなぁ。お話作りやすいと思うんだけど。 昭和のゴジラがつまらなくなったのは、ゴジラが人間の味方になったせいではなく、 福田淳のせいだと思うんですよね。(私は福田作品、結構好きですが) 今ちゃんと作れば、エンターテイメント性の高い、新しい怪獣映画が作れるのではないでしょうか! そんなわけで私は、人間と共に戦うゴジラとしての、機龍の復活を望みたいです。 そうだ手塚監督、「戦国機龍隊1549」とかどうですか!! 機龍ごと戦国時代にタイムスリップですよ!もう歴史の修復は完全に不可能ですよ!(ぉ |
2005年5月25日 21:11:23 |